さて、絵巻の殺陣指導に関してですが。
殆ど素人さん。
演劇経験も殆どなく、ごく稀にすこーしやったことがある程度だと思います。
共通してあるのは
歴史が好き!
という気持ち。
主催者からは殺陣を宜しくお願いします。
という話で、台本を読んで意気込んで行きましたが、まぁ準備する事を途中でやめました。
参考にDVDを拝見させていただいたのですが、これは下準備とかそーいうのではなく
現場に着いてからの、瞬時の判断
瞬発力と柔軟性
これをフルスロットルだなぁ。と。
さて、振付当日。
タイムスケジュールでは、もうそれはそれは、カッツカツで進行。怒涛のように進んで行きます。
そんな中、殺陣に与えられた時間は2時間。
毎年終わらず、翌日の朝などにももつれ込むと。
私は意地でも、この時間内で、いや、それだけじゃなくて、今までとは違う形を提供しよう。と考えました。
ベースの振りを10分のみ
武器を振るという事を、まずは認識してもらいました。形はどーでもいいのです。
ただ原則として
怪我をさせない!しない!
これだけは徹底しましたが。
そこからは、槍と刀に分けて振付。
本番中は、これを使い回す。それでいい。
殺陣をやる事が重要ではなく、その絵巻、歴史の登場人物として楽しめるか。それが重要。
殺陣がそれを苦しめる要素になってはいけないから。
基本の振付を与え、あとは好きにしてください!
各々でアレンジしてください!
殺陣を、楽しみましょう!
声を大にして伝え、そして、本当に様々な形が本番には登場していた。
うそだろ。好きってだけで、こんなに前のめりにアグレッシブに行けるんだ。と衝撃。
そして、殺陣の練習は、予定時間を大きく短縮。段取り確認でシーンごとにやるところまで。
こーいう現場では、拘りを捨てる事。
言い方に語弊があるかもしれませんが、拘りってのは、単純にこちら側の主張の押し付けでしかない。そう思っています。
殺陣をカッコよくやりたい?
カッコいい殺陣を期待している?
殺陣師の存在って?
そこじゃないと思います。
殺陣はあくまでも要素で、1番大切なのは、この時間を、この企画を全力で楽しむ事。楽しませる事。
これが成功だと思います。
やってよかったと思いました( ◠‿◠ )
殺陣を知ってもらえるなら、なんだっていいと思う。
ちゃんとしたことは、興味あって、アクション殺陣をやる!というやつがやればいい!伝えればいい!
本番当日。
すごかったなぁ。
素人だから、殺陣としてだけみれば、危ないし、カッコ悪いし、不純分。
だけど、それがいいんです。それを上回る気合いと気持ちがそこにはあったんです。
わー!おりゃー!て。
我々が、役者がやれば、それはそれは、格段にクオリティは上がり、素人臭さは消えるでしょう。
そして、もう一つ消えるでしょう。キラキラした純粋な力が消えると思います。
整っていない事が、整っている。
こんなの、そうそう見る事が出来ない。
素晴らしかった!
一つ、確かな時間を得ることができた!
宮間を連れていった理由。
参加者が女性も多いと聞いたから。

