バスに乗ったネズミ達が楽しそうに野を超え、谷超え、山超え、走っていく。

この絵本、そのネズミを載せているバスが主人公。

このバス、不思議なバスでくすぐられると、ニョキニョキと伸びる。

その能力により、様々な困難を乗り越え、驚くような結果を引き出していく・・・

 

「いただきバス」はシリーズ化されているから、他の作品も要チェック!

本作はシリーズの最初の本。最後はネズミとバスは美味しいリンゴをゲットする。

 

短くて単純な話だから、これ以上は語ることはないかな。

シンプルで愛嬌のある絵は好感が持てる。子供に読んであげたい絵本の一つだろう。

 

(読んでいて、「ホリエモンの書いた本」という先入観はどうしても残ったんだけど・・・)

この本を読んで、今の自分の凝り固まった現状を、強引に砕いて、少し自由に生きるためのヒントがちらりと見えたと思う。

ホリエモンがこれまでの経験則から、社会で生きていく考え方をまとめた本だった。

 

全般的に、「とにかく、悩む時間があったら、失敗してもいいから前に進んで、人を巻き込んでやってみること!」というメッセージが込められている気がした。

 

特に印象的だったの点をピックアップする。

悩み事の対処の仕方

  • 過去を決別し「今に集中すること」
  • 「不安なこと」を感じないように、常に忙しくしていること
  • 無心になれるものをいくつか見つけておくこと
  • 熟考より、即決をたくさん繰り返すこと
つまりは、悩んでいる暇があるなら、とにかく行動をするということを言いたいんだろう。
これは私も賛同できる。感化されるわけではないけど、私は「人間は『悩む』=『暇であるから悩む』」と思っている。
 

コミュニケーションに関して

  • 悩み事の内の「あがり症」はただの心配性
  • コミュニケーションスキルはいらない。情熱をもって話せば通じる
  • コンプレックスについて、皆、きっと死ぬまでコンプレックスはなくならいのだから、うまく活かして利用して、自分が成長できるように思考を変えていくのが賢い生き方
「あがり症」は性格や性質もあると思う。著者が言うように、ただの心配性と思いこんで、深刻に考えないことは対策としては大いにありだとは思う。でも、真実ではないと思う。
コミュニケーションスキルがいらないってのは、ちょっと極端と感じる。「コミュニケーションスキル」が不要なら、なぜ世の中にそれを題材とした書籍や、セミナーが広く出回っているのだろう?
でも、コンプレックスも含めて、この3つを「気にしない」で生きるのは悪くない。どちらかというと賛成である。
最初の悩み事の対処の仕方にも通じることだが、いかに「悩まずに生きていくか」というのは大切なことではある。

 

人を巻き込む

ホリエモンは、やりたいことに挑戦している印象が強いが、その中でも「周りの人を巻き込む」力に長けていると思う。

それは、この書籍の中でも、意識していることを随所に記載していた。

こういう、巻き込み力を発揮するには、情熱をもってやりたいことを語る力が必要なのかもしれない。

そんなところを参考にできたらと思う。

 

 

[書籍のメモ]

・自分のやりたいことにブレーキをかけてしまっている人が、まずは意識、考え方を変えるきっかけにしてほしい。

・悩み事を抱えている人の多くは、過去に縛られて、未来を絶望し、苦しんでいる。その罠にはまってしまうと、なかなか逃れられない。では、どうすればいいかというと、過去と決別し、今に集中することだ。

・仕事をするなら、自分の好きなことをするなら、「9割の人に嫌われても、1割の人から好かれればそれでいい」と思う

・残念ながら、この日本には「自分のやりたいことに熱中できてない人」が多すぎる。古い習慣や世間体を気にしすぎて、やりたくもない仕事をしたり、したくもない結婚をしたり、必要もない人間関係を築いたり、必要のない家や車を買ったりして、一見満足した気になっている。

・「失敗しても、どんどんやってみればいいじゃん」という発想の欠如が日本の産業をむしばんでいる。取り返しがつかなくなる前に、一刻も早くこの悪しきマインドを変革しなければなない。

