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一緒にこねこねしたくなる本
『ひつじぱん』
あきやまただし 作・絵
すずき出版
この絵本は、
かわいいひつじのパン屋さんが
パンを作るお話です
パンをこねて窯で焼くと、
おいしそうなパンが
次々とできあがります
ふかふかに描かれたパンからは、
まるで焼きたての匂いが
漂ってくるかのようです💕
お客さんに合わせて
毎回違ったパンが焼き上がるので、
どんなパンが出来上がるのか
ページをめくるたびにワクワクします
さて、
楽しくてかわいらしいこのお話の中にも
ちゃんとお子さんの認知力を育む
要素がたくさん詰まっています😊✨
まずは、パンをこねて焼くという
同じ流れが繰り返される
ところ。
この決まった一連の流れが、子どもたちに
「次に何が起こるか」
を予測させ、
先を見通す力を育てます👀
先を見通す力は、
子どもにとって安心感をもたらします。
日々の生活の中でも、
次はこれが来るよね!と心の準備が
できるようになるのです
また、予測する力がつくと
「これが終わったら
次はこれをする」
といった
行動の順序を
理解しやすくなり、
自立して
自分から行動することを
促します
さらに、
同じ流れが繰り返されることで、
お話の内容を覚えやすく
記憶の定着にもつながります。
さらに、登場するパンは、
「大きいパン」
「まんまるパン」
「ながーいパン」
など、
大きさや形が
バリエーション豊か
「大きいね!」
「ながーいね!」など
大きさや形を意識しつつ、
お子さんと一緒に楽しく会話しながら
読み進められます。
思わずひつじさんと一緒に
こねこねとパンを作りたくなる、
ほっこり癒される一冊です😊
特別支援学校の自立活動などの授業で、
劇遊びの題材として活用できそうです😊
次の展開を予測させ、
この登場人物が買いにきたから
次はどんなパンが出来上がるかな?
と出来上がるパンを
複数の選択肢から選ばせたり、
自分でこんなお客さんには
こんなパンを焼いてあげる!
と出来上がるパンを想像して
作ってもらうのも面白そうです😊
本の特徴
シンプルな絵
リズムがある
繰り返しの流れ
形
大きさ
SDGs
自立活動
本の特徴の詳しい解説はこちら↓
対象:繰り返しの流れが好きな子
パンが好きな子
形や大きさの違いが意識できるように
なってきた子 など
御一読いただきありがとうございました🍀
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