
ハイハイデビューから2週間弱が経過し、娘の筋力もアップしたのか
少しずつ少しずつ一回に進む距離が伸びてきた。
といっても、まだまだ部屋中を探索するというわけではなく、目的物を
発見したときだけ必死で進んでいる。
児童館へ0歳児の集いへ行き、開始時間まで畳で遊ばせていたときのこと。
一人のお母さんが、もちろんご自身のお子さんのためにカバンの中から
小さなおもちゃを取り出した。
だだっぴろい畳にいた赤ちゃん達は、突然あらわれたおもちゃに目が釘付け。
4人の赤ちゃんが一斉にハイハイでそのおもちゃへ向かった。
スタートダッシュが誰よりも早かった娘は、史上最高の速度を出して
そのおもちゃへ進みはじめ1着でゴール。
娘のあまりにも速く動く姿に爆笑しそうになったのを必死でこらえた。
やればできるじゃないのー、と心の中でツッコミをいれる。
その時、娘がおもちゃをつかみ速攻でクチに運びなめようとしていた。
あわてて「お友だちのだから返そうね」といって、娘の手から引き離してお返し。
家へ帰る途中、何だかもんもんとしてきた。
・どうして私は何もいわずに娘からおもちゃを引き離してしまったんだろう。
・誰よりも早く到着できたことを、まずは褒めてやるべきだったのではないか。
結局のところ私は、初めて参加した会で周りのお母さんの目が気になっていたんだと思う。
「人のおもちゃを横取りする赤ちゃんを注意しない母親」
だと思われたくないという気持ちが先行して、娘を二の次にしてしまったのではないか。
娘が8ヶ月の今はまだいいかもしれない。
この先、娘が言葉を100%理解しはじめた時はそういうわけにいかない。
娘の気持ちを受け入れた上で、言って聞かせてやる必要があるはず。
今回だって、もし娘がおもちゃをなめてしまった後だったら、きちんと拭いてから
お返しすればこの月齢であればお互いさまですんだと思う。
焦ってしまって冷静になれなかった。
育児は育自。
使い古されたこのフレーズが初めて頭をよぎった。
私にとっての育自は、どんな場面であっても焦らないこと。
人の目を気にしすぎることなく、娘にとって一番の理解者であること。
これがテーマになってくるかもしれない。そんな風に思った。


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