さすがに昨日が朝早く夜遅かったため、3日目の朝はゆっくり起きた。
彼は朝からずっと裸。
なぜか服着ないで全裸でいる時は続けてエッチしたい時。
それがわかってるなら構ってあげれば良いんだけど、私はもうシャワー浴びて日焼け止めまで塗って、髪の毛半乾きでこれから化粧するのにって時で、するとまた日焼け止めから塗り直しとかでさ。汗かきたくないし、シーツに顔つきたくないし、、とか色々あるんだけど、全裸で待ってるから無下にもできなくて。そしたら痺れを切らした全裸の人が来て!って手を広げてるからその胸に飛び込んだ。
なぜ彼がこんなに余裕かましてるかと言うと今日は彼にとってはそこまで時間かけなくても良いだろってとこに初めに行くから。でも私にとっては何年も前から行きたくて念願叶ってやっと行ける場所。
そう、知覧特攻平和記念館!
ずいぶん前から一度行って見たかった場所。絶対に行きたかった場所。そこに彼と行けるなんて運命を感じる。
彼は前に行ったらしく30分くらいで見終わるよ、とか言ってたけど、ないない。最低でも1時間、余裕を持って2時間から2時間半は必要だと思う。
遅めに出たから朝食ブッフェには間に合わず、カフェでパンとコーヒーをテイクアウトして車で食べながら向かう。
知覧の文字が見え始めたら、Lisaの炎かけてもらった。彼がしつこく、泣く準備してるの?と聞いてきたけど、そうだよ。
あの歌のメロディーが涙を誘い歌詞と特攻が重なる。
もう煉獄さんは鬼に殺されたんじゃなくて特攻で亡くなったのかと思うほどよ。でも
意思の根本はそうだよね、後世を守るため。
着いてからまずは視聴覚室で始まる語り部を聞きにいった。約30分。
ただ見て回るより、解説され映像を見る方がより深く理解する。
やっぱり、涙なしには聞けない。
あちらこちらで鼻を啜る音が聞こえる。
私はただ涙が溢れてきた。
泣くとかじゃなく、ただ涙が溢れてきた。
たった78年前の出来事。
少年、青年たちの綺麗な文字、親を敬う礼儀正しい文章。
優秀な命がいくつも一瞬にして消えた、命の尊さってなんなのだろう。戦争で人の命は簡単に壊されてしまう。物でも機械でもない血が流れ生きている命なのに。唯一無二のたった一つの命なのに。同じ物は2度と作れないし存在しない。そんな尊い命になんということをしたのか。
心にズシンとくる。
何もできない代わりにしっかりと見る必要があると思う。ただのお話ではなく生きて存在していた人たちであったと心に刻まなければいけないと思う。
ゆっくり見終わって、近くの茶屋でお昼を食べた。
武家屋敷も行きたかったけど、時間がなくて次の目的地へ出発。
次の目的地がこの旅の最後の観光地。
指宿にある海を見ながら入れる露天風呂。
ここは彼のオススメの場所で連れていきたい場所No.1だったのだ。
知覧から1時間弱でつく、その道中は悲しみを追払い彼は元気に歌を歌いながら運転。
私はナビに集中。
つづく