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- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- プラダを着た悪魔 (特別編)
ずっと見たかった映画。昨日ようやく見ることができた。
展開は想像通りというか、やっぱりというか、
最近増えたよな、この手の仕事賛歌という気分で見ていたのだが、
最後の最後で良い意味で予想が外れた。
仕事が嫌になったら、また見たり思い出したりしそう。
劇中のファッションに眼を癒しました。
- ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
- スティック・イット!
仕事が速く終わったので、久しぶりにゆっくり映画を見る。
始めからつんのめって飛ばしている映画だが、こういう疾走感は嫌いじゃない。
グロッキーな主人公が次第に自分を乗り越えていく様子は素直に楽しく、
全体的に一貫性がある作品として仕上がっている。
しかし作品解説にある「社会奉仕活動」。
どこをどう捻ったらこの内容からこの言葉が出てくるのかと。
- 和久井 光司
- ビートルズ―20世紀文化としてのロック
- 『…移民となって海を渡った彼らの祖先は、苦しい生活にわずかな希望の光をともすように、
- 黒人たちと一緒になって、歌い、踊った。それが“ロック”の始まりだ。
- もう帰るところのない、そこにしか生きる術のない人々が、
- 地団駄を踏むのにも似た強烈なリズムと、すぐに大合唱できるような簡単なメロディが、
- 希望を掻き立てるのに有効な情報として世界の隅々にまで伝播されたのは、
- 虐げられた民衆にはそういう音楽だけが“共通の言語”になりえたからである。』(本文より引用)
- 小林 康夫
- 21世紀における芸術の役割
芸術といっても主に音楽、しかも現代音楽を中心とした
シンポジウムなどの記録集です。なので中身はほとんど会話形式で読み易い。
着眼点が鋭く、アートや社会の現状を真正面からよく捉えています。
読む側もまず居住まいを正してから読むべきですな。
少しだけだけど、美術分野の話題もあり。
しかし個人的にはこちらの少量の話題の方がやはり有意義だった。(笑)
- 森 とし郎, ブルーノ・タウト
- ニッポン―ヨーロッパ人の眼で見た
- 以前書いた「日本文化私観」が書かれる以前に書かれた、此方は完全な印象記。
- 「日本文化私観」が名著すぎたのであれを読んだ後にこれを読むと
- 余りの単純さに拍子抜けするところもあったけれど、
- 元々一流の建築家である著者の目から見た日本家屋、とりわけ
- 桂離宮などの簡素な美しさの賛美に改めて目から鱗が落ちる思い。