今週のMリーグ☆7週目 前篇 | 麻雀徒然草

麻雀徒然草

徒然なるままにその日暮らし

 




大和証券Mリーグ2018



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【25日目】








■第49試合




「暗闇を斬り裂く北単騎」





①

3巡目にU-NEXT Pirates・朝倉康心がチートイツの聴牌。









②

そして8mが暗刻になったところで朝倉、チートイツの聴牌を崩す6m切り。


待ち頃の牌をひけばチートイツでリーチ。もう一個暗刻になったら四暗刻の一向聴。2m9m東西が出れば鳴いてホンイツトイトイの一向聴に。


という、実に柔軟な、鼻セレブぐらい柔らかい一打!









③
そうこうしてると6巡目、TEAM RAIDEN / 雷電・黒沢咲がリーチ!


3-6sのリャンメン待ちだとリーチのみの手になってしまうので、シャンポンに受けてのツモり三暗刻で満貫を狙う!


この打点追及こそが黒沢の持ち味。









④
そしてこのリーチを受けて朝倉。一発目にひいてきたのが宣言牌またぎの6s。自身で既に1枚切っているが、黒5sが既に2枚見えていてこの6sが当たるとリーチ一発赤の5200以上となる可能性がUPしているだけに、実に切りづらい。


フリテンの6s単騎に受けた。









⑤

そして次巡中をひいてきて、一発も付かなくなったし、中単騎で追いかけリーチ!


・・・とはいかず、8mを抜いて聴牌を崩した朝倉。


打点力に定評のある黒沢のリーチ相手に単騎で捲り合うことの勝算の低さ、そしてそんなギャンブル的な捲り合いで勝負せずとも自身の立ち回りならばこの後いくらでもなんとでも出来るという自身の現れか?









⑥
朝倉撤退の直後、親番二階堂に聴牌が入る。タンヤオ確定の5-8m待ち。


トップ目とはいえまだ微差。ここは4m暗槓してリーチ!









⑦
とはいかず、リンシャン牌から6mを持ってきて、現物の7m切り…。










⑧
次巡ドラの發を持ってきて、撤退。



黒沢のリーチに聴牌しても2人が屈した。



もはや黒沢の一人旅か…









⑨

と思われが、そう、この卓内にはこの男が居たのだ。


麻雀攻めダルマ 佐々木寿人










⑩

「うむ。うぬらは引いたか。ならばワシは押そう。」










⑪

北単騎で追いかけリーチ!









⑫

この北を一発で掴んだ黒沢。



リーチ 一発 赤1 5200∠( ゚д゚)/









第49試合

やはり腕が振れてる日のこの男は強い。


完全に復調したKONAMI 麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人が自身4勝目を獲得。


そしてTEAM RAIDEN / 雷電とのトップラスを決めたことにより、開幕当初から長きに渡り続いてきた最下位生活を遂に脱出!!チームランキング6位へ浮上!!


ここから怒涛の巻き返しなるか!?









■第50試合



「必殺(?)ガラクタリーチ∠( ゚д゚)/」


第50試合

前試合、トップを取る道筋もあった中で2着となってしまい落ち込んでいたチームメイト朝倉選手の思いも乗せ、気合い満点で今対局に臨んだU-NEXT Pirates・石橋伸洋。


愚形上等で全9局中6局リーチを掛けるアグレッシブな攻めを見せ、開幕日以来の2勝目をGET!







01

その積極性が一番垣間見えたのがこの東2局。


親の滝沢がドラの發をポンしている中で、この役無しドラ無しの嵌3m待ちリーチといった局面でしょう。

ドラの枚数が多く、自身に1枚も無い時なんてのは相手が勝負形になっている可能性が高まるルールなので、例えドラポンが入っていなかったとしてもリーのみ愚形は躊躇われるというのに、ドラポン、しかも親の、滝沢選手の、という状況でリーチに踏み切る選択が得と判断したポイントは一体どころなんだろうか?

アガリ抽選受けた方がまだマシ理論なのか、はたまたもっと深い理由があるのだろうか…。


これだけに限らず、いつも見る者に問題を出題してくるような面白い選択を見せてくれる石橋伸洋。実に魅力的な選手である('ω'*)














【26日目】






■第51試合



「天才すぎるオンナ雀士ω」


第51試合

東1局、9巡目にドラヘッドの3メンチャンで先制リーチを打つも、12巡目に渋谷ABEMAS・白鳥翔から辺7m待ちで追いかけリーチをくらって5200放銃スタートとなった茅森。


しかし南場の親番で6000は6100オール、2000は2600、4000は4300オール、一気に加点しトップ盤石大勢!


セガサミーフェニックス・茅森早香が自身3勝目を挙げ、ずるずると下降気味だったチームに待ったをかける大きな1勝をモノにした!















■第52試合




「Mリーグを機に最強伝説の幕開けとなるのか!?


 02
 

8m単騎の待ちから2m仕掛けて2m単騎へ変化させた園田。


 

一見相手の読みをずらす為の奇手と受け取る人もいるかもしれないが、



捨て牌状況的に2軒分マンズの下が良さそうに見える。そしてもし残る一人・茅森から2mがツモ切られるようなら更に2m待ちへの手応えがUP。


且つ親の茅森からリーチが入った際に、現物の2mを残しておける。攻守兼用の緻密な待ち変えなのだ。







第52試合

仕掛けて自在。門前での重厚な手作りにもキラリと光る手順有り。

何故この男がノンタイトルなのか?


