バンダイビジュアル
外科室

監督坂東玉三郎、主演吉永小百合、原作泉鏡花、とくれば観るしかないでしょう。

映像美、耽美主義の極致を往くような作品。

病棟の無機質な清廉さ、陽射しの柔らかな白さ、躑躅の鮮やかさ。

絵だけで十分魅せられる。

 ビデオメーカー
 風の丘を越えて

 現代は確か「西便制」だったかな。今の所自分が観た唯一の韓流映画。

 唄の道に生きる父と娘、伝統に反逆する弟の壮絶な「戦争」の姿。

 監督の伝統文化や芸術に対する執念が画面から滲み出ていて何とも薄ら寒い。

 最期の「沈清歌」の絶唱は圧巻。

 トマス ホーヴィング, Thomas Hoving, 雨沢 泰
 にせもの美術史―メトロポリタン美術館長と贋作者たちの頭脳戦
 固有名詞が多すぎて、想像力をフルに働かせないと付いて行けない所が
 難ですが(笑)美術界の裏側が描かれている分、興味深い。
 今市場に出回っている美術品の、実に七割近くが贋作!
 子供騙しから誰も見破れない傑作品までその内容は幅広い。
 ……安田生命の持ってる「ゴッホのひまわり」も贋作(というか弟子作)の疑いが
 持たれてるんだってね…。
 アイ・ヴィー・シー
 黒いオルフェ(ポルトガル語版)
 今では映画そのものよりも挿入歌の方が有名ですが、
 映画そのものも印象深い鮮烈な作品です。
 ギリシャ神話に登場する「オルフェ」の物語を、リオデジャネイロの
 サンバカーニバルを舞台として、現代に再演させた名作です。
 あの場面とかあの場面とかどういう風に演出するんだろうなーと思っていたけれど
 予想以上に良い感じに纏めてあって良かった。
 その内自分でも買っておこう。
 ルドルフ シュタイナー, Rudolf Steiner, 西川 隆範
 シュタイナーの美しい生活―建築から服飾そして言語

 読書中、ずーっと、宗教の勧誘を受けているような気分でした……w

 要は禅のようなものか?と思ったがどうも違う気がする。

 自分用語満載な上に「難解な文書を理解しようと努めなければ精神の向上は

 有り得ません」と主張するシュタイナーさんの文章は極めて飲み込みにくい。

 それでも言っている事は的確、結構面白いです。

 Guns N' Roses
 Appetite for Destruction
 01:Welcome to The Jungle の冒頭って、物凄い期待させるよ。
 そしてその期待を軽く飛び越えていくブッチギリ感が最高。
 そしてそれをラストまで維持していくテンションの高さ!
 ここまで聴く度に興奮させてくれるアルバムって矢張り中々ない。
 個人的にはQUEEN||のブラックサイドくらい。
 
 クイーン
 シアー・ハート・アタック/III
 通称「じょんがら節」の01:Brighton Rock が大好きです。
 男声と女声を一息で使い分けるフレディもさることながら 、五分の殆どを
 ギターソロのみに費やすブライアンの分かり易い(笑)自己主張も最高。
 02: Killer Queen は名曲すぎてもはや言うことなどない。
 06:Now I'm Here は和解するまで相当時間かかった憶えが…。
 千住 博, 野地 秩嘉
 ニューヨーク美術案内
 モダンアートの最先端を駆けるニューヨーク在住の日本画家、千住博と
 作家の野地秩嘉が共同執筆した、「美術の見方」本。
 メトロポリタンやフリック・コレクションのような大御所から
 個人運営の画廊まで、時代や作品も幅広く取り上げているので
 アート入門にはもってこいかと。
 梨木 香歩
 沼地のある森を抜けて

 「ぐるりのこと」と続けて梨木作品なのは、

 この「沼地」と「ぐるり」が元々は一つであった為です。細胞分裂したんですよ。

 梨木さんお得意の「不思議な者」も交えつつ、

 物語は分裂と結合を続け、予想だにしないテーマを導き出します。

 ……作家がリアルタイムで成長していく様を見るのは嬉しいね。