「ちょっとだけエスパー」

今年10月から放送されている「野木亜紀子」さん脚本のテレビ朝日系列の連続テレビドラマである。

会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、ある会社に採用され「ちょっとだけエスパー」になって世界を救うSFドラマ。鑑賞もちょっとだけのつもりが、ついつい8話まで見てしまっている。面白いから。

 

キャスト

文太(ぶんた) ... 大泉洋

四季(しき) ... 宮崎あおい

桜介(おうすけ) ... ディーン・フジオカ

半蔵(はんぞう) ...  宇野祥平

円寂(えんじゃく) ... 高畑淳子

兆(きざし)/文人(ふみと) ... 岡田将生

市松(いちまつ) ... 北村匠海

 

第8話のあらすじ (ネタバレ)

ノナマーレ社に採用されてちょっとだけエスパーになった文太が社長室に呼び出される。

既に、兆社長が自分の都合で未来を変えようとしていることを知っている文太は、これ以上社長に加担したくなく辞表を提出する。

しかし、そこで兆は文太に断れない最後のミッションを命令する・・・

 

その週末、文太を本当の夫として選んだ妻の四季は、文太の提案により、江の島へ行く計画を立てる。

断片的な未来の記憶の中の別のぶんちゃんと行った思い出の江の島。

最初は断ろうとするのだが、文太に「江の島の思い出を上書きするため」と諭され、行く決心をする。

江の島で四季は、「未来のぶんちゃんと楽しかった思い出」を思い出し、次第に文太との旅行を楽しめなくなる・・・

そんな四季を見て、文太は四季に未来の記憶を完全に取り戻す薬を渡す。

これを四季に飲ませることが、兆から言い渡された最後のミッションであった・・・

 

その後、四季はその薬を持って、ノナマーレ社を訪ね、兆と企てを阻止しようとする市松の会話を立ち聞きする。

そして、兆が自分を救おうとしていること、その結果、世界がどのように変わるかを理解する・・・

 

感想

宮崎あおい演じる四季には、夫の「ぶんちゃん」が2人いる。

大泉洋が演じる文太と、岡田将生演じる兆/文人である。

文太は元々、会社命令で疑似夫婦を演じていたが、四季の純粋な心に惹かれ、今では四季を心から愛している。

兆は、本当の夫で、未来から四季を守るために来ている。

文太が兆から依頼された最後のミッションは、四季にある薬を飲ませることであった。

その薬を飲むと、「文太との楽しい半年間の記憶が消える」代わりに「未来の記憶により10年後の事故死を回避できる」というものだった。

文太は、わざと四季に未来のぶんちゃん(兆/文人)との楽しい思い出を思い出させ、その薬を渡す・・・

 

今回は2人のぶんちゃんの四季を守るための葛藤が面白かった。

文太は、四季が自分を忘れても、四季の命を守ることを優先する。

文人は、未来を変える大罪や1000万人の命を犠牲にしても、四季の命を守ることを優先する。

文太が文人の立場だったら、どこまでやるかな?もしかしたら、文人と同じことをするかもしれない。

2人の共通点として、四季を本当に愛しているのかもしれない・・・

 

私だったら、愛妻の命を助けるために、何もやらんだろう・・・

死んでから、1,2年後だったら分からないけど、兆は妻の死から20年後の未来から来ている。

20年もたったら、さすがに死を受け入れて、まったく違うことに専念してそう。

 

ノナマーレの社長室の前で、全ての真実を知った四季は、最後ブチギレて(?)、ちょっとだけエスパーになる薬 Eカプセルを大量に服用する・・・

これが風邪薬だったら自殺行為だけど、Eカプセルを大量に飲むと、どうなるんだか?

 

次回、最終回。Eカプセルを大量に飲んだ四季が暴走するに違いない!

それを、ちょっとだけエスパーと、対抗勢力エスパーと、未来のぶんちゃんの全勢力結集して止めに行くのかな?(予想)

 

自分が愛した人が、自分を救おうとして

・1000万人の人を犠牲にするとか、

・未来を変えるとか、

・心にもなく「私を忘れて」と言うとか・・・

多分、すべて許せないだろう

四季はそんな気持ちだったに違いない。

 

次回の最終回、見たらまた感想を書きたい!

 

 

 

 

 

マイホームを購入して、引っ越した夫婦と子の3人家族のちょっと不思議な心温まる話だった。

引っ越したその中古住宅は、都心の職場からはかなり離れた郊外の一軒家だった。

 

引っ越し荷物から、夫の親父のスケッチブックが出てきて、その引っ越したばかりの家と同じ家が描かれていた・・・

そこから、過去に理解できずに、死に別れた親父の、家族への思いを理解する。

 

そんな時、窓から強めの風が吹き込んでくる・・・

夫が窓の外を見ると、なんと外のススキの林から過去に死んだはずの親父がこちらを眺めている。

親父とその息子が、何十年かぶりに、家の外で食卓を囲んで昔話に花を咲かせる。

そして、親父の愛情を理解する。心の底でジーンと感じるものがある素敵な話だった。

 

1991年の作品の再放送なんだけど、昔は「世にも奇妙な物語」っていうとこういうの多かった気がする。

 

松江に冬がやってきた。

松江に来たヘブン先生にとっては初めての松江の冬。

あまりの寒さに、ヘブン先生は風邪をひき、熱を出して倒れる。

 

この週は前半は主人公のおトキがヘブン先生の看病をする。

後半はヘブン先生の生徒の小谷がおトキちゃんとデート。

結局フラれるんだけど。

 

ヘブン先生はおトキには気がなさそうだったが、

今週の小谷とおトキのデートについては、「ドコイクノ?」とか、終わった後に「ドウダッタ?タノシカッタ?」みたいなことを尋ねる場面があった。

案外、気を揉んいたのかも??

 

しかし、次回予告の内容が気になる内容で、ヘブン先生が「I love you.」と誰かに言っていた。誰とどういう関係だ??