夫も私も、自分たちの祖父母と深く関わりながら育っていない。うちはどちらも遠方に住んでいたし、昭和はまだ電話代も高かった時代だった(ということにしておこう)。
娘は一人っ子で、両家の祖父母からの愛情を一心に受けている。うらやましい反面、愛情も重たそうで気の毒になったりもする。
東京に住んでいたときは、東京駅までJRですぐだったから、新幹線に乗りかえるだけで実家がある関西まであっという間だった。帰省もラクでよかった。
それが今は、そうはいかない。
そこへコロナまで加わったものだから、ますます関西が遠くなってしまった。それでもデジタル時代はありがたいもので、テレビ電話もすぐだし、スタンプ1個で祖母たちと楽しくやっているっぽい。
夫も私も、自分の親にマメに連絡をするタイプではない。独身で一人暮らしをしていたころなんて、数か月にわたって連絡していないなんて、普通にあったと思う。
今は私たちがすべき親孝行を、娘がしてくれている。
1週間前の話。
4連休中に、娘は夫と2日連続でどこかへ出かけていた。すぐ帰ってきたし、カラオケでも行っているのだろうと何も聞いていなかった。
それが、ただのカラオケではなかった。京都と大阪にいるじじばば向けに、敬老の日に歌のプレゼントをしようと練習+本番撮りをしていたらしい。その動画をみせてもらって、心底驚いた。
「敬老の日のプレゼントにこの歌を贈ります。みんなが知っている歌だと思うから、聞いてください」
なんて前説のあと歌い出した。
てっきり、いつもの紅蓮華でも聞かせるのだろうと思っていたら。まさかの前奏が流れ始める。そして娘が真顔で歌いだした。
♪上野発の 夜行列車 おりたときから ~~
石川さゆりさんだった。娘が演歌を歌ったのは初めてだと思う。テレビ番組で、歌うまキッズが歌っていたのを聞いて、この曲を知ったらしい。
カラオケボックスで、夫から動画をみせてもらって練習したと言っていた。生意気にも、こぶし風味をきかせていて私は大爆笑した。
娘は歌うまキッズたちのように、決して素晴らしい歌声ではない。ただ、小学生らしい癖がない歌い方をする。音程とリズムがかなり正確だというところは、わが子ながら褒めたい。
娘もあと10年もすれば、きっと、友だちだけじゃなく、バイト先の上司の方とか色んな世代の方たちとカラオケへ行ったりするのだと思う。
そのときに、いろんな世代の人の歌が歌えると、きっと場を盛り上げるのに一役買えるような気がしている。
10年後、そのころの50代60代にウケそうなジュディマリやaikoさんあたりも、練習曲に推しておこう。
両親たちは、娘の演歌に大喜びだったようです(娘いわく)。4人とも石川さゆりさんのファンではないはずですが、やっぱり演歌はシニア世代のハートをつかみますね。
週末はsumikaのオンラインライブをみました。コーラスの方やいろんな楽器のサポートメンバーの方が入っていたので、音の厚みがすごくて豪華なライブでした(特にこの曲が↑よかった)。すーっごく楽しかったです。
オンラインであれだけ楽しいライブだったら、そりゃsumikaのライブが人気になるわけですね。最後にボーカルの片岡さんがいっていた「元気でいてよね」という言葉が、心にずどーんと響きました。
熱狂的なファンではない、ただのライトなファン層の私でも、sumikaすごーい!という気持ちでいっぱいです。
King Gnuのライブは脳内からアドレナリンが出まくりますが、sumikaのライブは心がうきうき楽しい気持ちになります。
さ、さ、浮気もひとだんらくしたところで、明日からはレッドブルを飲むためにローソンへ通います。
ようやく私も島クリエイターになれました。
しずえちゃんに会えたので熱が落ちつくかと思ったのに、区画整理にハマってしまいお金稼ぎに夢中でした。インフラが整ってほっとしたら、あっけなく島クリエイターになれちゃいました。もう少し先でよかったのにな。
あとは娘です。
娘はのんきに過ごしすぎていて、橋を1つかけるのに半年くらいかかりそうな勢いです。ベル(お金)を仕送りしてほしいというので、娘が塾へ行っている間に、せっせと娘のために虫採りと魚釣りに励みます。
娘が親しくしているお友だちが、秋の漢字検定を受けるらしくて娘も影響されて、勉強しはじめました。お友だち、お友だちのお母様、心からありがとうございます。
テキストは数年前と変わらず、いちまるを選びました。ひと通り5年生の漢字の復習を終わらせたっぽいので、10月からは過去問にトライです。