『ネバーランド』(恩田陸)・・・ネタバレ
- 恩田 陸
- ネバーランド
やっぱり<恩田陸>は面白いです。
特に学園ものは上手いです。
冬休みに実家へ帰省せず寮に残ることにした3人の少年と、自宅で一人暮らししていて寮に乱入してくる少年1人が、微妙なバランスでお互いの【秘密】を共有し合い、絆を強めていく様が描かれています。
4人のキャラクターはみんな違うけど、それぞれ個性的でいいんですよ。
恩田さんの学園ものを読むといつも思うんだけど、今回は特に【高校時代】に戻りたくなってしまいました。
そして、男の子っていいな~・・・と
いや、男の子に生まれてみたかったな~・・・と
そんな気分になってしまいました。
オススメです!!
『姉妹-Two Sisters』(吉村達也)・・・ネタバレ
実はわりとホラー好きです。
視覚に飛び込んでくるスプラッタなものは苦手ですが、雰囲気や心理的なものでゾクゾクさせてくれるものは、小説でも映画でも好きです。
で、ブログには初めて書くけど、<吉村達也>は好きな作家さんの一人です。
以前読んだ中で記憶に残っているのは、
『姉妹-Two Sisters』は、去年の春に図書館に予約を入れていたのですが、先日やっと読むことが出来ました。
仲の良い姉妹に、次々と起きる恐ろしい出来事。
母の生前から、家族の中に入り込んできた看護婦との確執。
最後には、あっと驚く事実と、本を閉じた後に起きることが予測される恐ろしい出来事がほのめかされています。
途中までは、看護婦が典型的【悪女】として描かれていますが、果たして何が【悪】だったんだろう?と思ってしまいます。
強いて言えば、【弱い父】かな・・・
歯車を掛け違えてしまっただけなんですよね・・・ちょっと、悲しい・・・
怖くて面白かったです。一気に読み終わってしまいました。
映画も見てみようかな~
『グラスホッパー』(伊坂幸太郎)・・・ネタバレ
- 著者: 伊坂 幸太郎
- タイトル: グラスホッパー
読み終わるのにえらく時間がかかってしまいました・・・
北海道テレビの【水曜どうでしょう】のDVDにはまってしまったのが主な原因なんですが、どうも今回の作品は今までの<伊坂作品>に比べて登場人物の魅力が乏しくて、いまいちのめり込めなかったのです。
今まで読んだ作品はどれも登場人物が魅力的で、それだけでのめり込めるかんじだった上に、ストーリーもよく出来ていて、一気に読まずにいられないかんじだったんです。
でも、今回のはストーリーは相変わらずよく出来ていたと思うんですが、登場人物にのめり込むことが出来なかったんです。
メインらしい<鈴木>は行動が浅はか過ぎて、「おいおい・・・」と思ってしまいます。
まあまあいけてたのが<槿(あさがお)>と<蝉>かな~・・・
次回作品に期待!!
それにしても、【水曜どうでしょう】は最高です!
<大泉洋>はもちろんのこと、<藤村ディレクター>がいい味出しています。
我が家は一家ではまっています。
一度見てみて下さいませ~♪
『ユージニア』(恩田陸)・・・ネタバレ
- 著者: 恩田 陸
- タイトル: ユージニア
前回読んだ『ロミオとロミオは永遠に』とは全く違った印象の作品です。
ノスタルジックな雰囲気で、謎めいていて、もどかしさの残る、私にとっての恩田陸の原点に近い作品でした。
犯人死亡で決着した過去の事件を、関わった人達が色んな立場・視点からもう一度振り返って語る。
読み進めていくと早い段階で、「きっと、真犯人はこの人なんだろう。」と思う。
でも、確証がない。
断定出来ない。
盲目ではあるが美しく聡明で、皆に女王の様にかしずかれ、女神の様に崇拝されている少女の心の底の闇を想像すると、ゾクリとさせられてしまいます。
彼女の本心も、その目的も、明確にはされていませんが・・・
そこに、少女期ならではの屈折と残酷さを感じてしまいます。
彼女は、何から逃れたかったのでしょうか。
そして、彼女の望みは達成されたのでしょうか。
機会があればもう一度じっくり読み返してみたいと思います。
また違った発見があるかもしれません。
BSデジタルがお気に入り
勿論、地上波も見ます。
<トリビア>とか<ネプリーグ>とか<サルヂエ>とか好きです。
朝は<めざましテレビ派>なんですが、TVをつけてると娘の登校支度がちっとも進まないので、娘の用意が整うまでは目覚まし用にセットしてあるコンポの音楽をかけたままにしています。
だから、番組終了前30分しか見れない・・・
で、夜9時以降はBSデジタルを色々徘徊しています。
主に観るのは、旅行番組やグルメ番組、歴史や世界遺産を扱った番組です。
一昨年TVが壊れたので、思い切って液晶大画面を購入してから、それまで『<ハイビジョン>って言われても、そんなによくわからないし、ちゃんと観れたらそれでいいや~』と思っていた映像音痴だったんですが・・・
よくわからなかったのは10年以上前のTVの性能のせいだったみたいです。
新しいTVで、綺麗な景色やおいしそうな料理を観ると、以前観ていたTVとは全然違う!
