「食物アレルギーの最新情報」公開講座 | のんきな3人ぐらし

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夫と中3の娘と3人でその辺のマンションに住んでいます。株式投資に夢中で、ブログの更新をサボりがちです。


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週末に帝京大学で開催された小児アレルギー公開講座へ参加した。

娘が卵アレルギーと診断された後、ネットで「食物アレルギー 最新情報」という
キーワードで検索して偶然みつけた講座だったように思う。

行ってきてよかった。講座を見つけることができてよかった。
最新情報を知ることで不安がなくなった。


失礼ながら、帝京大学ってどこにあるの?と当日まで思っていたほど
まるでご縁がない大学病院。

小児アレルギーの専門班が組まれているほど、小児アレルギーの専門医が
そろっておられる病院だとはじめて知った。

先生たちの話はとても勉強になった。
専門用語がたくさん出てきたのに、不思議と眠たくならなかった。

ゆっくりわかりやすく解説してくださる先生と、話がおもしろい先生の2人が
でてきたからかもしれない。

娘が卵アレルギーでなくても、知識として知っておいてよかったと感じたように思う。


以下、私が聴いたことの中で特に心にのこった内容を列記します。

あくまでも講座の一部であり、私が聞き間違えた可能性もゼロではありません。
主治医の先生の方針と正反対であることも考えられます。
大切なお子様のためにも、内容を鵜呑みにせずご自身でお調べになってくださいね。




■『アレルギー血液検査』だけをみて食物を除去する必要はない

・大切なのは症状がでているかどうか。(IgEが陰性でも症状がでることもある)
・IgEが高いと症状が重いのではない。症状がでる確率が高い、ということ。
・血液検査は卵と牛乳については精度が高い。
・大豆アレルギーの人であっても、味噌としょうゆはOKという人も多い。
・アレルギー負荷テストを行うのが一番よい。

参考URL:食物アレルギー研究会
掲載されているのは一部の病院だけ。ただ、どちらの病院でも人気で順番待ち。
1回あたり最低でも3時間はかかるテスト。帝大病院でも1~2ヶ月待ち。



■アトピー性皮膚炎=食物アレルギーではない
・1~2才までは約3割が関係するものの、小学校にあがる頃には関係ないといわれている。
・帝大病院では授乳中である母親の食事を制限させていない。
(ただし因果関係が明らかである食事だけは除去)



■アレルギーに関していい先生とは、一緒に悩んでくれる先生
・いまだ解明されていないことが多く、患者の個人差が大きい分野。
・先生によって考え方や方針が違うことは多々ある。



■積極的に治す方法が出てきて、アレルギー診察にも未来が見えてきた
・SOTIという「食べて治す」方法がある。
・3才までに自然に治ることもあるし、これをするかどうかは考え方次第。




◆◇◆◇◆


メインでお話をされた洵教授の先生が、参加者があらかじめ書いておいた質問票に
すべてお答えくださった。

その中に、私の質問も含まれている。

「1才0ヶ月の子どもが軽度の卵アレルギーだと診断を受けました。
先日、加工品を誤って食べたところ口の周りが少しだけ赤くなりすぐ引きました。
この場合、加工品を与え続けても問題ないでしょうか。」


カステラを誤食させた後、反省したはずなのにあまりにも症状が軽いものだから
「あれ?問題ないの?」と思ってしまった私。

そんな私の質問にもお答えくださった。

結論としては「問題ない可能性が高い」だった。もちろん、主治医の先生と相談しながら。
講座の中にも出ていた「卵を早く食べさせる理由があるかどうか」にもよるのだと思う。

そう聞いて心底安心した。

1才半までは与えない方針で行く予定に変わりはないものの、また誤食してしまったら
アレルギー負荷テストができたと前向きに考えようと思う。



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食べて治す食物アレルギー―特異的形口耐性誘導(SOTI)


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参加費無料なのに会場でペットボトルのお水、メモ用紙、ボールペンなどを配ってくださいました。共催の万有製薬さんが
提供してくださったようです。病院と製薬会社の癒着って悪いイメージしかありませんでしたが、気がかわりました。笑。


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