ワーナー・ホーム・ビデオ
 雨に唄えば 50周年記念版 スペシャル・エディション

 
 「雨に唄えば 弾む心よ よみがえる幸せ 黒い雲に笑いかければ

 心は太陽 愛が芽生える …」

 悶えながら観る。何度も観る。何度でも唄う。

 矢張り自分は底抜けに明るい、素敵に可愛い、美しい映画を愛している。

 エンターテイメントは矢張りこうでなければね!

 夏目 漱石
 夢十夜 他二篇

 実を言うと、夏目漱石は然程好みではない。

 「こころ」にしろ「坊っちゃん」にしろ、どうも自分の嗜好とは

 ピントがずれる傾向が強いのである。

 (芥川龍之介は愛しているけれど、師と弟子は飽くまで別物)

 しかしこの夢十夜は結構お気に入りで、しばしば読み返す。

 運慶なんて、なんとも象徴的な話ではないか。

 古川 日出男
 アラビアの夜の種族

 一気に読み進め、幸福な読後感に浸る。

 そう、その通り、物語とは拡散し、継続し、永遠に生きるもの。

 素敵な物語を有り難う、と古川氏に感謝の意を送る。

 ワーナー・ホーム・ビデオ
 マイ・フェア・レディ 特別版

 画像は特別版だけれど実際に鑑賞したものは旧いビデオテープ。

 全く飽きずに最後まで一気に観てしまった。流石名作!

 淑女となるまでを描く前編と成功の後の彼等の心の機微を描く後編、

 この二幕があるから、明るく愉しいだけではなく深い人間性まで滲ませる

 素晴らしい作品が完成したのだと思う。映画の底力を見せ付けられた気分。

 ワーナー・ホーム・ビデオ
 時計じかけのオレンジ
 近未来の映像が実に面白い。
 作られた正確な年代は知らないけれど家具に関しては
 そのまま今に当て嵌められるね。
 音楽と映像のマッチが不思議な印象を作る……
 一言で言い表すことが難しい映画だ。兎に角、もう数回見たい。
 
 ベルンハルト シュリンク, Bernhard Schlink, 松永 美穂
 朗読者
 自分がこれまで読んできた中で特に印象的だった恋愛小説は
 「マディソン郡の橋」 「ウエハースの椅子」そしてこの「朗読者」だ。
 恋愛小説の枠をはみ出さず、それでいて恋愛以上のものを
 読者に対して問い掛けてくる、静かで重い物語である。
 
 ジェネオン エンタテインメント
 ニュー・シネマ・パラダイス

 完全版と劇場版の二種類があるらしいけれど、

 私が観た方は恐らく劇場版。音楽だけは知っていて、昔からのお気に入りだった。

 鑑賞後、世界が美しく見える。

 善い作品は心の活力剤だと実感させられた。

 「自分のしたことを愛せ。子供の時、映写室を愛したように」

 浅田 次郎
 勇気凛凛ルリの色

 私が死んだらこの本を始めとする全四冊を棺桶の中に入れて欲しい。

 愛読書であると同時に人生の指針でもある。

 「蒼穹の昴」とこのエッセイシリーズで私は浅田次郎に惚れた。

 出会えたことが僥倖だと思わせられる、自分にとっては大事な本だ。

 ゲッツ板谷, 鴨志田 穣, 西原 理恵子
 インド怪人紀行

 以前書いた「タイ怪人紀行」から三冊目(二冊目「ベトナム」編は未読)、

 今回は読んでいて少し悲しくさせられる。

 このシリーズはある意味反面教師的な読み方も可能なのかもしれない。


 しかしドラッグは本当に脳味噌の天敵なんだな。

 出来る事なら一生お近づきになりたくないものだ。