『木練柿』 あさのあつこ著
2009/12/03(木) 01:32読了
【あらすじ】
あの男には力がある。人を惹き付け、呼び寄せ、使いこなす、それができる男だ。
娘は、男から刀を受け取り、抱き込みながら何を思い定めたのだろう。もう後戻りはできない。
月の下でおりんは「お覚悟を」と囁いた。
刀を捨てた商人遠野屋清之介。執拗に事件を追う同心木暮信次郎と岡っ引伊佐治。
時代小説に新しい風を吹きこんだ『弥勒の月』『夜叉桜』に続く待望のシリーズ登場。
【感想】
『弥勒の月』シリーズ初の短編集です。
『楓葉の客』
『海石きの道』
『宵に咲く花』
『木練柿』
の4編収録。
短編集なのでとても読みやすく、それぞれに脇キャラにスポットが当たっていたので、物語の世界がますます広がりました。
木暮さまってそれはそれは嫌な人なんですけど、なんか惹かれてしまうんですよねぇ。
大沢たかおさんあたりに演じてもらいたい感じです。
間違いなく一生嫁は来ないでしょう(笑
ある意味、遠野屋のストーカーだし。
とんでもない人に見込まれた遠野屋ですが、だんだんと操縦法も身に付けてきたようです。
がんばれ、遠野屋。




