自分探しの旅というキーワード
自分は何をしたいのだろう
私の魂は何を求めているのだろう
本当はどうなりたいのか
などなどまだ答えが出ていない、ご自身のことに関して内観をしていく
そんな自分探しの旅の途中に出会った彼について。
何も物理的に旅に出るというわけではなくて、
自分の魂の目的をみつけにいく旅といいましょうか、
人によってはこの旅は永遠に答えにたどり着けない旅の場合もあります。
そんな時は途中下車をしてみることもありです。
社会人になって、結婚をして、子供ができて、誰かの奥さんであり、お母さんであり、
自分のアイデンティティーが欠けてしまったような気がして
誰かの為に毎日の自分の時間をささげる生活。
もちろん家族を持つことへの責任、愛情がしっかりあるがゆえに
そこに手を抜くことが許されないという心境。
そんな生活が何年も続いてしまった後には、
誰にも関心を持たれていない(気がする)私自身の姿があったりして。
誰かに私自身を認めてほしい。
もう一度「恋愛」をしてみたい。
生きていて感情がこんなにあるんだということを再認識したい。
そんな時に、知り合ってしまった彼、もともと職場で私を意識しているような態度が多かったあちらも既婚者など
人間関係のコードがそちらに繋がれていく。
そしてそのコードは思いのほか太くなってきて、
家族のことよりも彼のことの方が頭の中を多く占めている。
スマホの中は秘密の会話だらけで
こんな会話を旦那さんや子供にみられたら大変なこと。
だから秘密は秘密として隠していくのだけれど、彼とうまくいっていない時期や
二人の間での意思疎通がうまくいかなかったときに
浮かない顔をしてしまう私がいて。。。
家族の前でそんな顔をしてはいけないと思いながらも、
身近な家族だからこそいらだちをぶつけてしまって、
反省しながらも彼からのラインが届かないかなと期待をする。
「俺が言い過ぎた、ごめんね、悪かった、反省している」
私を尊重して素直に謝ってくれれば、そこに愛情を見つけることができるのに
相変わらずの彼は意地を張っているのか既読無視。
な~んて思い当たる方はいらっしゃるのではないでしょうか。
人生に気晴らしは必要です。
他の人を見てしまう時期もあるでしょう。
そしてその相手から自分の欠けている部分を補ってもらえることもあるでしょう。
そしてゆくゆくはほかの人を結果的には選んでしまうこともあるでしょう。
その方と恋愛していくことはあなたの魂の目的でしょうか?
そうだと思われるのであればとことんまっすぐ向き合っていくのも正解かもしれませんよ。
ただお相手が全く向き合おうとしない、あなたはこの人とのもっと先のことを考えているのに
彼は今が良ければよいようだと感じるのであれば、大事にされている気がしないなら
あなただけがその方との関りを「意味あるものだ」と思いこもうとしているのかもしれません。
なにもあなたが求めるかかわり方をそのまま彼がしてくれるのが愛情ではなくて、
あなたのもとめるものに対して
「聞く耳を持ってくれる」
「できる部分は調整してみようとする」
のが愛情です。
俺のやり方に合わせられないなら、俺は愛情を与えない
こんな傲慢な方と繋がっている方は、そのコードを切ってしまってもよいと思います。
気持ちを整理しながらならそのコードは正しく切れていきます。
今一度立ち止まってお二人の関係性を確認してみてくださいね。
伽乃(かの)のmy Pick