1,900万円のグランドピアノを無料で弾ける場所 | のんきな3人ぐらし

のんきな3人ぐらし

夫と中3の娘と3人でその辺のマンションに住んでいます。株式投資に夢中で、ブログの更新をサボりがちです。

 

学校がはじまってほっとしている。

学校というより、給食がはじまってが正解。

 

私はおそらく同じクラスの保護者の中で、誰よりも「給食だより」を見ている自信がある。

メニューによって、娘が帰宅時にどれだけお腹がすいているか想像がつく。

 

・パンの日

・うどんの日

・魚がメインの日

 

食後2時間もあれば、完全に消化されている。

おやつなんかじゃ追いつかない。

晩ご飯の一部、軽食を用意しておかなければ、ポテトチップス一袋を一気に食べかねない。

メニューによっては、晩ご飯の支度を早めなければいけないから、私にとっては「給食だより」がとても大切なお手紙。

 

 

関西から戻ってくる日、浜松駅で一度降りた。

その目的はグランドピアノ。

 

昨年のお正月、YOSHIKIモデルのクリスタルピアノが浜松駅にあった。

もう一度、あの場所でピアノを弾きたいという。

決して練習熱心ではない娘が、自らピアノを弾きたいと言うのだからこれは行くしかない。

 

できる限り人がいない時間帯を狙おうと、朝早くに浜松駅へ到着した。

浜松駅はYAMAHAのコーナーにかわっていて、KAWAIのクリスタルピアノはなかった。

 

3才、4才…いや、5才もあやしいな、小学校に入る前だったら号泣して大暴れしていたシーンだと思う。泣くだけでは終わらず、KAWAIのご本社へ伺って、受付の人に直接断られるまで、納得しなかったはず。

最近はこういう時に娘の成長を感じる。

 

まあ仕方がない。さあ気を取り直してという感じで、弾きだした。

早朝だからあまり人も通らない。絶好の練習タイム。

そもそも普通の黒いピアノだから、さほど珍しくもないし、勝手知ったる人はさっさと通り過ぎて、新幹線に乗ってしまう。

昨年の賑わいを思うと、少し寂しいものも感じる。

 

 

娘は昨年、ワンフレーズしか弾けなかった、ドラマコウノドリのテーマ曲が、今年はフルコーラスで弾けるようになった。

なんだかいつもより、いつになく上手く聞こえる。おかしい。娘はこんなに上手くない(ごめん)。

音の響きがすばらしい。ここは駅だから、壁の反響がどうとかも関係ないはず。素人だから適当な想像だけど。

 

 

慌ててピアノの説明書きを見てみると、ヤマハの最高級ランクのグランドピアノだと出ていた。

1,900万円也。ちなみに消費税だけでも152万円。どっひゃー。

 

娘にお母さんも一緒に弾こうと言われたとき、即答で断れなかった。

私は自分自身が小学生の頃より下手になっている自分を、今でもやっぱり受け入れられない。こんなレベルで人前に出て弾くなんてと、外では絶対に弾きたくないと思っている。

 

そんな私も、頭の中で1,900万円がおどりだした。最高級のグランドピアノを弾けることなんて、そうそうない。一時の恥を取ることにしよう。

 

娘と一緒に弾ける、唯一の曲。ビートルズのレディ・マドンナを弾いた。

この素晴らしい音を奏でるピアノで、ミスタッチをしてしまう自分が切ない。

 

本当に、いい音だった。すばらしかった。

とてもいい経験ができた。

 

東京へ向かう新幹線で、娘に聞いてみた。

 

・15万円くらいで買ったYAMAHAの電子ピアノ(自宅)

・ピアノの先生宅にあるYAMAHAのグランドピアノ

・1900万円の最高級YAMAHAのグランドピアノ

 

弾いた感覚も、音の響き方も、そこまでよくわからないという。

頼むって。


 にほんブログ村 子育てブログ 2009年4月~10年3月生まれの子へ
にほんブログ村

ピアノをずっと続けなかったことを後悔しました。こういう時、さらさら~っと弾ければどれだけ気持ちいいことか。ちょっと娘がうらやましかったです。

 

うちは娘のスマホだけがAndroidです。

決して娘のために買ったわけではなく、事情があって余らせていたものを格安SIMでうんと安く使っています。

 

端末も購入から2年以上経っていますし、そもそも安い機種なので、反応もうんと遅いです。

私だったら2分で暴れているレベルのスマホです。

 

 

 

それでも娘は、LINEしか使わないですし、それも週に1回2回、習いごとのときしか使わないスマホです。

買ってやりたいのは山々ですが、やっぱり高いし我慢してもらおうかな。

 

 

 

 

 

 

娘は周りのお友だちがもちだした、キッズケータイに憧れています。

自分のスマホはいらないから、キッズケータイに替えてほしいと頼まれていますが、さすがに聞くわけありません。

 

娘をLINEが使えるのが当たり前の生活にしてみると、LINEに対してなんの憧れもないどころか、面倒くさく感じているようでまったく興味を示しません。

 

 

気が向いたときに、関西の祖母へスタンプのみを送ります。孫からのLINEに喜んで返信をくれる義母からの返信は、見もしません。何日も既読スルーならぬ、未読スルーです。

 

 

 

実母はLINEに気づくのが遅いので、数日後に、このスタンプは何だったんだろうと私にで問い合わせが入ります。娘は送ったことすら忘れています。

 

 

娘がお年頃になるころには、さてどうなるのか。お友だちとのLINEを楽しむのか面倒くさがるのか。実験をつづけてみます。

 

 

 

 

 

私たちが使っているのは、こちらの楽譜です。

やっと原曲と同じ速度で弾けるようになりました。

レディ・マドンナはわりとマイナーな曲ですが、私はビートルズの中で一番好きな曲なので弾いていても楽しいです。