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パチンコ店と遊技機に真摯に向き合い業界歴19年。確かなアイ(眼・愛)で本質を見抜く!!

 

 

 そういえば、先日『新世紀エヴァンゲリオン~シト、新生~』の展示会に行った帰りに、11月1日から全席禁煙になった『エスパス日拓渋谷本館(992台)』へ。

 

エスパスは、2015年頃に『新小岩北口駅前店(1,274台)』でフロア分煙を行なったり、『西武新宿駅前店(894台)』で全席禁煙を採用したり、何気に健康増進法改正案施行以前にトライをしていた法人。

 

今となっては当たり前に考慮する事ですが、「新小岩」のフロア分煙では、グランドフロアが「喫煙」で上階が「禁煙」という、煙の流れに沿っていない形だったように記憶しています。

それが理由ではないと思いますが、支持状況から時期尚早と判断したのか、早々に喫煙可に戻り、当時数店舗で禁煙・分煙のトライをして残ったのは『西武新宿駅前店』だけ。

 

『西武新宿駅前店』の近くには、『エスパス日拓新宿歌舞伎町店(1,696台)』がありますので、トータルでは成立するという事なのでしょう。

 

今回の『渋谷本館』も近くに『渋谷駅前新館(924台)』・『渋谷スロット館(271台)』がありますので、単店ではなく3店舗トータルで捉えての先行実施と思われます。

 

 

 

地下~3階の多階層店舗に、喫煙ルームは9か所(1階3か所・他フロア各2か所)と、「近くに喫煙ルーム」を意識した設置。

各喫煙ルームには同フロアの他の喫煙ルームの案内も出してフォロー。

各台の自灰灰皿部分は蓋で固定して使用できないようにしてありました。

 

現状は、実施前後で横ばいな雰囲気ですが、S北斗導入週という事を鑑みると、ポテンシャルとしては1割程度下がっているぐらいでしょうか。

その分を『渋谷新館』・『渋谷スロット館』『楽園』の3店舗で分け合っている印象。

 

駅前型・ドミナントであればこういった先行実施も検討し易いですが、郊外型では明確に『分煙かどうかが気にならないぐらいの別の価値の提供』がないと難しいですね。

面白いもので、事例を追いかける限りでは、喫煙率はパチンコの方が低いのですが、許容するのはスロット層だったりします。

 

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