エンビロン製品の使い方について、
改めて、各アイテムの基本的な使い方をご案内していきたいと思います。
何回かに分けて、お肌別にご説明していきますね。
今回第一回目は、
エンビロンのベーシックケアシリーズである
[モイスチャーシリーズ]
のご説明です!
[エンビロンを使う順番]
基本はこのステップに合わせて順に使用していきます。
🔸洗顔
🔸トーニング
🔸保湿(ジェル+クリーム)
🔸サンケア
洗顔
洗顔は以下の2種類です。
クレンジングジェルかクレンジングクリームをご使用下さい。
[ポイント]
⚫︎ジェルはさっぱりな洗い上がりで一度でメイクも汚れも落とす事ができます。普通肌〜オイリー肌向けです。
洗浄力があるので夜だけの使用でも構いません。
⚫︎クリームはしっとりで、普通肌〜乾燥肌におすすめです。
ただし、クリームはクレンジング機能が少し弱いのでお化粧が薄めの方やノーメイクの方、朝の洗顔変わりにお使いください。
[使用方法]
•朝•晩に使用。
[ポイント]
•1~2プッシュを水を少し加え泡立てて洗顔ください。
•メイクも汚れも落とすことができます。クレンジングジェルは1分程度で終えて下さい。
•刺激を与えないように汚れをきちんと落とす事はシミを作らない大前提です。
次に、トーナーです。
モイスチャートーナーか、ダーマラックローションをご使用ください。
[ポイント]
⚫︎共に乳酸を含むピーリングローションで、コットンに十分とり軽く肌を拭き取って下さい。
⚫︎その際に刺激を与えないように気をつけてください。
[効果]
⚫︎乳酸は老化角質を剥離させやすくし、
肌を柔らかくし、肌の生まれ変わりを促進します。
また、肌の保湿作用を高める働きもあります。
その後の抗酸化ビタミンの吸収を高める意味でも効果的です。
モイスチャートーナー
⚫︎さっぱりしつつ保湿力が欲しい方におすすめです。
[ポイント]
⚫︎アルブチンが入っているので、より美白作用があります。
⚫︎目に入ると痛いので、コットンの使用をお勧めします。
コットンが刺激になる方は手で馴染ませるか、ジェルやクリームと混ぜても構いません。その場合は目に入らないように気をつけてください。
[使用方法]
•朝・晩に使用。
•洗顔の後に、500円硬貨大をコットンにとり、お顔全体になじませます。
ダーマラックローション
⚫︎乾燥やくすみ、ざらつきが気になる方にオススメ。
[ポイント]
⚫︎尿素も入っているので、よりしっとりします。
⚫︎アルコールフリーなので、アルコールに弱い方にはこちらがおすすめです。
⚫︎目に入ると痛いので、コットンの使用をお勧めします。
コットンが刺激になる方は手で馴染ませるか、ジェルやクリームと混ぜても構いません。その場合は目に入らないように気をつけてください。
[使用方法]
•朝・晩に使用。
•洗顔の後に、適量2~3適をコットンにとり、お顔全体になじませます。
次に、モイスチャージェルとモイスチャークリームです。
[ポイント]
⚫︎ジェル•クリーム共にそのレチノールの濃度によって、ジェルは1.2、クリームは1〜4までのレベルがあります。
⚫︎それぞれ1にはビタミンA(レチノール)が1種類しか含まれておらず、2からは浸透度の高いレチノールが加わり、2種類のレチノールが含まれています。
⚫︎お肌がかなり敏感というのなければ、効果重視で2番からの使用をお勧めします。
[効果]
ジェルクリーム共に、抗酸化ビタミンである
A(レチノール)
C(VCIP)
Eなどが含まれています。
ビタミンA(レチノール)
●細胞分裂に欠かせないビタミンで、肌の生まれ変わりを促進します(メラニンの排出につながりシミが薄くなります)
●メラノサイトに働きかけ、メラニンが過剰に作られるのを防ぎます。
●真皮内の血管網が発達し血色のよい肌になりくすみが解消されます
●パルミチン酸レチノールは紫外線B波から肌を守り日焼けを防ぐ効果があります
●TGF-βなどの成長因子を活性化させ細胞の若返りやシミの抑制に働きます
ビタミンC(VCIP)
浸透性が高いタイプで、肌の中で長時間安定し、
持続型に効果を発揮(43時間以上とも言われている)
刺激が少ないビタミンCです。
●色の濃くなったメラニンを薄く還元します
●メラニンの合成を抑制し、新しいシミができるのを防ぎます
●コラーゲンの合成を高めハリのある肌に導きます
●たるみ毛穴の改善にも効果があります
⚫︎皮脂コントロール作用があるのでニキビ予防につながります。
ビタミンE
つまり、
⚫︎シミに効く(肌の生まれ変わりを促進する)
⚫︎シワ、たるみに効く(コラーゲンやエラスチンを増やす)
⚫︎肌が若返る(老化角質を薄くし、肌が柔らかくなる)
⚫︎ニキビに効く(毛穴詰まりを防ぎ、皮脂が抑えられる)
⚫︎健康的な肌になる(角質のバリア機能が高くなる)
[注意点]
⚫︎老化した肌やトラブルを起こしやすい肌はレチノールが減少していると考えられています。
肌に高濃度のレチノールをいきなり与えると、
肌の細胞膜のレチノイド受容体が不十分の場合、細胞内にうまくレチノールを取り込めず、レチノイド反応(A反応)が起こる場合があります。
[レチノイド反応とは]
赤み、ひりつき、ほてり、剥離、ニキビの活性化など
[レチノイド反応が起きたらどうする?]
