この15年間、私が携わってきた多くの経営改革の中で、
もっともクリティカルな問題は「トレンドの変化」でした。
これが、『スモールカンパニーの生殺与奪権あるあるBEST5』の第一位でした。
徐々にではなく、突然起こる大変化ですが、
これは普段からアンテナを高くたてて
敏感に察知する経営の嗅覚みたいなものでないと
予測することは難しいので厄介です。
今、まさに起きている新型コロナ騒動も同じです。
昨年末中国の武漢がロックダウンされ、
今年に入って豪華客船ダイヤモンドプリンセス号が、あれだけ大騒ぎになったのに、
一体、どれほどの経営者がこの4月末の状態を予測して事前に対策をうてたでしょうか?
現在の状態を予測できなかったとしても、
「これはヤバいぞ」とトレンドの変化を察知するには、
そのトリガーとなる次の三点に注意しておきましょう。
① 新しい技術進化、製品イノベーション:
既存市場を一変させる代替品を提供してくる可能性が高く、
スモールカンパニーの最大の脅威です。
既存のビジネスモデルを破壊する威力があります。
② ユーザーリテラシーの向上:
一時的な流行かとおもいきや、すっかり定着してしまうやつです。
「今ではすっかり“コレ”だよね」と言われる「コレ」の部分に要注意です。
ユーザーは知識を増やし、製品やサービスに習熟するとその価値を認めなくなります。
既存の製品価値をサビつかせる脅威です。
③ 自然災害:
巨大地震、巨大台風は地域社会を一瞬で破壊するので、
目に見える惨状が社会のメンタルを変化させてしまいます。
以上の三点は常に注意が必要です。
ところが、多くの経営者は以下の一点ばかりみています。
④ 法令の改変:
過去の延長線上に改変を繰り返しているだけなので、
世の趨勢をひっくり返すような変革には至りません。
改変に対応すればビジネスロスが減る、
少しチャンスが増える程度の影響しかない場合が多いです。
ワクチンはいずれ完成します。
With Corona, After Coronの世界で勝利を手にするか否かは、これからが正念場です。
私たちスモールカンパニーの真の敵は何なのか?をよく見極めて、
長期化するコロナ騒動を一緒に乗り越えてゆきましょう!