そんな気持ちにさせられるこのMリーグでの園田の活躍っぷり。



この勝利で自身4勝目となり、個人ランキングも3位へ浮上!












【27日目】







■第53試合



「ゼウスの夜明け」



第53試合
赤坂ドリブンズ・鈴木たろうが待望の久々トップを獲得!


東1局。親番瀬戸熊の9pポンの仕掛けを受け、巡目的にそろそろ…と受け手順を踏んだ次巡、聴牌逃しとなる裏目ビキ。そしてそこで聴牌してリーチといっていると5-8s待ち即ツモで、リーチ・一発・ツモ・發・赤1の満貫~のアガリを取れていたという…ゼウスのアガリ逃し゚(゚´ω`゚)゚。ピー


東1局1本場。ドラ1の3-6m待ちで先制リーチ!しかしタンピン赤1ドラ1の高め一盃口のタミテンを入れていた白鳥がツモ切り追っかけ!そしてその高めを一発放銃で跳満Σ(゚ω゚) ゼウスの一発キャッチ。゜(゚´Д`゚)゜。ウンコ-



ここ数試合ラス量産体勢のゼウス。今日もこういう日ですか…と思いきや、東2局の親番に高めツモ裏1で6000オールで一気に2着目へ浮上!



東4局にはゼウスの配牌ドラ3で満貫ツモ!トップ目に!



南2局にはドラ1シャンポン聴牌をゼウスの一向聴戻しから見事平和手に仕上げ、先制リーチ!石橋から出アガリ、ゼウスの裏1で親満!ダメ押しに成功!



"ゼウスの選択”の異名を持つ鈴木たろう選手。前回トップを取ってから7戦5ラスと不調に苦しんでいたが、神社に参拝に行ってのこのトップ。ゼウスが神頼みてw










■第54試合



「ラプチャーの光」




01

オーラスを2着目で迎えた鈴木たろう。ツモなら1600/3200以上、脇からの出アガリならば跳満以上、直撃なら5200でも足りる、そんなトップ条件でこの配牌。


ドラが中張牌なら手作りがだいぶ楽になるが、オタ風の北ではなかなかその条件も作るのに苦労しそう。








02

赤5pをひきいれ、メンタンツモ赤1のコースも用意されていたが、ここでマンズが10枚に!


チンイツならば鳴き仕掛けも利くのでかなり逆転が見えてきたか!?








03

赤5pにくっつきリャンメン変化。これだと567の三色同順の一向聴にも取りつつ、タンヤオ変化も見て3mか8m切り。


タンヤオになってしまった方が三色同順はブレても条件クリアとなるので、ここで9m落としとする手もまだあるのか、この巡目。


さて、ゼウスの選択は・・・3m切り。


赤5sビキでも高め安め関係なくツモで条件満たす聴牌になるので、さすがに9m落としのニ向聴戻しは無いかw









04
そして高め三色同順の聴牌を入れたゼウスの選択・鈴木たろう。


親の瀬戸熊がまだ手を組んでそうだったので直撃も取れると睨み、ヤミテンと構えた。


ツモって裏1でも条件を満たすが、まだそこに頼るよりも直撃の可能性を追ったのだ。










05

だが、巡目が深くなり瀬戸熊が受けに回ったなとの判断に至ると、空切りリーチと打って出た!










06

そしてその宣言牌をチーすると、聴牌が入るが小林はスルーを選択。


満貫までなら放銃しても3着のままだが、鈴木たろうというプレイヤーの傾向的に、もし自分からロンという時は跳満の可能性がある手牌になっていることが予想され、その場合ラスまで落ちてしまう。


この手をアガったとて着順変動も無いので、手牌を短くするよりもしっかりとしたオリを選択しようということだ。










07

するとなんということでしょう!ここまでラス無しの渋谷ABEMAS多井隆晴がラス回避するべく追っかけリーチ!リーチ・チートイツ・ドラ2・赤1で跳満!アガれば条件を満たし、なんだったら先制リーチの鈴木たろうから出アガリ裏が乗れば2着まで浮上する大物手Σ(゜ロ゜;)!!


待ちの1mはまだ山に1枚生きている!!!





なにぃ~Σ(゚ロ゚;)








08

が、しか~し、完全復活したゼウスが高めツモ裏1で跳満!!逆転トップを決めて魅せた!


2枚生きていた安めツモでも裏が乗って条件クリアしていたが、ラス1の高めをツモるあたり、神頼みの効果出てる感じがしますねぇ~ええ、ええ('ω'*)









第54試合


ゼウス完全復活!この日連勝で大きくポイントを伸ばした赤坂ドリブンズ・鈴木たろう。


このトップでチームもプラスポイントへ浮上し、この満面の笑み(*´ω`*)カワイイ









09

そして残念ながら、ここまでラス無しで来ていた多井隆晴がMリーグ1回目のラスをひき、チームも再び首位陥落(´・ω・‘)









1戦目の勝利を受けて、急遽2戦目打つのを園田選手から鈴木選手の連戦へ変更した監督。


超一流の打ち手3人に名将までいるとなったら、早くも「赤坂ドリブンズ」が最終的に優勝しそうな予感がしてきましたねぇ~ええ、ええ、ええ('ω'*)















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たまりーーち (。・ω・)ノ===========⊂キラキラ