⚫︎足りなかったレチノールを与え続けている間に肌にレチノール受容体が増え、反応は収まっていくので、基本的には多少の症状があっても量を加減しながら使い続けてください。
⚫︎どんどん悪化する、真っ赤、痛みが強いなどは要注意なので、心配なことがあれば遠慮なくご相談ください。
[レチノイド反応はどれくらい続く?]
⚫︎数日で収まる方、
1~2週間で収まる形
1~2か月かかる方と様々です。
多くは数日で収まる方が多いように思います。
⚫︎強い反応で顔が赤く腫れていたお客様。
肌のざらざらが2か月ほどあったお客様。
おでこのぷつぷつが1か月もとれなかったお客様など、強い反応が出た方も中には居られますが、乗り越えた後にはエンビロンの効果を実感され、高い評価を頂けました。
[レチノイド反応を低減させるには]
⚫︎水で濡らしたコットンにトナーをとり薄めて使う、または、トナーを一時的に控えてください。(刺激があるため)
⚫︎低いレベルのレチノール製品に一時的に変更する。慣れた段階で次のレベルにステップアップしましょう。
⚫︎トナー、ジェル、クリームを混ぜて塗る
⚫︎角質細胞間脂質であるセラミドを含んだ保湿剤(医療用AKシリーズ)を使いバリア機能を回復させる
※ご希望の方はご連絡ください。
[皮むけをした場合は?]
⚫︎皮がめくれているのは、ターンオーバーが速くなってるためでそれ自体は効果でもあります。但し、皮をめくらないでください。
⚫︎洗顔やピーリングローションをコットンに湿らせ軽く顔を拭く事で、不要な角質は自然に取れていきますが、その際強く顔を擦ったり、タオルで擦って拭いたりすると、無限にむけてきて、顔が真っ赤にヒリヒリ、腫れたりしますので、優しく肌を扱いましょう。
⚫︎ターンオーバーが高まると乾燥が強くなるので、十分な保湿をしてください。
先述の医療用AKシリーズなどおすすめです。
⚫︎昼間、乾燥してくると皮がヒラヒラしてきます。その際も剥かず、保湿剤で押さえましょう。
⚫︎皮むけは、レチノールを少量でも塗りつづけると次第に収まっていきます。
モイスチャージェル(1)•2
[使用方法]
朝・晩に使用。
洗顔・トーニングの後に、パール2粒大を手にとり、お顔全体になじませます。
モイスチャークリーム(1)・2・3・4
[使用方法]
朝・晩に使用。
洗顔・トーニング・保湿ジェルの後に、パール2粒大を手にとり、お顔全体になじませます。
サンケア
紫外線から肌を守ります。
アンチエイジング効果をしっかり出そうとするならば、サンケアによって老化を加速させる紫外線をしっかり防ぐ必要があります。
エンビロンの日焼け止めは抗酸化ビタミンが含まれたアンチエイジングサンケアで、以下の2種類です。
ラドエンリッチドサンクリーム
[ポイント]
⚫︎エイジングケアもできる日焼け止めクリームです。
⚫︎しっとりしたテクスチャー。
⚫︎白浮きしにくいので、化粧下地としても使用できます。
[効果]
抗酸化ビタミン
日焼け止め効果:SPF16/ PA++
[使用方法]
朝に使用。
洗顔・トーニング・保湿の後にパール2粒大を手に取りお顔になじませます。
ラドシールドミネラルサンスクリーン
[ポイント]
⚫︎日常生活での日焼けによるシミそばかすを防ぎます。
⚫︎塗るとほんのり白くなるのでファンデーション代わりにも。
⚫︎さっぱりした付け心地。
[効果]
⚫︎抗酸化ビタミン
⚫︎近赤外線にも着目。
⚫︎紫外線吸収剤フリーでノンケミカル。
⚫︎日焼け止め効果:SPF15/ PA+++
[使用方法]
朝に使用。
洗顔・トーニング・保湿の後にパール2粒大を手に取りお顔になじませます。
以上が、モイスチャーシリーズの基本の使い方です。
他の商品は別の機会に。。