こんにちは
京都の朗読家 馬場精子です
猫のレオの病状は少しずつ良くなっています。とはいえ服薬の時間もあるので、レオのことを頼んで…
オペラにご招待いただきましたので、思い切って出かけました。いろいろありますが、車窓からの景色に心和みます。
ちょうど雲がかかって、富士山はすっきり見えませんでしたが、電車に乗れたことが嬉しいです。
到着しました。
サントリーホールです。
いよいよ開場です。
レオ・ヌッチ、バリトンリサイタル日本最後の公演です。1942年生まれのヌッチさんは81歳とのことですが、その声量にまず驚かされました。
聴いていて体も心もワクワクして熱くなるような素晴らしいリサイタルでしたが、心に染み渡るような柔らかな表現に幸せな気持ちになりました。会場全体が幸せに包まれるようなコンサートってなかなかないですよね。
また、樹木希林さん、黒木華さんが出演された映画『日日是好日』の原作者でいらっしゃる森下典子さんもご招待のお客様の中にいらして、なんと!典子さんと私、2人、お隣同士でご一緒させていただきました
2人で「素敵!」と何度も言い合っておりました。ヌッチさんが歌いおわられスタンディングオベーション!「スポーツした後みたい!」と典子さんと話していました。
日帰りという今回は大変な強行スケジュールでしたが、思い出に残る素晴らしい1日となりました。ご招待くださいました画家のNさんには感謝しかありません。ありがとうございました。
まだまだ課題山積の毎日ですが、まずは目前の響き館さんでの公演に向けてお稽古を続けて参りたいと思います。
馬場精子の朗読CD
『KO・TO・BA vol.1 〜宮沢賢治をよむ〜』
「やまなし」「注文の多い料理店」「よだかの星」
『KO・TO・BA vol.2〜セロ弾きのゴーシュ〜』