引越しをして困っているのが、立ち話でくだらない相談ができるママがいなくなったこと。
わざわざLINEでする話でもないレベルの話で、井戸端会議のテーマにふさわしい内容。
性教育ってそろそろしたほうがいいんだろうか、学校でどこまでやってくれるのか、娘はどこまで知っているんだ、あああ!!どうする、私!
という感じで過ごしている。娘を溺愛する夫には、さすがに気の毒でこの話は言いにくい。
低学年あたりで「当たり前のこと」として、さっと伝えたほうがいいという女医さんのご意見を聞いていたのに、低学年のころは「もう少し先でいいか」とか逃げてしまった。
もう高学年。
娘は自分が女性の身体になれる日を、それはそれは楽しみにしている。えっ、そんなにオープンに親子で話す内容だっけ?と私が面食らってしまうほど、あっけらかーんとしている。
4年生のとき、宿泊学習を前に女子児童が集められて(昭和のみならず令和の時代もか)、メーカーさんから提供があった試供品とかわいらしい冊子をもらったらしい。
もらってきた日の娘は、本当にうれしそうにしていて、きちんと記名して宿泊学習のバッグにいれていた。
ちょっと、それに名前書くの?と笑ってしまった。
とりあえず私にできることは、いざ質問されたときに即答する準備をすること。
女優になりきって、余裕な態度で話そうと思う。
たぶん、たぶんだけれど、娘はまだ完全には知らないと思う。
ただ、大人の世界があるということは知っている。
それは私が敬愛するミュージシャンの、R-12指定が入りそうなMVを見たことがあるから。
それ以降、そのMVが流れている時は「あっ!大人の世界だ」と言って2人で「キャー!!」と言いながら、両手をパーにして顔を覆いながら笑って見ている。
今はそんな感じ。
そして命の教育。
これについては、夫と意見が一致している。
娘にはタイミングをみて、話そうと思っていることがある。
決してひとさまに自分の考えを押し付ける気はない。
このブログは、私が老後に読んで人生を振り返るために残している意味合いが大きいから、こういうことを考えていたということを残しておきたい。
「死にたい」と一瞬でも本気で考えた時点で、心が病気になりかけている。
黄色信号がともっていることを、自分で自覚すること。
その時はすぐプロの手、第三者を頼ること。
完全に病気になってしまったら、正常な思考をもつことができないことを知っておくこと。
自分のことを守れるのは、自分しかいない。
絶対に周りの人は、気づけないと思うから。
自分で、自分のことを守るしかない。
人間関係に悩んだことがない人なんて、この世の中にいないと思う。
仕事上のストレスだって、心をむしばんでいく。
ここに、極限まで忙しくなってしまったときが怖い。
心と身体、両方が悲鳴をあげたときが一番怖いのだと思う。
とにかく心を病む前に、ん?調子悪いな?という状態で、早めにカウンセラーであれ精神科医であれ、プロの手を借りたほうがいい。そのことだけは娘にしつこく言っておきたいと思う。
私も素人だから下手なことはいえないけれど、自律神経失調症とうつ病はまた別の病気であって、密接な関係があるものの病気としてはちがうと聞いたことがある。
素人なりに漠然とした知識をもっておいたほうが、この症状はもしかして?あれ?と考えられると思う。
冷静な判断ができるうちに、早めに自分をケアしてほしい。
それだけは伝えていこうと思う。
明日から8月なんですね。今年は春と夏の存在感が薄そうだなあ。
私は最近、sumikaもけっこう聞くようになりました。
sumikaは朗らかで楽しい気持ちになる音楽です。もちろん、MVも健全なやつばかりです。
イケメンの片岡さんがライブ中におっしゃっています。
「限界の人間を、ギリギリで救ってくれるのは、お金でも地位でも名誉でもなく、記憶です!」
↓ファンの方に大人気だというこの曲の途中で、叫んでくれます↓
うわー、なるほどなあ、その通りだよなあ~と思いました。
数年前のユニクロCM曲だったという、こっちの曲が私と娘のお気に入りです。
基本的に音楽の趣味がちがう私たち親子を、かろうじて繋いでくれているのはsumikaです。
明日の HEY!HEY!NEO にsumikaがでるのを楽しみにしています。
親子でライブへ行くとしたらsumikaに行きたいです。
週末はこの本を読むことにしました。
有川浩さんから、有川ひろさんに改名されていたんですね。知りませんでした。
半年ほど前にこの本を読んで、なんとなく有川浩さんから遠ざかっていました。作家さんが悪いわけではなく、単に、私が年をとって若い子の気持ちの変化とか、ぽかんとなっちゃって。
世間的には映画化もされていたし、大ヒットしたのだと思います。新作は久しぶりにお仕事小説みたいなので、楽しみにしています。大事に読んでみます。