さぁ、何を提供していこうか。
殺陣を振り付ける事なんて、正直殺陣をかじったことある人間であれば誰でもできます。
これは間違いないです。
ダンスと同じで、ダンス経験者なら振付できるのと何も変わりない。
さて、では、殺陣師は何を提供しに行くのか。
殺陣の技術?知識?
違うと思う。
そんなもんは、書物や映像を見ればわかること。勉強で補える事ですから。
私は、
使い方を教えに行きます。
芝居として、演技として、殺陣をどうやって演じるのか。
これを指導します。
そして、きっかけを渡しに行きます。
この作品で、私の殺陣師としての指導を受ける事が終わる人だっています。
たまたま、今回の舞台で殺陣があり、殺陣師としての私に触れる機会があった。それくらいだと思います。
なら、今後の役者人生で、どうこの機会を生かしてもらうか。そこがとっても重要だと思っています。
だって、殺陣をやる、アクション俳優になりたい訳ではないんですからwww
さて、なら何をどうやって伝えているのか。
なんでそうやって動いたんですか?
何故そうやって相手は動くのですか?
問いかけが多いです。
答えを渡すのは、まだ先でいい。
考える事が、一番重要で、だけども作品の完成日は迫ってくる。このバランスがとても難しくて、感度を上げて取り組まなきゃいけない。
私は、この公演の成功という形に向かって共に戦う戦士なのだから、ズバズバ言います。
ここで、言わなかったら、仲間が戦死します。
それは、責任放棄でしかないからね。
仲間を見捨てて、責任を全うなんて絶対できない。
殺陣師。
奥深いです。
演技にも口出しします。
刀を振ることを演じてもらうのだから。
刀の振り方は基礎です。基礎は滑舌です。
こんちには!
演じる時に、はっきりくっきり言いますか?
そんな事はありませんよね?
挨拶したい?したくない?どんな間柄?など背景があり、こんちにはという台詞を吐く役を演じているはずです。
刀の一振りも同じです。
基礎をなぞっているだけでは、それは基礎の羅列。全然演じてません。
そこを、丁寧に伝えていくのが、私なりの殺陣師のスタンスです。
先日の関ヶ原合戦絵巻とはまた違います。
相手は役者ですから。
役者は、人に拍手をもらって初めてやった感が出ます。それはそれはシビアに見られます。
殺陣未経験だからとか関係ないですから。
いやはや、考えていくと、とっても責任重大で逃げ道のないもんだなぁ。
今日は殺陣師としての見識をダラダラと書いてみました(笑)




