『プロムナード』 道尾秀介著
2010/07/01 thu 読了
【あらすじ】
デビューから6年の歳月をかけ、独自の視点で日常を切り取り、丁寧に言葉を紡ぎ書き溜めた新感覚エッセイ。
そこには、ありふれた日常を彩る、新しい驚きと発見が溢れている。
日経新聞「プロムナード」にて連載していたエッセイを中心に、作家になるまでの道程、昔好きだった女の子との話まで……、道尾秀介を形作るすべてを一冊に凝縮。
17歳の時に初めて描いた絵本「緑色のうさぎの話」と、19歳の時に初めて書いた戯曲「誰かが出て行く」の貴重なデビュー前原稿も特別に収録。
【感想】
作家さんの書かれるエッセイは当たり外れの落差が激しいので読むかどうか迷ったんですが、「読書メーター」のコメントが好意的なものばかりだったので読みました。
「当たり」です。
くすくす笑いながら読みました。
そうかぁ、道尾さんってこんな人なんだなぁ。
いろんなメディアで拝見する道尾さんの印象は「理知的でクール」でした。
でも、この本の中の道尾さんは意外と笑い上戸だしちょっと天然入ってるし、作家然としていない普通の青年でした。
「緑色のうさぎの話」でちょっと涙したりしつつ、最後まで楽しく読めました。
どうして、作家さんやエッセイストさんの周りって面白いネタ(出来事)がたくさん転がってるんでしょうね。
自分の周りにもあるけど、ちゃんと書き留めてないだけなのかなぁ。
イガグリがたくさん落ちているところによくよく見たらタワシが1個混ざってたなんて、ありえない(笑
私が出会った面白光景なんて、自分が歩いてる横を通り過ぎた自転車に乗ってるおじさんの肩にアライグマが乗ってたってことくらいですよ。