Tの人、Cの人、Lの人(中2娘の就活を想像してみる) | のんきな3人ぐらし

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夫と中3の娘と3人でその辺のマンションに住んでいます。株式投資に夢中で、ブログの更新をサボりがちです。


私は毎朝、お弁当を作りながらテレ東のモーサテを見ている。

 

今年の夏にUSJを立て直したことで有名な、プロマーケターの森岡毅さんが「モーサテ森岡塾」として若者に色々と教えていらっしゃるシリーズ企画があった。

 

私と同世代の方なら、ヴィダル・サスーン(シャンプー)の黄金期を築かれたのが、P&G時代の森岡さんといったほうが、森岡さんと心の距離が縮まるかもしれない。

 

勝手に私の中で身近な人であった森岡さんの本が、ネットニュースで話題になっていたから読んでみることにした。

 

2023.11.3 DIAMOND online

 

森岡さんが、大学2年生だった長女さんに「大学出たらどうするつもりなの?」と聞いたら、長女さんが「何がしたいのか、よくわからない…」と仰ったという。

 

わかる!わかる!うちの娘も大学生になったら、絶対に同じことを言いそう。

 

長女さんの言葉を聞いて、森岡さんはご自身のお子さんたちが「キャリアの判断に困ったときに役立つ『虎の巻』」を書こうと決意され、その家族向けの文章をみた編集者の方が、書籍化をすすめという経緯を経て出版された本がこちら。

 

 

ご自身のお子さんに向けられた本だから、文章がとても読みやすい。

ところどころ出てくる思い出話がかなりおもしろくて、夢中になって読んでしまった。

 

森岡さんは書籍の中で「自分の『強み』は、必ず好きなことの中にある」と説かれている。

 

具体的に自分の『強み』を見つけるための手法を書かれたあとに、答え合わせ的な感じで出てきたのが、Tの人、Cの人、Lの人という話。

 

多くの人は、これら3分類のどこかに属するという。

Tの人:考える力/戦略性が強みになる

Cの人:伝える力/人と繋がる力が強みになる

Lの人:変化を起こす力/人を動かす力が強みになる

 

中2の娘について、夫と私は意見が見事に一致した。

 

典型的なCの人だろう。

C=Communication

 

明らかにTの人ではない。

T=Thinking

 

Lの要素は少ないと思う。

L=Leadership

 

 

 

夫婦で一人娘をディスるのもどうかと思うけれど、いかにT(Thinkingタイプ)の人と縁遠いかについて、爆笑しながら話してしまった。

 

娘が将来、研究職・アナリスト・コンサルタントなどTの人に向いている道で能力を開花させることがあれば、爆笑した日のことを全力で謝るしかない。
 

娘に対する愚痴や直してほしいところなんて、今の私なら山のようにあげられる。

それでも今は『強み』につながる、好きなことを探さなければいけない。

 

ふと思ったのが、娘は地道な努力を継続できるところは『強み』だということ。

自分が叶えたい目的達成のためなら、努力を惜しまないタイプ。

 

今はサラサラの髪の毛に憧れていて、それはまあ、それはまあ、面倒くさいお手入れを日々行っている。

お小遣いを必死でため、残しておいたお年玉も加えて、髪質改善トリートメントにも行って満足そうにしていた。

 

こんな娘が就職活動をするなら、化粧品・雑貨・アパレルなど自分が好きな分野の、広報・PRを第一志望にするんじゃないか。

 

入社3年目までは営業として経験をつんで、営業実績を手土産に異動を願い出る(もしくは転職)プランをすすめたい。

 

広報・PRの仕事は一見すると華やかにみえるけれど、日々の仕事はかなり地味でコツコツと行うことが多いと思うから、努力型には向いていると思う。

 

社会人になった娘が、自分の強みを伸ばしていけるよう、学生時代に娘の好きなことがたくさん見つかるといいなと思っている。

 

 

やっと日本株に明るい兆しが戻ってきました。専門家の岡崎良介さんがラジオで「耐えぬいた人、よくがんばりましたね」みたいに言ってくださって、ちょっと泣きそうになりました。(って今もまだまだ含み損は残ってる…涙)

 

私が読んだ森岡さんの本は、タイトルが「苦しかったときの話をしようか」です。

メインのお話は第5章にでてきました。

 


ヘビー級のエピソードが3つも。

本に出てきた2つめエピソードに近いことを、私自身も経験したことがあります。

当時の私は下っ端の営業社員でしたが、上司の立場だった森岡さんの気持ちもわかる気がしました。

 

ちなみに3つめのエピソード(アメリカ時代)が一番強烈でした。

私には、とてもとても乗り越えられそうにない壁です。妻の立場であっても経験したくないです。

修羅場をくぐった人は強いなあ。すごいわ、森岡さんって。

 

 

10月の下げ相場で逃げ遅れ、巨額の含み損を抱えてしまい資金ロックされた私は、できることがありませんでした。

そこでチャレンジしたのが、デイトレです。一度は向いていないとあきらめたデイトレに、再チャレンジしました。

 

この1年間、かぶりつきで株に向き合った甲斐あって、以前は理解できなかったことがわかるようになっていた自分に気づきました。

人は追い込まれたときに進化するって、本当にそうですね。

 

以前の私とはちがって、よく考えて勝負できるというポイントを絞ってトレードするようになって、勝率が高くなりました。

 

朝の13分で1万円を儲けられる人になることが、私のいまの目標です。

70歳までに達成できるようがんばります。