
Canon PIXUS インクジェット複合機 MP270
(↑ただいま愛用中。7千円を切るプチプライスなのにすごーく優秀です)
娘が本気で怒った顔をはじめて見た。
先日、とある施設で娘を遊ばせていたときのこと。
ボールを手に持ちながら、狭いトンネルをくぐりぬけていた娘。
両手で抱えるほどの大きなボールを操りながら、ハイハイをするのは確かに難しい。
娘はトンネルの中で必死で格闘し、ようやく出口にたどりついた。
と、そこへ。出口で待ち構えていた男の子がいた。
おそらく1才1ヶ月前後、娘と同じくらいの月齢だと思う。
予感は的中。
男の子と娘が、ボールの取り合いをはじめる。
予想通りの展開に思わずニヤニヤしながら見てしまった。
私の顔に気づいたのであろう男の子のお母さんも、じっと見ていた。
何度も何度も、取られては取り返し、を繰り返していた娘。
必死で必死で運んできたボールゆえに、絶対に渡したくなかったのだと思う。
さすがに堪忍袋が切れてしまったのか、男の子の頭をつかみにかかった。
ものすごい顔をして男の子の髪の毛を引っ張ろうと掴んだ。
慌てて間に入り、男の子とお母さんに平謝りして娘を注意。
一部始終をみていた男の子のお母さんも「ごめんなさいね」とボールを娘に手渡してくれた。
今まで、興味本位でおともだちの髪の毛を触っていたことはあっても、
怒りの感情が爆発して髪の毛を引っ張ったことは初めて。
娘、人生はじめての暴力。
絶対によくないことだから、親とてきちんとシツケなければいけない場面。
まだ何も喋れないけどと思いつつ「そういう時は 『やめて』 ってクチで言うんだよ」と言い聞かせる。
その反面、私は娘の成長を実感してじーんときた。と同時に少しほっとした。
以前、遊びに行った保育園で園長先生からこう聞いていた。
「おもちゃを取られたのに何も反応を示さない子、のほうが保育士としては心配なのです。
暴力で返すほうがまだ赤ちゃんとしては自然な行動ともいえます。」
その時、園長先生が親の謝る姿勢を見せることも大切だと仰っていた。
娘、私が謝る姿に気づいてくれただろうか。
いよいよ、色んな先生に相談してきたことを実行するときがきた。
おもちゃの取った、取ったとられた、に関する私の行動方針は1才の間これでいく予定。
・娘が使っているおもちゃを、ほかの子が割り込んできて娘が怒った時
「ごめんね。まだ使っているみたいだから、もうちょっと待ってくれる?」という。
娘から取り上げて「どうぞどうぞ」としたり、「一緒に遊ぼう」と娘を制することはしない。
もちろん、娘が怒っていないときは一緒に遊ぶよう促す。
遊び終わったら、その子を探して娘と2人でおもちゃを手渡しに行く。
・娘が横取り、割り込みをしようとした時
基本的に許さない。先に遊んでいる子がいるときは横取りしちゃダメだと伝える。
たくさんある積み木や、明らかに一緒に遊べる遊具などのときは、娘が喋れるようになるまで
「一緒にいれて」と私が伝えてみる。その子が嫌がったらすぐ退散。
娘が1才を過ぎてようやく私も親になったんだな、と実感する日が増えた。(遅っ)


にほんブログ村 子育てスタイルに参加中♪
今年は娘をつれて大学の学園祭に行こうと思います。キャンパスは広いから散歩にぴったり。ピークは来週かな。