
10ヶ月1日目の娘。
相変わらず身長体重ともに男児の成長曲線をはみだしている。
先日、リネンの生地を買いに日暮里へ行ったとき、手芸用品店の店員さんがこう仰った。
「そうよね、9ヶ月ってきくと納得だわ。抱っこされていても背が高いなーってわかるの。
でもお顔は赤ちゃんだから不思議だったのよ。あなた(娘)の将来が楽しみよー!」
今まで、同じ月齢で娘より体重がある男の子には、たまーに会うことができた。
それでも娘より身長が高い赤ちゃんには男女ともに会ったことがない。
私は自分の肩や腰が弱いこともあり、ずっと娘の体重ばかり気にしてきた。
それが娘の成長とともに気づいたことがある。
保護者としては、"重い"より"高い"ほうが大変だということ。
つかまり立ちに背伸びが加わると無敵に近い。
背が高いだけでなく、腕が長い娘にとっては家の中にあるものすべてが
「がんばれば届きそう」という状態。
つかまり立ちをしたら常に背伸び。上を見あげて必死で手を伸ばす。
というのが癖になっているらしい。
一番恐ろしいのが、キッチンの台に指がかかっていること。
キッチンゲートを撤去している今、うかうか端っこにものを置いておけない。
食卓テーブルはアウト。
昨日は私がのんだ麦茶のコップをひっくり返されてしまった。
テーブルの真ん中のほうにしか物をおけない状態。
テレビ台にいたっては完敗。
腕を大きくのばしてホコリ掃除もしておいてくれる。
リモコンはしょっちゅう行方不明。
桃の葉ローションやら一眼レフやら、娘にさわられたくないものを
避難させていたサイドテーブルだって角度によっては落とされる。
ここなら大丈夫だろう、わっ届いた!という追いかけっこのような状態が続く。
1才過ぎの赤ちゃんであれば、触ると母親から叱られることをわかった上の
「いたずら」目的かもしれない。
それが10ヶ月という娘の場合は単純な興味だけ。叱るに叱れない。
今までは、誤飲を防ぐため床をきれいにしておくことしか考えていなかった。
我が家の場合は床だけでなくテーブルの上もきれいにしなければいけない。
整理べたの私にとっては、かなりきつい状況‥‥。
育児をはじめて10ヶ月、私にとっては今が試練のときといえる。
結婚して10年目。
娘も食べるからと夜ごはんをきちんと作るようになり、娘が触るからと
極力部屋を片付けるようになり、ようやく一人前の主婦になれた気がしている。


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今日は結婚記念日です。私にとって結婚記念日とは、この人と結婚したいと一方的に思っていた時期のことを思い出す日です。