
1才1ヶ月~2ヶ月というのは本当におもしろい月齢だと思う。
今まで以上に本格的なコミュニケーションが取れるようになってきた。
動物への興味がわいているようで、公園で犬やネコを見つけると必死で追いかける。
それでも大きな犬は怖いらしく、間近まで行けず固まっている姿を見ると、
怖いもの知らずの娘にも恐怖心が芽生えてきたんだなと思う。
顔見知りの方に「板橋にあるこども動物園、遠かったけど行ってよかったよ」と聞いた。
なんでも放し飼いされているヤギやヒツジに餌を与えることができるのだとか。
テレビを見ていても動物に興味津々な娘が、どういう反応を示すか知りたい。
暖かい日を狙って行ってみることにした。
入園無料にもかかわらず、きちんとした施設でびっくりした。
小規模ながら3才くらいまでの子なら十分楽しめると思う。
中に入ると早速間近に迫ってきたヤギを見て、さすがに娘がビビっている。
正直いうと親の私もビビっている。怖い。
南国に住んでいる祖母宅の近所に、ヤギを飼っているお宅があった。
そのことを思い出し「ダイジョウブ・大丈夫」と自分と娘を励ます。
ほどなくして、娘は慣れてきたらしい。
ヤギやヒツジがいる空間で普通に歩いている。娘のたくましさが羨ましい。
すぐに飽きたのか、公園の遊具を見つめて外に出たがった。
そして予約(札をくれる)をしていた餌やりの時間に戻った。
スティックニンジンを数本もらい、いざチャレンジ。
まずは親の私が手本を示さなければ。
ビビる気持ちをおさえ、ヤギの口元にニンジンをもって行く。
モグモグとニンジンを食べた。
怖い、怖い、指を噛まれるかと思ったわーと心でつぶやく。
娘は真剣な顔で私が餌をやるのを見ていた。
その表情を見ることができただけでも、板橋まで遠征した甲斐があったと思う。
餌のスティックニンジンを娘が食べたがるのではないか、
と想像していた自分を反省した。娘は想像以上に物事を理解していた。
そして娘にニンジンを握らせた。しっかり握っている。
それを見たヤギがニンジンを食べにきた。
娘はまったくビビっていない。私は完全に腰が引けていたというのに。
ヤギは慣れた様子でニンジンを食べる。娘の指を噛む様子もない。
ヤギ>娘>私 の順に大人だった。反省。
あっという間にスティックニンジンがなくなった。やれやれ。
それでも娘はその場から離れてくれない。楽しかったらしい。
楽しいというより刺激的だったのかもしれない。すごい集中力を見せていた。
確かに遠かったけれど、行ってよかった。
公園も広すぎず適度に坂道が作られてきて、遊びまわるのにちょうどいい。
ああ板橋区ってすばらしい。
今までまったくご縁がなかった板橋区が、急に身近に感じる。
上野動物園のふれあいコーナーは激混みだったし、ここは穴場だと思う。
今度は夫と3人でお弁当を持っていってみよう。


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板橋区って緑豊かな所なんですねー。板橋にお住まいの方、うらやましいです。
楽天トラベルのANA楽パック(航空券+宿泊)を見ていると、
正規料金の新幹線で帰省するより安いようです。お正月はどうかな。早く予約しなくっちゃ。