いつも8時に寝室へ行き、8時半には眠ってしまう早寝娘が、昨日は夜更かしをした。
ウトウトすることもなく紅白を堪能し、カウントダウンをして新年を迎え、なぜか涙目で「今年もよろしくお願いします」といって、夫と私に抱きついてきた。
明らかにおかしなテンションになっていた娘は、布団に入ったと同時に就寝。のび太くんより早かった。そんな感じで迎えた2019年。
紅白は本当に楽しかった。
米津玄師さんを楽しみにしていた私は、彼を母親の気持ちで見守っていた。お母様との年齢のほうが近いだろうから、当たり前といえば当たり前。
娘は、坂本冬美さんが夜桜お七を「♪赤い鼻緒が~」と歌った瞬間「この人、うまい」とつぶやいた。
意外なことに、娘は演歌も楽しむタイプだったらしい。
その後の紅白はどの歌手が出てきても楽しそうに見ていた。
ところで昨年末、同じ学年の子どもがいるブロガーさんの何人かが「書き初めの宿題が大変」だという記事をアップされていた。
私は書道の心得が皆無。毛筆も硬筆もまったくダメでコンプレックスの一つといってもいい。
そんな私だから、書き初めが大変だという記事を見かけてビビってしまった。
今すぐやろうと説得して、書き初めならぬ、書き納めを年末にやってみた。
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私はこんな書き初め用の筆を使った記憶がない。
だるま筆という名前も初耳。
いざ、娘にやらせてみてビックリ!!
ふざけてるの?と聞きたくなるギャグのような文字を書いている。
3年生からはじまった書道の授業で書いてくる文字は、まだもう少しマシだったはず。
「いつも通りに書けばいいだけやん、これは何なん?」と言ってしまう。
だるま筆ってそんなに大変なの?
娘は私に、何度も何度も「むずかしくて書けないんだよ!」と訴えてくる。
自分で書いてみてわかった。娘は筆先のすべてが寝てしまうくらいの筆圧で書いている。
同じサイズの筆で書かれたお手本は、もっと細い文字だから、力加減がちがうということしか考えられない。
心得がないから理屈で考えるしかないのが恥ずかしいけれど、やっぱりそういうことだと思う。
ちょっと力をゆるめて!このくらいの太さにして。だから、力いれすぎ!太いってば!
書道の心得がない私が、なんの根拠もない誰にも聞かせられない指導をすること30分。
7枚目にして、【書道を習っていない小学生が書いたら、こんな感じだよね】という普通の作品になった。疲れた。
そんなわけで、ブロガーさんの「書き初めの宿題は大変だった」という記事を見かけなければ、学校がはじまる前日にささっとやろうと思っていたはず。よかった。
ブログ記事にしてくださった方、ありがとうございました。

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関西へ帰りたがる娘を連れて、病み上がりの夫を東京に残して新幹線に乗りました。元旦の新幹線は静かです。