空や川や海、緑や生き物が、まるでそこにある様に色鮮やかに生き生きとしていて驚きました。
以来、ハイビジョン番組にはまってしまいました。
一日の終わりに、綺麗な景色や壮大な自然、おいしそうな料理なんかをビール片手に観るのが私の楽しみです。
『オペラ座の怪人』
初TBです。ちょっとドキドキ・・・
最近映画館まで足を運んだのは『オペラ座の怪人』です。
実に、『千と千尋の神隠し』以来の映画館でした。
しかも、『千と千尋の神隠し』はチケットを貰ったから行ったので、自分から「よし、映画館へ見に行くぞ!」と気合を入れて出掛けたのは、娘がお腹にいる時以来で8年ぶり位ですね。
つまり、その位映画館から遠ざかっていた私に、映画館まで足を運ばせた映画です。
TVで紹介されるのを見て、「この映像と音楽は、絶対映画館で見とくべきでしょう!」と思って行ってきました。
で、感想は・・・行って正解でした。
2時間の長編だったけど、退屈することなど一瞬もありませんでした。
美しい映像と迫力の音楽にただただ圧倒されてしまいました。
はずかしながら、しょっぱなの廃墟と化したオペラ座が、ありし日の姿に甦っていく場面で、いきなり涙腺を刺激されてしまいました。
「うっ!こんな場面で泣くのはちょっと恥ずかしい!」と、ぐっと堪えたのですが、映画が終わって退席する時、隣のOLさんも同じことを言ってたので、私だけではなかったとちょっと安心しました。
それくらい、心を揺さぶられる映像と音楽でした。
家のTVじゃ迫力不足かもしれないけど、DVDが発売されたら絶対買う!
サントラは帰宅後、アマゾンで購入済~
- アーティスト: Andrew Lloyd Webber, Simon Lee, Alison Skilbeck, Chris Overton, Ciaran Hinds, David Langham, Emmy Rossum, Gerard Butler, Halcro Johnston, Imogen Bain
- タイトル: The Phantom of the Opera (Original Motion Picture Soundtrack)
『ロミオとロミオは永遠に』(恩田陸)・・・ネタバレ
- 著者: 恩田 陸
- タイトル: ロミオとロミオは永遠に
やっと読めました~
1ページが上下2段編集で485ページは、パートと子育ての合い間に読むと結構時間がかかってしまいました。
面白かったです。
環境破壊で住みにくくなった地球から、新地球へ日本人以外が全て移住した世界で、日本人は膨大な汚染物質の除去作業をしています。
汚染された地球の原因は、二十世紀の快楽主義のせいであるとされ、人々は完璧に国家に管理されています。
そんな日本で、知力と体力を共に求められる厳しい受験をくぐり抜けた少年達が、希望に胸を膨らませて入学した学園は、厳しく監視・管理され、常軌を逸した実力テストが毎月行われる、とんでもない牢獄だったのです。
学園の、ひいては政府の方針に疑問を抱いた学生の一部が、決死の脱走を計画し、実行に移し、沢山の犠牲を払いながら<未来>を掴み取るまでが描かれています。
いつもの恩田陸のノスタルジックな雰囲気は、今回は少々隠れ気味で、意味ありげな終わり方でもありません。
特に後半にさしかかると、少年達と学園側の追いつ追われつの駆け引きはどんどん激化していって、まるでジェットコースターに乗っている様なスリルを感じつつ、心のなかで少年達に声援を送りつつ読み進めました。
前半では、今現在の私達の贅沢な暮らしを少々反省させられ、後半では少年達の努力と気迫に声援を送り、最後に自分達で<未来>を切り開いた少年達に拍手を送って本を閉じました。
反日デモ
最近、ニュースで中国の反日感情が高まっているって報道されていたけど、今朝のニュースで見たデモの映像には本当に驚き、そして呆れ果ててしまいました。
サッカーのアジアカップの時も驚きましたけど、今回のはそれ以上です。
人間って、集団って、本当に恐ろしくて残酷なんですね・・・
見ていて悲しくなり、そして次第に腹が立ってきました。
確かに、過去に日本人は沢山の酷い仕打ちをしたかもしれない。
そして、まだまだそれを清算出来ていないのかもしれません。
でも、あのデモで何が解決出来るのでしょうか?
