
私は絶対音感を持っている。
その事に気づいたのは、今から5年ほど前のこと。
突然、ピアノを弾いてみたくなり楽譜を持って貸スタジオへ入った。
私は20年ほど前にピアノのレッスンを辞めて以降、ほっとんど弾いていない。
左手の楽譜を初見で読めなくなっている上、左手の指の力が弱くてサッパリ動かない。
小学1年生の頃の私より下手くそになっていた。
そんな自分にがっかりしつつも、2つの鍵盤の音がくるっている事が
妙に気になってしまい、まったく練習に集中できず。
貸スタジオのおじさんに「音がくるってますよ」と伝えたところ
「○日までに直すからまた来てね」と言われた。
言われたとおり、またいくと今度はきちんと直っていた。
にも関わらずまったく集中できない。へたくそな自分と向き合えない。
そんなことを国立音大を出ている先輩に愚痴っていたら、
「ピアノの音がくるっていることに気づけるのは、相当耳がいい証拠。
20年のブランクも耳がよければ絶対にすぐうまる。がんばれ!」
と励まされた。その時、先輩が私のことを絶対音感を持っていることを
前提に話をしていることに気づき、あれ?そうなの?と思ったのがきっかけ。
もちろん、絶対音感にもレベルがある。
指揮者のようにオーケストラの演奏で何の楽器の誰がミスタッチをしたか
気づける高レベルから、CMで流れる音楽の音階を歌えるレベルまで。
私はもちろん後者。
幼児教育に関する資料をみていると、多くのお母さんが我が子に絶対音感を
身につけさせたいと願っていると出ている。
三十路を過ぎるまで、自分が絶対音感を持っていることに気づいていない人もいる。
そう思えば躍起になって身につけさせるものではないようにも思う。
ただ、先日読んだプレジデントbabyによると、絶対音感は6才までにしか身につかない能力らしい。
知的レベルが成熟している子だと「臨界期」と呼ばれる時期が
早くに終わってしまい、5才でもなかなか身につかない子もいるとか。
絶対音感をつけるトレーニング方法は、和音を覚える練習をすることだと出ていた。
ピアノ88鍵の音を音名で答えられるようになれば合格。
そんな記事を読むと、せっかくだし練習してみる?という気にもなる。
実家へ行った際、娘を私のピアノで遊ばせてみた。
意外なほどにきちんと弾いていた。両手でバンバン音を鳴らすのではない。
指をひらいて鍵盤を押さえることができている。
どれだけ怪力なんだ、と驚くやら感心するやら。
実際にトレーニングをはじめるのは2~3歳がベストらしい。
遊びながらできるといいな、と思う。


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走れるようになった娘は、よく転ぶようになりました。気が焦って仕方がないのでしょう。
もつれる足を見ていると、申し訳ないけれど笑えて仕方がありません。

どうようクラシック名曲ピアノえほん (おととあそぼうシリーズ 5)
ピアノのおもちゃといえば、これが一番評判がいいようですね。
大人も楽しめるらしいので、まずは私が練習しようかと思います。
うちの娘に限れば、カワイのミニピアノを与えなくてよかったです。
まったく遊ばず上から踏んづけて椅子がわりにしていたことでしょう。もったいなーい。
