早朝から読書後のアウトプットとベビーマッサージの勉強を頑張りたい「ナマケモノ🦥」です。



先日、こどもと一緒に漢検を申し込んだのですが、「私、いつ勉強できる?」と考えるばかりで前に進んでいません。。。



日々の努力が大切ですよね。1日1字、読めない漢字を書いて、冷蔵庫に貼っていこうかなと今思いつきました。

ここからは、行動ですね。



さて、タイトル通り、どういう声かけをしたら、勇気をだして一歩が踏み出せるか、後ろ向きなマインドをちょっと前向きにできるかついて、読んだ本とあわせて書いていきたいと思います。

(過去のブログで紹介した本になります。)




過去のブログでも、似たようなことを書いてます。



私の水泳指導での経験談ですので、参考程度に読んでもらえると嬉しいです。



足がつかないプール。

水中ジャンプの見本をみせて、

「さぁ、水中ジャンプをやってみよう」というと、


ワクワクする子

目がキラキラになる子

不安になる子

涙目になる子

ひたすら「無理無理無理〜。」という子

怖いー!と固まる子

など


色んな子がいます。



その日のその子の体調や機嫌、子どもの性格によってもその反応は様々です。




まず、新しい項目を練習するとなると、

できないところからはじまります。

最初からできたりする子もいますが。




「新しいことをはじめるのだから、今はできなくて当たり前(できなくていいんです)。これからできるように練習していくんです。やってみようと思うことが大切です。」と話しをします。



大人でもそうですよね。

新しいことをはじめた時、最初からすんなりできないことの方が多いですよね。



わたしはサーフィンをはじめた時、練習しても練習しても全然立てませんでした。

何回やっても立てなくて立てなくて、こけては波にのまれて(初心者なので小さい波ですよ)鼻や口からいっぱい水がでてきたり、いつになったら立てるんだろうと思いながら、毎日サーフボードかかえて海へ行ってました。




できないことをできるようにするのが、コーチのお仕事。




まずは、子ども達に、

「今はできなくていいんだよー」と伝えます。



そして、

「失敗してもいいから、やってみよう!」

と声をかけます。



小さい子はプールの底に足がつかないので、

失敗したら溺れるということが頭にあり、

怖くなる子もいます。



体に力が入ってガチガチに固まったり、

私の腕を握る手が震えていたり。



もちろん、この練習を行う前にスモールステップで、水中で鼻から長く息を吐く練習、水面にでたら口からパッと息を吐いて吸う練習もしています。



が、

いざ深いところでとなると、

こ・わ・いー。



一歩を踏み出すには、相当勇気がいります。



「コーチは、ここにいてるから大丈夫だよ。」

「1回は自分でやってみよう。その後、コーチが絶対○○ちゃんの手をぐっと掴むから。」と約束します。




震えている子や泣きそうな子は、声かけしても一歩も踏み出すことができません。 



そういう子は、「一緒にやってみよう!」と最初から手をもって補助しながらやってみます。



てぃ先生の本から学んだこと。



"「行動」そのものより「気持ち」をほめると響く。"(引用元:子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!/著書:てぃ先生/発行所:ダイヤモンド社)



フロア台から深いところへ一歩踏みだそうとするけど、後退り。また踏みだそうとするけど、後退り。


これも、トライしようと頑張った証拠。


「いきたいけどこわいねー。こわいけど、いってみようという気持ちを少しでももてたよね。○○ちゃんにとっては花丸合格です。」




行動できなくても、その子がトライしようと思った気持ちを褒めます。



そういった子達が、一歩深いところへふみだし、自分の力でジャンプの練習をしてる姿をみると、うるうるきます。



水も飲むし、鼻から水が入ってつーんとしていたいという経験もします。



小さな体で頑張っている子ども達、本当に尊敬します。



私は、子どもひとりひとりの表情や言葉、手を触った時に震えがないかを見るよう心がけています。



そして個々の目標を決めるようにしています。



「さっき1回できたね。次は何回ジャンプがんばってみる?」

「どこまでいくか目標を決めてみようか。」



その子の設定した目標があまりにも今の実力とかけ離れてる場合は、話し合って、その子にとってちょうどいい目標に修正していきます。




目標を決めて、そこまでがんばってみる。

達成できたら、褒める。達成できなくても、目標をきめてトライできたことを褒める。

また新たな目標を決めて、トライする。達成できたら、褒める。この繰り返しで、自分でがんばる癖づけをする。




自分でがんばる癖づけが大切だと、平井伯昌氏の本で学びました。





"自分でがんばる癖がつけば、自主性が育つ。"

(引用元:バケる人に育てる-勝負できる人材をつくる50の法則/著書:平井伯昌氏/発行所:朝日新聞出版)



水飲んだり、鼻から水が入って痛い思いをしても、何度も前向きに練習する子を見ると、メンタルが強いなあと尊敬します。



「やりたくない」と言う子。



「やらなかったら、いつまでたってもできないまま。ちょっとやってみよう。」と話したりもします。



頑張るばかりでもしんどいですよね。その子ができそうなレベルの練習も毎回ひとつは取り入れて、「自分でできたね!」を作って、楽しいと感じてもらえるようにしています。



初めの一歩をふみだす力、コーチの声かけがそっとその子の背中をおすように思います。声かけしても踏みだせない子には寄り添っていくことが大事だと感じています。



暑い夏がやってきましたね。

プールに行きたくなりますね。

浅いところでも溺れますので、しっかり子どもを見ながら、楽しみましょう。