本日は
食事での香害対策において、
甘味についてどうするか、
腸内環境を整えることに着目した場合、
蜂蜜をオススメしない理由について
続きです。
閲覧ありがとうございます、
自然なくらし研究所の湯木です。
季節は春を迎え、
過敏度の高い方やお子さんたちは、
花粉や黄砂が飛んでくる中で
付着して来る
香害にも注意が必要ですね。
外出先においても、
室内では保湿のために
香り付きの蒸気が焚かれたり、
花粉が舞わないようにと換気の頻度も
低くなって空気が澱んだり、
香害のリスクは高まりがちでしょう。
免疫機能の強化に力を入れるため、
常飲する水には
自然塩(天然塩)と果汁を加えましょう♪
にがり等によるマグネシウム補給も効果的です。
ビタミンCとDの補給を
意識することも大切です!
ビタミンCは、
添加物として使用される際に
表示が免除される仕組みがあるので、
要注意です。
安全な食品を選べる表示になるよう
知識を深め、広めましょう。
さて本題、
食事での香害対策において、
甘味についてどうするか、
腸内環境を整えることに着目した場合、
蜂蜜をオススメしない理由は2つ。
糖質制限が健康に効果的という話を
訊いたり見かけたりする機会が
増えたという方もあるでしょう。
余分な糖質は、タンパク質と結合して
熱が加わることにより、
終末糖化産物(AGE)に変化し、
あらゆる病気の原因となる「慢性炎症」を
引き起こします。
砂糖を避ける理由として、
ヒトの手によって精製=自然には存在しない
甘味ですから、
自然なくらしにおいては
超えるはずのない糖質の量を、
優に超えて摂取できてしまうからと紹介しました。
腸内環境において、慢性炎症は
アレルギーや過敏症状の原因になりますから、
腸内環境が荒れて不調が表れている、
胃腸が弱っているなど健康でない状態において、
同じ甘味ならば砂糖を選択しないことが
大切というわけです。
血糖値にも急激に影響するので、
脳機能低下の原因にもなってしまいます。
受動喫煙や香害など化学物質による影響によって
ブレインフォグが酷くなるという方も要注意。
文科省の日本食品標準成分表データを参考に、
糖質の含有量を比較したところ
砂糖 > 蜂蜜 > 本みりん
となって、
蜂蜜は砂糖に次ぐ高さの含有量と
いうことがわかりました。
サツマイモ、カボチャ、スイートコーンにおける
糖質は、本みりんよりも低いことから、
野菜の甘味を生かした調理は
蜂蜜よりも選ばれるべきと言えます。
穀類(ご飯は約150g、麺類も100gは超える)
の数値と比べても、
一度に100gも食べないだろう生の果物や
ドライフルーツは妥当でしょう。
各食品の包装には
栄養成分表示が記載されていますから、
そちらの炭水化物(糖質)の数値を目安に
考えてみると、より自分の生活に合った
内容を知ることができます。
確かに蜂蜜は、
砂糖に比べると甘味を感じる強さも異なり、
ミネラルが豊富に含まれます。
そこで
蜂蜜の摂取をオススメしない理由の2つめ、
含まれる内容についてです。
受動喫煙や香害など
化学物質による影響によって
不調が表れている=腸内環境が荒れている状態において、
乳幼児に推奨されていない食べ物は
控えたほうが賢明と考えます。
なぜなら、乳幼児は胃腸機能が整っていないことを
理由に食事内容へ配慮が要される点で、
弱った身体を労わるためには
参考になるからです。
腸内細菌の整っていない乳幼児には、
蜂蜜内で生き延びたボツリヌス菌が
悪影響を及ぼすリスクを理由に、
食べさせることがNGとなります。
腸内に至ったボツリヌス菌が増殖して
毒素を出すからです。
ボツリヌス菌は熱に強い芽胞を作るため、
120℃4分間以上の加熱をしなければ
完全に死滅しません。
電子レンジの加熱でも不十分とされます。
腸内細菌の競争に勝てないから大人は蜂蜜OK
という理論なので、
腸内環境が荒れている状態の大人は
蜂蜜のボツリヌス菌のリスクを考えるべき、
となるわけです。
同じ観点では、
日本において、自家製の「いずし類」や
真空パック詰食品による食中毒事例が報告され
ていますので、要注意でしょう。
真空パックでは、
辛子レンコン、ハヤシライスの具材、
あずきばっとう等です。
缶詰や瓶詰めの食品についても、
製造時の加熱が不十分であるとボツリヌス食中毒の
原因食品になることがあります。
ボツリヌス菌が死滅する
120℃ 4分間以上加熱加圧処理をした
レトルトパウチ食品は、室温保存が可能ですから、
よく表示を確認しましょう。
食中毒のリスクを回避するという点では、
妊娠中に気を付けたほうが良いとされる内容を
参考にするのも適すると考えます。
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