過激な行為をした人は、中国全体からみればほんの一握りの人達かもしれません。
でも、それを見た日本人の中で、そう考えてくれる人は何割くらいなんでしょうね。
現に、私は今朝のニュースを見て、怒りの様な、悲しみの様な、諦めの様な、いろんなマイナスの感情で一杯になってしまいました。
<この人達=中国>ではないと、頭ではわかっていても、心の底に<暴力的な中国>、<日本が大嫌いな中国>が植え付けられてしまった様に思います。
人間って、相手に嫌われていると感じたら、自分もその相手を嫌いになりやすくなってしまいますよね。
中国では<愛国>という政策の元に、政府自体が【教育】の中に<反日感情>を織り込んで来たそうです。
デモをしている人達の多くは<戦争を知らない世代>だった様に見えました。
中国政府は、日本と友好関係を築くつもりは無いという事なんでしょうか?
確かに、日本人は酷い仕打ちをしたかもしれない。
決して、許されない事なのかもしれない。
でも、その仕打ちをしたのは、中国に進出してがんばっている企業でもなければ、その会社で一生懸命働いている人達でもない、日本料理店を経営している人でもなければ、日本車でもない、ましてや、中国に留学してがんばっている留学生では決してないんです。
デモに参加した人達に、そのことに気付いて欲しいです。
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<トラックバックしたので、記事をちょっと追加 >
中国での反日デモはどんどんエスカレートして、もう暴挙としか思えなくなっていますね。
日本車に乗っているだけで、同じ中国人でも暴力の対象になっている・・・信じられません。
そして、日本の中国関連施設に対して、おそらく日本人による<いやがらせ>が多発し始めています。
中国のデモは理不尽過ぎるとても低レベルな行いだとは思います。
でも、<いやがらせ>は同じく低レベルな行為だと思うし、中国のデモと同じく、何の解決ももたらさない愚かな行為だと思います。
どうすれば解決出来るかなんて私には言えません。
でも、子供のケンカじゃあるまいし、レベルの低い<いやがらせ>はいい加減に止めて、大人の対応をして欲しいと思います。
相手と同じレベルで泥試合をしたって、益々反感と憎しみが増幅されるだけでしょうから。
あまり期待は出来ませんが・・・
日本と中国の政治家の方々、今こそ腕の見せ所でしょう。
是非とも、毅然とした態度と誠実な対応で、大人の話し合いをして頂きたいと願います。
ブログペット
ブログ初心者だと言うのに、ブログペットを飼ってみた。
種類は我が家でも実際に飼っている<うさぎ>で【チビらび】と名付けでみました。
どうやらブログ内の記事から言葉を覚え、おしゃべりしてくれるらしい。
クリックすると・・・しゃべる。
かわいいぞ~
投稿意欲を掻き立てられる・・・かも?
アメブロさんでは使用出来ないけど、ペットが自分のブログに投稿したりする機能まであるらしい。
・・・アメブロさんでも対応してほしいです・・・是非!



