
娘を連れて皇居へ行った日の帰り道、夫と2人でしみじみと
「一眼レフを買ってよかったね」と言い合った。
本格的に動きはじめたら、コンパクトタイプのデジカメだとなかなか追いつけない。
「ママは一番のカメラマン」というキャッチコピーを、どこかで見かけたような
気がするけれど、事実その通りだと思う。
もちろん、構図などはプロカメラマンに敵わない。
それでも1才0ヶ月であるうちの娘に限定した話でいうなら、
いい表情を引き出すのは夫の得意分野。
楽しくて楽しくて自然といろんなポーズをとっちゃう娘。
それをすぐ側でカメラにおさめるのが私の役割。
という図式が成り立つ。
ここに他人がいれば、娘は心底リラックスした表情を出さないと思う。
事実、過去に数回利用したスタジオ写真は、どれもベストとはいえない表情をしていた。
下手ななんとか数打ちゃ当たる論で、連写機能をつかって撮影しまくったら、
ブロマイド写真になりそうな奇跡の写真が何枚かでたのが嬉しい。
我が家は生後3ヶ月の頃に一眼レフカメラを買った。
夫がアナログ星人のため、選ぶのもメインで使うのも私の役目。
それはそれは悩んだ。カメラに詳しい友人に相談したり、ネットの口コミを読み漁ったり。
使いはじめて一年弱。
いまだ「ど素人」の私なりに「一眼レフカメラの選び方」について気づいたことがある。
一眼レフを使って何を撮る予定なのか?
ここが重要。
旅先や日常の風景・雑貨やお花などのモノを撮りたいというカメラ女子候補生の人には、
以下の文章はまるで役に立たない。
高い買い物だからじっくり、ゆっくり、色んな人に相談して選んだほうがいい。そうではなく、
我が子を撮りたい。背景ボケ写真に憧れる。
ただそれだけ、という私と同じど素人タイプの人が注意すべきポイントは2つだけ。
1.シャッタースピード
2.カメラのレンズ
あとは価格。最新機種ではなく、一つか二つ前のモデルを選べば安いはず。
重さはどれを選んでも同じだと思う。
というのも、持ち運びかばんを含めればどの製品も絶対に500グラムを超す。
ただでさえでも荷物が多い子連れ主婦が、一眼レフカメラを常に持ち歩くのは不可能といっていい。
「今日は撮ろう!」と気合をいれた日だけになると思う。
となると、100~200グラム程度の差ならそこまで大きな差ではない。
シャッタースピードはカメラの電源をONにした後の起動時間も含めて
考慮したほうがいい。
1才を過ぎた赤子は動きが早い上、カメラ本体に興味があり近寄ってくる赤子が多いと思う。
数秒単位の勝負になってくる。
そんな状態のときに、撮影前にカメラの設定をいじる暇は一切ない。
私はこれを誰かに教えてほしかった。風景やモノ撮りとは違うのはここだった。
最近のカメラはどれも性能がいいから、オートにしておけば素人目には問題ないと感じる。
フォトショップなどの画像加工ソフトを持っていれば、後から修正もきく。
修正というと妙な響きだけれど、自分が実際に見ていたときの色合いに近づけることができる。
カメラのレンズによって、背景ボケができるかどうかわかれるという。
私が使っているのは超人気機種であるキャノンEOS Kiss X3というもの。(今はX4が最新)
Avというダイヤルに合わせておけば、基本的にいつでも背景ボケ。
カメラのレンズは買ったときについていた時のまま。何も変えていない。
購入前にあれこれ読んでいたかぎり、オリジナルのレンズだと背景ボケはできない
って書いてあったけれど十分できている。
あと、買っておいてよかったと思うものは、収納するカメラバッグとレンズ保護フィルター。

これが保護フィルターで、レンズにつけておけば直接触ることがないから安心。
カメラバッグは安いものを選んだものの、両方で5,000円ほど。
これにメモリカードやらなにやら買うと、オプションだけで1万円弱かかった。
そこも考慮して選んだほうがいいと思う。
★私が使っているのはこちら★ 動画機能がついていますが、ほとんど使っていません。

Canon デジタル一眼レフカメラ Kiss X3
(9ヶ月前に私が買った頃より3万ちょい安くなってる‥‥涙。)


にほんブログ村 子育てスタイルに参加中♪
そういえばダブルズームレンズがセットになったものを買ったんだっけ。
押入れから出してこなくちゃ。ああ思い出してよかった♪