アーシュラ・K・ル=グウィン, 清水 真砂子, Ursula K. Le Guin
 ゲド戦記全6冊セット
 個人的にゲド戦記は大好きなのですが、挿絵が苦手なため、一冊読破するには
 相当の気力を持って臨まなければならないシリーズです。
 未だに「外伝」に手をつけていないのもその所為で……否、読む気はあるけど。
 古代壁画のようなあの不気味な挿絵だけは本当、どうにかならないものか。
 内容と相まって、夜には読めません。(笑)
 ラルフ イーザウ, Ralf Isau, 酒寄 進一
 ネシャン・サーガ〈1〉ヨナタンと伝説の杖

 少し前、ファンタジーが大流行した時に出版されたものの中では

 概ねマシな部類かな、とは思っていますが、それでも少年漫画のような印象は

 拭い切れない……エンデやルイスと比較するのが問題なのか?

 個人的に会話や人物造形がこなれていない所為だと思っているのですが。

 ミヒャエル・エンデ, 上田 真而子, 佐藤 真理子, Michael Ende

 はてしない物語


 最近文庫化したらしいけれど、中身はちゃんと二色刷りになってる?

 自分が読んだ物はあかがね色の表紙の、「はてしない物語」でした。

 未だにこの装丁以外のものは受け付けられません。

 それ位装丁が物を言う物語ですね。でももうそれは売っていないのかな……

 これも指輪物語と同じく、「死ぬまでに読め」と押し付けたい一冊。

 C.S. Lewis, C.S.ルイス, 瀬田 貞二
 「ナルニア国ものがたり」全7冊セット 美装ケース入り

 指輪物語の作者の友人で、執筆活動に於いて互いに影響を与え合ったという

 ナルニア物語。これを読んでクローゼットに潜り込んだ人は多い。

 先日改めて読もうとしたところ、読み続けることが出来ず、ショックでした。

 子供だったから読めたんですね。自分も大人になったってことか……

 これから読む人はちゃんと、刊行順に「ライオンと魔女」から読みましょう。

瀬田 貞二
カラー新版 指輪物語 全3巻 ― 旅の仲間/二つの塔/王の帰還

これもご存知「ロード・オブ・ザ・リング」の原作。

古今東西含むありとあらゆる物語の一大傑作です。正に人類の宝。

映画は観たが原作は読んでいない、という人も多いかと思いますが

一ファンタジー好きとしては死ぬまでに読んで欲しい物語です。

あのラストの焦燥感は読み切らないと味わえません。

 荻原 規子
 空色勾玉

 ご存知「勾玉三部作」です。もう有名すぎる位有名ですね。

 只今完結したシリーズ物の打ち込みを重点的に行っているのですが、

 神の世から人の世に至るまでの長い歴史の上に成り立っているこの物語は、

 叙事詩然とした美しさがあります。(少女向けと言ってしまえばそれまでだが)

 最近ノベルズ化されたので、画像は其方の物を使用。

 あさの あつこ, 佐藤 真紀子
 バッテリー

 日頃、極楽蜻蛉を地で行く自分ですが、こんな自分でも精神的に物凄く

 辛かった時期があったりして、その時に偶々手にとった本がコレでした。

 四、五巻の微に入り細を穿った「リアルすぎる負の感情」に愕然。

 震えながら読んだ記憶がまだ生々しく残っています。ただこれによってある意味

 救われていたのも事実で、私にとって忘れられない本となっています。

 フィリップ・プルマン, 大久保 寛, Philip Pullman
 黄金の羅針盤
 ライラの冒険シリーズ「黄金の羅針盤」「神秘の短剣」「琥珀の望遠鏡」。
 これも全三部作で画像は第一部「黄金の羅針盤」より。
 異世界を舞台にしているも作者がキリスト教を題材にしていることは明白、
 一時期は物議を醸しました。
 近々映画化もされるそうで、私は喋る白熊のならず者な彼が大好きです。

 スー ハリソン, Sue Harrison, 行方 昭夫, 河島 弘美

 兄なる風―アリューシャン黙示録〈第3部 上〉

 記憶が確かなら生まれて初めて読んだ原始時代小説。(全三部作)
 主人公の少女の名前が「黒曜石」で、それがとても印象的でした。
 連綿と続いていく血の物語は「百年の孤独」と少し似ているかもしれないけれど、
 彼方が最後には全て風塵に帰すのに対して此方は希望が見える終わり方
 だった…気がする。 画像は第三部「兄なる風」 より。
 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
 ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション
 一連のファンタジーを記憶に任せて書き出していたら、
 ふっとこの映画のことを思い出した。
 ティム・バートン監督は昨今のハリウッドでは珍しい、「作家」寄りの体質を持った
 監督であり、だからこそ多くの人に語りかける作品を作ることができるのだと思う。
 ……無論、あの中だるみも含めて。(w
 私はこの作品の持つ雰囲気にとても親しみが持てる。