アナライズ ミー

¥3,761

 ロバート・デ・ニーロ格好良えええええ!!!!!!
 元々コメディ畑出身ということは聞き知っていたけれど、
 恍けたマフィアのボス役がハマっている。
 分析医との掛け合いもテンポがよく、
 久々にスッとできる映画を観たという感じ。
 続編も見ます。


 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
 プラダを着た悪魔 (特別編)

 ずっと見たかった映画。昨日ようやく見ることができた。

 展開は想像通りというか、やっぱりというか、

 最近増えたよな、この手の仕事賛歌という気分で見ていたのだが、

 最後の最後で良い意味で予想が外れた。

 仕事が嫌になったら、また見たり思い出したりしそう。

 劇中のファッションに眼を癒しました。

 
 三浦 しをん
 風が強く吹いている
 意識しているわけではないが、最近青春ものを読む機会が多く、
 友人に薦められた本書もそんな一冊。
 素人の寄せ集めで箱根駅伝を目指す、という荒唐無稽ながらも
 笑いありシリアスありとエンターテイメント性が高い軽妙な作品。
 上手いな、三浦しをん。
 素晴らしい作品というわけではないが、
 映画やドラマの原作にうってつけという感じ。
 ポニーキャニオン
 プルートで朝食を

 「知ってたわ、何もかも嘘だって。だけど幸せだった」

 泣く。悲しかったり遣り切れなかったりするのとは
 全く違う次元でこの映画を見ると涙が止まらなくなる。
 思い入れが強すぎて自分でも良く分からない映画。
 Sugar Babyの曲がここまでぴったり嵌る作品も珍しい。
 ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
 スティック・イット!

 仕事が速く終わったので、久しぶりにゆっくり映画を見る。

 始めからつんのめって飛ばしている映画だが、こういう疾走感は嫌いじゃない。

 グロッキーな主人公が次第に自分を乗り越えていく様子は素直に楽しく、

 全体的に一貫性がある作品として仕上がっている。


 しかし作品解説にある「社会奉仕活動」。

 どこをどう捻ったらこの内容からこの言葉が出てくるのかと。

 和久井 光司
 ビートルズ―20世紀文化としてのロック
 『…移民となって海を渡った彼らの祖先は、苦しい生活にわずかな希望の光をともすように、
  黒人たちと一緒になって、歌い、踊った。それが“ロック”の始まりだ。
  もう帰るところのない、そこにしか生きる術のない人々が、
  地団駄を踏むのにも似た強烈なリズムと、すぐに大合唱できるような簡単なメロディが、
  希望を掻き立てるのに有効な情報として世界の隅々にまで伝播されたのは、
  虐げられた民衆にはそういう音楽だけが“共通の言語”になりえたからである。』(本文より引用)
 中丸 明
 絵画で読む聖書
 近所の図書館で何気なく手に取ったら近年稀に見る当たり籤だった。
 こういうのを待っていたんだー!
 旧約~新約聖書に至る物語はウィットに富んだ名古屋弁で彩られ、
 聖書という難解な書物を浮世の物語に変えてしまった。
 有名な「心の貧しき者は幸福なり」という一文も、
 「ゴーマンかましたら、だちかん(駄目だ)でなも。天国へ行けーせんが。」に…。
 表題の絵画なんてどうでも良くなるこのネタの完成度。是非お試しあれ。
 小林 康夫
 21世紀における芸術の役割

 芸術といっても主に音楽、しかも現代音楽を中心とした

 シンポジウムなどの記録集です。なので中身はほとんど会話形式で読み易い。

 着眼点が鋭く、アートや社会の現状を真正面からよく捉えています。

 読む側もまず居住まいを正してから読むべきですな。

 少しだけだけど、美術分野の話題もあり。

 しかし個人的にはこちらの少量の話題の方がやはり有意義だった。(笑)

 養老 孟司
 まともな人
 数年前に出版された、まあいわゆる時事関係を扱ったエッセイですよ。
 養老孟司の本を読んだのは実はこれが初めてだったのですが
 中々身勝手なご隠居で大変好感が持てました。いや、本当に。
 誰でも彼くらい自分の立場と意見を明確にできれば
 変な衝突も起こらないですむのにね。
 森 とし郎, ブルーノ・タウト
 ニッポン―ヨーロッパ人の眼で見た
 以前書いた「日本文化私観」が書かれる以前に書かれた、此方は完全な印象記。
 「日本文化私観」が名著すぎたのであれを読んだ後にこれを読むと
 余りの単純さに拍子抜けするところもあったけれど、
 元々一流の建築家である著者の目から見た日本家屋、とりわけ
 桂離宮などの簡素な美しさの賛美に改めて目から鱗が落ちる思い。