本 『スタンド・バイ・ミー』 小路幸也著

 

 

 

【あらすじ】

大人気の東京バンドワゴンシリーズ第3弾!
古本屋を営む平成の大家族が、古本と共に持ち込まれる事件の数々を家訓に従い解決する、涙と笑いのラブ&ピース物語。今回は、あの昭和のスターが愛のために奔走する!? ますます元気な第3弾!

 

 

【感想】

「裏切られる」という展開も読書の醍醐味だったりしますが、このシリーズは「裏切られない」ということが最大の魅力です。
登場人物それぞれの役割分担がしっかりしていて、その中で成長したり変化したり。
思いがけない過去を背負っていたりもするけれど、それを乗り越え真っ直ぐ優しく生きている姿を見ると癒されます。

 

今作は藤島さんがかっこ良すぎ。
美味しいところ全部持ってっちゃいましたね。
私の脳内ではすっかり向井理くんになってます。
花陽ちゃん、がんばれ!

 

ほんとにこんな古書店兼カフェがご近所あったらなぁと思わずにはいられません。

本 『シー・ラブズ・ユー』 小路幸也著 

 

 

 

【あらすじ】

東京、下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」。営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。伝説ロッカー我南人60歳を筆頭にひと癖もふた癖もある堀田家の面々は、ご近所さんとともに、またまた、なぞの事件に巻き込まれる。赤ちゃん置き去り騒動、自分で売った本を1冊ずつ買い戻すおじさん、幽霊を見る小学生などなど…。さて、今回も「万事解決」となるか?ホームドラマ小説の決定版、第2弾。

 

 

【感想】

今日も賑やかな堀田家。

食卓でのクロストークが最高です。

いつも元気な登場人物たちですが、それぞれに重い過去も抱えています。

若くして成功している藤島さんにも辛い過去がありました。

辛い過去を乗り越えた人こそが本当に優しい人になれるのかもしれません。

 

『ダ・ヴィンチ』12月号の読者アンケート「映画・ドラマで見たい作品は?」で『東京バンゴワゴン』は堂々の一位を獲得しています。

うんうん。納得。

登場人物が多彩なので全世代で楽しめるドラマができると思います。

今現在ドラマ化されていないのが不思議なくらいですね。

本 『踊るジョーカー』 北山猛邦著

 

 

 

【あらすじ】

推理作家の白瀬は、とっても気弱な友人・音野順が秘める謎解きの才能を見込んで、仕事場の一角に探偵事務所を開いた。今日も白瀬は泣き言をいう音野をなだめつつ、お弁当のおにぎりを持った名探偵を事件現場へ連れてゆく。殺人現場に撒かれた大量のトランプと、凶器が貫くジョーカーが構成する驚愕の密室トリック(「踊るジョーカー」)、令嬢の婿取りゆきだるまコンテストで起きた、雪の豪邸の不可能殺人(「ゆきだるまが殺しにやってくる」)など五つの難事件を収録。

 

 

【感想】

何の前振りもなく突然探偵と助手として登場した音野(引きこもり)と白瀬(推理小説家)。

二人のバックボーンが何も語られることなく始まったので少し戸惑いましたが、読み終わる頃にはこのゆるゆる感が心地良くなっていました。

作者は物理トリックにこだわりがあるようですが、「これは無理でしょ」と思うものばかりでした。

検証したわけではないですが・・・。

スラップスティックな登場人物たちと奇想天外なトリックが楽しめる連作集です。

10月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3994ページ

新参者 新参者
読了日:10月30日 著者:東野圭吾
はむ・はたる はむ・はたる
読了日:10月25日 著者:西條 奈加
烏金 烏金
読了日:10月23日 著者:西條 奈加
初恋ソムリエ 初恋ソムリエ
読了日:10月20日 著者:初野 晴
密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿 密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿
読了日:10月19日 著者:北山 猛邦
ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて

ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて
読了日:10月17日 著者:海堂尊
背の眼 下 (3) (幻冬舎文庫 み 11-2) 背の眼 下 (3) (幻冬舎文庫 み 11-2)
読了日:10月15日 著者:道尾 秀介
背の眼 上 (1) (幻冬舎文庫 み 11-1) 背の眼 上 (1) (幻冬舎文庫 み 11-1)
読了日:10月13日 著者:道尾 秀介
あるキング あるキング
読了日:10月12日 著者:伊坂 幸太郎
柿色のベビーベッド―杉原爽香三十六歳の秋 (光文社文庫 あ 1-118) 柿色のベビーベッド―杉原爽香三十六歳の秋 (光文社文庫 あ 1-118)
読了日:10月08日 著者:赤川 次郎
世界一の方程式 (ベースボール・マガジン社新書) 世界一の方程式 (ベースボール・マガジン社新書)
読了日:10月07日 著者:山田 久志
マイナークラブハウスの森林生活 (ピュアフル文庫 き 1-3 minor club house 2) マイナークラブハウスの森林生活 (ピュアフル文庫 き 1-3 minor club house 2)
読了日:10月06日 著者:木地 雅映子
花宵道中 (新潮文庫) 花宵道中 (新潮文庫)
読了日:10月05日 著者:宮木 あや子
マイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴン マイ・ブルー・ヘブン―東京バンドワゴン
読了日:10月03日 著者:小路 幸也

読書メーター



あれ。

14冊も読んでましたか。

ちょっと意外でした。

今年はここまでずっと仕事かプライベートのどちらかが忙しく、あまりゆっくり読書できませんでした。

11月と12月は春夏に休日出勤した分の代休を取るので、月の半分は休めます。

じっくり読書の秋にしたいです。

読書マラソンも早く完走したいなぁ。

今日、図書館に行ったところ、カウンターに見慣れないパンフレットが置いてあったので貰ってきました。

開いてみると、


めざせ100冊!

めざせ日本縦断の旅!


とあります。



四季の読書日記-国民読書年



なんでも、来年は国民読書年ということになっているらしいです。

なんじゃ、そりゃ?

と思い調べると、去年の国会で決議されたものらしいです。

決議文はこちら↓

 

国民読書年に関する決議

平成20年6月6日

参議院本会議

文字・活字によって、人類はその英知を後世に伝えてきた。この豊穣で深遠な知的遺産を受け継ぎ、更に発展させ、心豊かな社会の実現につなげていくことは、今の世に生きる我々が負うべき重大な責務である。

しかし、近年我が国でも「活字離れ」と言われて久しく、年齢層を問わず、読書への興味が薄れていると言わざるを得ない。これが言語力、読解力の衰退や精神文明の変質の大きな要因の一つとなりつつあることは否定できない。

我々はこの事実を深刻なものと受け止め、読書の価値を見直し、意識の啓発を目指し、政府と協力してあらゆる活動を行ってきた。一九九九年に「子ども読書年に関する決議」を両院で採択、二〇〇一年には「子どもの読書活動の推進に関する法律」を立法、さらに二〇〇五年には「文字・活字文化振興法」を制定し、具体的な施策の展開を推し進めてきた。

それらに呼応して「朝の十分間読書運動」の浸透、読書の街づくりの広がり、様々な読書に関する市民活動の活性化など、読書への国民の意識は再び高まりつつある。

この気運を更に高め、真に躍動的なものにしていくため、二〇一〇年を新たに「国民読書年」と定めたいと思う。これにより、政官民が協力し、国をあげてあらゆる努力を重ねることをここに宣言する。

右決議する。

(西岡武夫君外六名発議)

 

 

 

国会でこんなことも話し合ってるのね、とちょっと感心。

この国民読書年に伴い図書館が企画したのがこの読書マラソンです。

今年の10月から来年の10月まで本を1冊読むごとに1駅ずつ進んでいき、100冊で日本縦断できるようになっています。

なぜか駅弁情報まで載っている力作です(笑

でも、「100駅に達した方は窓口までお越しください」、と書いてあるのに行ったらどうなるのかは書いてない(笑

明らかに子供向けの企画ではありますが、面白そうなので乗っかってみようと思います。

 

でも、「読書メーター」などを見ていると、人の読書欲ってそんなに衰えているようには思えないんですが、それってごく一部の人に限られているんでしょうか?