5年生の娘が突如言い出した英検を、いさぎよく諦めたいと思う。
その最終判断をくだしたのは夫だった。
1月24日(日)に迫っている英検5級の試験を前に、勉強がまったく間に合わない状態で、親子ゲンカはすごいわ、模擬試験のテストはひどいわ、なぜか娘は英検を受けたがるわ。
んもう、先週からてんやわんや。
2021.1.15
娘は疑問文がごっちゃになっていて、しまいに主語と動詞がどれかもわからなくなってきて、肯定文すら混乱しはじめた。
今まで解けていた問題すら分からなくなってきたときは、基礎力が足りていない証拠。
もう一度イチからやり直すしか、残された方法はない。
今の状態で過去問を何度解いても、何をどう解説しても無駄だということはさすがにわかる。
基本をしっかり理解せずに、英検5級のテキストを元にどんどん進めてしまったから、頭の中がぐちゃぐちゃになっているのだろう。
中学1年生向けのテキストを慌てて買ってきて、イチからやり直すことにした。
このやり直し勉強を夫が代わってくれた。
なんとなく理解していた状態のものを、もう一度きっちり確認しながら、問題を解いていく。
be動詞、一般動詞 どうしても混乱してしまうらしい。
まっさらな状態で英語を学んでいる中学1年生の多くが、つまずきそうなポイント。
約30年前の私も、思いきりつまずいた経験があるから、娘が混乱する理由もよく理解ができる。
けっこうな時間を勉強にかけた上で、夫が私に言った。
「今のあの子に、英検5級は無理だと思う。これ以上やらせたら、英語嫌いになるだけ。英検は受験しなくていいと思う」
そしてあの気が長い夫が、あの人に物を教えることが上手な夫が、こうも言った。
「怒りたくなる気持ちがわかる」
彼は怒っていないし声も荒げていない。いつも通り、淡々と優しく教えていたように聞こえていたけれど、いい加減、怒りたくなったらしい。私側の味方についてくれた。やったー!!
味方についてくれた夫に、今日の娘の態度はとってもいい子ちゃんだと伝えた。普段はもっとひどいとアピール。いかに私が大変なのかということも、ここぞとばかりにアピール。私の気がすんだ。
そして夫から娘に、日曜日の英検は受けなくてもいいと宣告してもらった。
体調が悪いことにして休めばいいと夫は言った。
ずる休みを親が許可すると言っているのだから喜ぶと思ったのに…。
「欠席するなんていやだよ!落ちてもいいから受けにいくよ。欠席したら、勉強した今日1日が無駄になっちゃうってことでしょ?」
まじめ女子の言い分はよくわからない。
筆記テストは100点満点中20~30点あたり。ひどいものだけれど、ヒアリングテストは80点くらいはとれると思う。その部分だけ受けに行くと割り切ってもらおう。
1週間後の英検まで、英文法はもうさわらない。解ける問題だけでもしっかり復習を、と思うのが普通だと思うけれど、もういい。私は娘に教えたくない。
わが家はやっぱり、単語だけコツコツと覚えていこうと思う。単語は私が教えるのではなく、覚えたかどうか確認するだけ。
1年後、中学校が間近になってきたら、今回買った中1用のテキストをやらせてみたいと思う。
be動詞と一般動詞を組み合わせちゃうと、タラちゃんみたいな話し方になるんだよと教えました。我ながら、いい教え方だと思ったのに、「またタラちゃんになってるよ」と指摘しすぎたのか、「タラちゃんタラちゃんうるさい!」と嫌がられました。
4月から基礎英語を聞こうと思います。
基礎英語っていつからはじめてもいいって聞くのですが、とてもとても途中からは入れそうにありません。ゆっくりゆっくりいくことにします。
こういうテキストが、娘には必要なんだと思います。
ただ今回、ほんの少しですが英文法を教えてみて、中学1年生から一気にやっても周りに追いつけるということを、具体的に想像できるようになりました。
今よりも理解力がついているであろう中学生なら、ついていけると思うからです。うちは先取り学習とか向かないタイプなので、中学で苦労させることにします。単語だけがんばってみます。
山田裕貴さんのNHKドラマ、ご覧になった方いらっしゃいますか?
私はTVerでみました。
第一話は小学生にはとてもみせられない内容ですが、おもしろかったです。
私、山田裕貴さんが好きなんだと思います。
「おっ!雪次郎じゃないか、がんばれーっ」という感じのファンです。
なつぞら見ていた方には伝わりますか?親戚のおばちゃん的な応援です。
ドラマがおもしろかったので、原作本を読んでみようと思います。
K大かH大かどっちを受けるんだろうなと外野(私)が思っている、友人の超優秀なお子さんは、倫理のテストが得意なんだそうです。
友人は「わが子だけど、倫理が得意っていうところで意味わかんないのよ、大丈夫かなあの子」と他人事のように言っていて笑えます。