リンリンの歯磨きは、私にとって「永遠のテーマ」と言って過言ではありません。きっとリンリンの生涯通じて一生懸命に歯磨きしてると思います。
リンリンはいわゆる受け口ちゃんで、歯並びも凄いです。でも、その特徴のおかげで「ウチの子」として我が家に来てくれました。
ロッタは11歳で歯石除去の手術をしました。
それからは歯磨きを頑張っていたのですが、手術から半年ほど経った頃、歯茎全体からジワジワ湧き出るような出血があり、歯周病だと思っていたら命にかかわる血小板減少症でした。出血がトラウマになって歯磨きが出来なくなって、あっという間にまた歯石だらけ。遂には鼻から膿が出るようになってしまったので、心を入れ替えてとにかく歯磨き頑張りました。あんなに嫌がっていたロッタも協力してくれるようになって、大きな歯石がパカッと取れた時は凄く嬉しかったなぁ。
そんなワケで、ロッタが旅立って犬の居ない暮らしをしていた間に、誰かが犬を貸してくれるならお借りしてでもやりたくて、堪らない衝動に駆られていたのが、犬のご飯作りと歯磨きでした。
リンリンは、ロッタが連れてきてくれた子だと信じています。変な話ですが「ハイ、この子お願いッ」って言われたような気がするんです。私が犬の歯磨きをしたくて堪らなかったのもバレバレなんだと思います。
ロッタと同じ犬舎で産まれて、16年以上お世話になっていたサロンでずっと待っていてくれて、これ以上はないというシチュエーションで私はリンリンに出会うことが出来ました。
リンリンのお口は下顎が細いせいか、舌が当たって歯ブラシが入りにくいです。しかも前歯が全て外に向かって生えている……。ガタガタだしピッタリ重なり合ってる部分もあって本当に磨きにくい。歯の専門医を受診してアドバイスを頂いたり、定期的に検診を受けた方が良いのかもしれません。
それでも、リンリンは決して上手ではない私の歯磨きケアを、暴れもせずに素直に受け入れてくれてます。時間のない朝に毎日ガッツリと15分間は歯磨きをやってます。リンリンは本当に良い子です。
りんちゃん、お利口ね。
これからも毎日歯磨き頑張ろうね。
「フンガー！早く終わらせて～！」 by リンリン