大変ご無沙汰しております。
こどもデザイン室加藤です。
永らくお待たせしておりました、こどもデザイン室展のご案内が完成致しました。
この様に本年度も開催の運びと出来たのも皆様のおかげです。
誠に有難う御座います。

こどもデザイン室展 2020
3/25[wed] - 3/29[sun] 10:00~18:00
(3/28[sat] は午前中休館 12:30 から開館・29[sun] は 17:00 まで)
入場無料
会場:清須市はるひ美術館

Marché.de.はるひmusée -こどもと集う一日-
3/29[sun] 10:00~15:00
会場:はるひ夢の森公園
「 ほほえみ 」
アトリエで絵具や様々な素材を使いこども達と作品を制作していると
私の方がはるかに能力があると思っていた頃があります。
例えば何かを作る時、壊れない様につくる、色を綺麗に上手く塗る
材料や時間の無駄が無いようにすることが、こどもはどうして出来ないんだろう。
能力が無いから教えてあげようと思っていた時は見えない事も多々ありました。
少しづつですが今はこどもの持つ本当の素晴らしさ。
本当に必要な事が分かってきた様な気がしてきています。
大人になった私にここまでひたむきな心で一心不乱に絵具を塗り、
何度でも何度でもトライして表現する事ができるでしょうか?
こどもには物の本質を一瞬のうちに掴み取る力、掴み取ったものを表現する力があります。
我々大人には到底足りない能力だと思います。
しかし、こどものすることに大人はもっとこうしようとあれこれ付け加えようとして行きます。
私もそうです。
そこでこどもはそれに立ち向かう為に反発してきます 反発してくれる方がまだ助かりますが、これを受け入れ続けるこどもはとても危険です。
答えをお母さんにゆだねるお子さんになってしまい、自分で自分の答えさがしが出来なくなってしまいます。
だから私は見守ります。
しかしただ傍観者になって時が過ぎるのを待っているだけではいけません。
待つ事は、こどもと関わる者自身がその時の状況をもう一度「客観的」になるという事だと思います。
今、本当に何をすべきか、自分の姿や言動が恥ずかしいかもしれないと見直すことが出来た時、必ず子どもへの対応も変わるはずです。
その時私は必ず笑顔を忘れない様にしています。
笑顔は愛から来るもので様々なつながりを持たせながら遊びを通して私は展開して行きます。
この「つながり」を人はいろいろなところでみつけ、つくりだそうとしています。
つながりは関係性であり創造力です。
創造力は自分が自分らしく強く生きられる力です。
生きる力を育む為に、こどもに沿うのではなく大人の方に沿わせようとしてしまうと、そのひたむきな姿は見えなくなっていきます。
こどもをどう育てようかでは無く、こどもがどう育ちたいかを私達は謙虚に受け入れる姿勢を持つ事が大切だと思います。
調和の世界に愛がありその先には、ほほえみかけられたこどもの笑顔があるはずです。
遊びと創造の場 こどもデザイン室 代表 荒木まさかず

3/25 [wed] - 3/29 [sun] 10:00~18:00(3/28[sat]は12:30~・29[sun]は17:00まで)
1F 展示室 1,2 2F オープン展示スペース

左:サマーキャンプ -小さなhut 上棟編- 中央:アトリエ活動 -混色活動- 右上:one day atelier -忍者屋敷2019- 右下:活動アトリエ -球の軌跡-
2019 年 4 月~ 2020 年 3 月までの間に制作された 2 歳~ 15 歳の子どもたちによる絵画、版画、レリーフ、オブジェ、全体作品等約 160 点を展示します。
加えて夏に行われたサマーキャンプの映像や、幼児による一日アトリエ「忍者屋敷 2019」の映像を放映します
大人や先生など教える側が、子どもたちに出来るだけ干渉せず生き生きと自由に創造的に制作した作品です。
答えが多様に満ちた創造的な世界を一人でも多くの方々が本展に足をお運び頂き、その成果をご高覧頂ければ幸甚に存じます。


3/28 [sat] 10:00~12:30 終了時刻は前後する可能性が御座います。
1F 展示室 1,2 2F オープン展示スペース

こどもデザイン室主宰、荒木まさかず氏によるトークイベントを開催致します。会場にあるこどもたちの作品 を鑑賞しながら展覧会コンセプトを元に、制作者の背景や秘話をご紹介します。
材料費500円
申し込み方法:以下Googleフォームにて登録をしてください。
こちらからの連絡が来次第受付が完了となります。
https://forms.gle/ztQkv8CDDYgBaFDz6
ご参加頂くにあたってのご注意
お子様連れの参加はご容赦頂きます。
トークイベント最中は登録者以外の方はご入場頂くことは出来ません。
*応募多数の場合には抽選とさせて頂きます

3/25 [wed] - 3/29 [sun] 10:00~18:00(3/28[sat]は12:30~・29[sun]は17:00まで)
2F オープン展示スペース
子どもたちによって制作された様々な色と形を実際に触って遊ぶことが出来ます。どんなカタチができるかな?

3/25 [wed] - 3/29 [sun] 10:00~18:00(3/28[sat]は12:30~・29[sun]は17:00まで)
1F 展示室2

左:田んぼの代掻き 中央:田んぼを守るカカシを間伐材でつくる 右:味噌を仕込む
食べることは生きること。全身を使って遊ぶことは生きること。選択が多様にある現在だからこそ物事の本当の意味を「実感」することが大切です。岐阜県 白川町 黒川という自然が魅力の地で一年間、四季折々の自然から恵みを貰いながら共に成長していくこどもたちの姿を放映します。

3/29 [sun] 10:00~15:00
会場 はるひ夢の森公園
小雨天決行

心の余裕は丁寧な暮らしを生み出します。本マルシェでは素材にこだわり、心と身体にやさしく手間ひまをかけた商品がお店に並びます。又、御家族や親しい友人とともに共感し合えるイベントスペースも出店されます。皆様お誘い合わせの上、お越しをお待ちしております。
出店者様詳細は後日追ってご連絡させて頂きます。

3/29 [sun] 10:00~16:00 (12:00〜13:00の間、お昼休憩になります。)
1Fエントランスホール・2F オープン展示室
本WSは事前予約制となります。
以下Googleフォームにアクセスし登録をしてください。
デザイン室から連絡が来次第受付完了となります。
https://forms.gle/5Dp9iT44gYoUYGf97
[Re∓design] とは不用の運命になってしまった、人々が年月を経て大切に使ったモノの記憶や素材、機能をデザインの力で新たに再生し新しい役割と生命を吹き込みます。今回は「近年便利になったことによって忘れ去られつつあるもの」をテーマに高学年・中学生クラスのメンバーがいつもの日常を立ち返り、見方を変え、遊びを通して、人と人が関係し合えるモノや自分の作品として持ち帰りことが出来るワークショップに Re∓design しました。


会場詳細


今年度の展覧会もより良い展示、イベント開催にしたいと思っております。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
こどもデザイン室では2020年度新規アトリエ会員様、
アトリエアルバイトスタッフを募集しております。
アトリエ会員様については新年度に向けて空きが少なって来ておりますので、ご興味のある方はお早めのお問い合わせがオススメです。
アトリエアルバイトスタッフは造形や絵画、デザインを通してこどもたちを見守りながら共に育ち合う「共育」を目指しているデザイン室の意思に共感して頂ける方を募集しております。
ご興味のある方は以下のお問い合わせまでご連絡ください。
09091904102
c.designroom@gmail.com