・「不安なこと」を感が寝ないようにする技術がある。それは、常に忙しくしていることだ。僕がこの技術を身に着けるようになったきっかけは、子供のころに感じた死への恐怖だった

・信用できる人だけと仕事をしていれば、それはそれで不安はないかもしれないが、その分、できることの範囲やスピードに制限ができてしまう。僕はやりたいことがたくさんあるから、人間関係もそれに合わせてフラットにしている

・人は無心になると、神経的な満足度が高まり、人にもそれがシェアされる。やっていることは単純でも得られるものが多い。無心になれるものをいくつか見つけておくことだけで、人生は楽しくラクになれる。

・1つの熟考より、3つの即決

・自分の心のバリアを外せば、皆が心を開いてくれるわけではないが、仮に相手が心を開いてくれなくても別に損をするわけではないからガッカリしてはいけない。中には心を開いてくれる人もいて、そんなときはコミュニケーションが円滑になる。

・あがり症はただの心配性だ

・具体的には、資料探しや、データ収集、発表前のイメージトレーニングなど、やることはいくらでもある。

 やるべきことをやったら、体調を整えるなり、気分転換するなり、違う仕事をするなりでいいじゃないか。

・自信をつけたいなら、「できること」を繰り返せ

・誰でもできることではあるが、「定期的に、友人知人を招いてバーベキューをやる」という気合の入った人は、なかなかいない。これを継続していると、そのうちにホスト役としての地位が確立され、自分の自信につながっていく。

・コミュニケーションスキルなんていらない

・なぜ、ネタの引き出しが多いかというと、多くのことに関心があるから。

・自分の関心のあることであれば、その分野のことを調べるのは苦痛ではないはず。努力をしなくても、自然とその分野の知識が増え、人には教えられることも多くなる

・コンプレックスをさらけ出せ!

・僕もあなたも、きっと死ぬまでコンプレックスはなくならいのだから、うまく活かして利用して、自分が成長できるように思考を変えていくのが賢い生き方だと思う。

・他者を巻き込んで生きていく

・僕も人々の明るい笑顔で満ちた世界を実現するため、仲間とともに走っていく。多くの人が、僕とともに「世界を変えていく旅」に参加してくれることを期待している。

 

 

ついに、ライダー同士のトーナメントが始まった。

このトーナメントに意味があるのかは正直疑問だなんだけどね・・

 

簡単なあらすじ

ショッカー怪人軍団に勝負を挑むために、ライダーチームの底上げを狙ってトーナメント大会が始まる。

最初の組み合わせは、「東島丹三郎(仮面ライダー一号)」 vs 「ユカリス(ショッカー)」。

次の組み合わせは、「島村一葉(V3)」vs「島村三葉(ライダーマン)」。

東島はユカリスにショッカーになるように土下座して頼み込むのだが、その勝負の行方は・・・

 

なんとなく感想

二組目の兄弟対決(V3 vs ライダーマン)は、なかなか見ごたえのある(?)戦いとなる。

兄一葉は、「V3」を極め、「V3」になり切って戦う。弟三葉は、合気道をマスターし、合気道で戦う。

途中、三葉は、兄に「お前のライダーを見せてみろ!」と説教され、合気道に頼らずに「ライダーマン」としての「ライダー」を全力で出す。

 

といっても、正直「ライダーを見せろ」って、理解不能なノリで戸惑うけど・・・

東島もその乗りで、「ライダー!!!」って叫んでいた。

唯一、理解できないというまともな反応を見せていたのは「岡田ユリコ(タックル)」だけだった。

なんだか、気合と根性の昭和マンガ臭くなってきた。嫌いじゃないけど。

もともと昭和の仮面ライダーを題材にしている原作マンガだから、この方向に進むのは仕方がないのかもしれない・・・

 

この方向性で進むと、もしかしたら、怪人たちにも理解不能な「気合、根性、ライダー力」で戦って倒してしまうのか?

もし、そうなったら、ちょっと納得できない。

怪人は本物の仮面ライダーシリーズに出てきそうな能力を保持している。生身の人間が、気合や根性で勝ててしまう設定は流石に現実離れしすぎていて、興味を失いそう・・・

 

ひとまず、今後の展開に注目し行きたい。