閲覧ありがとうございます、
自然なくらし研究所の湯木です。
前回は、
科学的に化学物質削減を考えるなら
SDGsを意識した自然なくらしをイメージ
していけば......というお話でした。
昨今では宅配で様々試せるという点を考えると、
自分に合った自然なくらしをイメージしやすく
気軽にカスタマイズしてくことができると思います。
本日は、日曜回の続きです。
過敏症の方々からきいた話をもとに
自然なくらしにおける食材選定について考えます。
作物を育てるにあたって、実は
パターンがいくつもあります。
1)減農薬
2)無農薬
3)指定されている農薬不使用
4)減化学肥料
5)無化学肥料
6)指定されている化学肥料不使用
7)無堆肥
8)有機肥料使用
そもそも、その土地によって
土壌に含まれている成分も違います。
口に合うものは、基本的に身体に合うものと
考えられますので、試していきながら
特定していくことが大切となるのでしたね。
現在、その基準として最も問題な表記は
「有機JAS」です。
「有機JASマーク」は、
有機食品のJAS規格(有機JAS規格)に適合する
と認証を受けた物にだけ表示されます。
有機JAS規格は、農林水産大臣が制定した
日本農林規格(JAS規格)であり、
農林物資の規格化等に関する法律(JAS法)に基づいています。
「オーガニック」や「有機」といった言葉を使用できるのは、
法律で定められて認証をうけた事業者だけということです。
実態が同じでも、認証を受けていなければ
「オーガニック」と表示してはいけない、というわけです。
しかし、有機農産物JAS規格の中には、人体への安全性や
健康への効果などは、実は一切考慮されていません。
過敏症の方の多くが、有機JASマークがあっても
身体に合わないものが多くあると話されていたこと
と符合する内容です。
内部での手続きを進めているとのこと。
基準としている内容の改悪が進むなら、
オーガニックの表記がされていても、即決しては
安全性が不確かということになります。
逐一、詳しい内容を確かめる問い合わせが必要になってしまいます。
問い合わせに誠実に答えてくれる企業も多いですが、
手間がかかって本来の業務へ支障をきたしては、
誠実な企業と、情報を求める我々消費者と、
お互いにダメージが大きいと思われます。
現に農水省では
ゲノム編集の種子を有機認証にする手続きをしている
とのことですから、声を上げる必要があります。
さらに、表記の改悪問題が......
次週へ続きます。
先月の記事では、人材募集ついて案内しました。
ご興味のある方はどうぞ、ご連絡のほど
よろしくお願いいたします。
明日は、自然なくらしにおける
スマホ(携帯電話)の電磁波削減についてです。