絵本「ゆびたこ」(くせ さなえ)
もうすぐ小学生の「私」が指しゃぶりを続けた結果、指に現れたのは「指タコ」。
この指タコ、普通ではない。顔の形になって、少女に話しかけてくる・・・そして、だんだん大きくなる!?
あらすじ
「ゆびたこ」は、もうすぐ小学校1年生になるのになかなか指しゃぶりがやめられない女の子が主人公の絵本。
ずっとおしゃぶりしていたせいで、親指に大きなたこ(=ゆびたこ)ができてしまう。
そのゆびたこを気にしてぐりぐり押していると、なんと「たこ自体が喋りだす!」という、ちょっとおかしくてユーモラスなお話。
この本は、しゃぶるのをやめたいのにやめられない気持ち、ちょっと恥ずかしい思い、小さな体の中の葛藤が、ゆびたことのやりとりを通して描かれている。
奇想天外な展開で笑いを誘いながら、子どもと大人の両方がクスッと共感できる作りになっている。
感想
この絵本を見て、指しゃぶりを卒業する子供がいると口コミもあり、内容が気になって読んでみた。
私はこの絵本の話は気に入っている。
特に、主人公の少女の妄想によって、巨大な蛸と化す「指タコ」の描写が面白い。
「こんな大きくなったら大変なことになる」と少女は本気で悩んでしまう・・・
でも、最後は指をしゃぶることをやめて、めでたく指タコは消えていく!
関西弁の「指タコ君」。性格も陽気で楽しいキャラだ。
他の絵本や続編も出たらうれしいけど、ないかなぁ・・・(;^_^A
作者さん情報「くせ さなえ」さん
"1977年生まれ。京都精華大学美術学部卒業。テキスタイルデザイン会社勤務のかたわら、イラスト、絵本制作を学ぶ。2006年、第28回講談社絵本新人賞佳作受賞。イラストレーターとしての仕事に、2007年『ぐるぐる猿と歌う鳥』(講談社ミステリーランドシリーズ)の表紙・挿画、2009年『決定版 心をそだてる これだけは読んでおきたい 日本の名作童話』(講談社)の「大きなこうもりがさ」(作=竹久夢二)の挿絵がある。2010年、第11回ピンポイント絵本コンペ入選に続き、本作品で第32回講談社絵本新人賞を受賞した。"
(引用 : 絵本ナビ「くせ さなえ」)




