嬉しい反面、なんだか責任重大な気もしている。人の人生を変えてしまった。こういうダイナミズムがキャピタリストの醍醐味なのかもしれない。
正直、僕は人の相談事に巻き込まれやすく、老若男女の色んな人達の相談を受けていて、今まであまり不満足な結果は与えていないと自負している。それはひとえに人へ親切にすると心地よいということと、自分の価値を落としたくないという気持ちからである。
経営者は孤独であり、どんな優秀な経営者でも、心の中で叱咤激励を時には求めている。
僕のメンタリングはそんなハードなものではないけれども、その人の置かれた状況を俯瞰して、冷静に、本人の力の漲る方向性を見出すことは得意分野だ。
そう言った意味で、僕は空気を読まず気丈にガツガツ進むタイプではないし、参謀タイプなのかもしれない。
いくつかの会社の社外取締役でも兼務しながら、自分の好きなことをやっていくのが、結構理想的な働き方なのかもしれない。
そう生きるためにも今がんはらなくては。周囲のみんなが期待してくれるのだが、その分、非常にプレッシャーも遠慮なく強くなってきている。
とにかく業務効率を早めないと、新たなものを取り入れることはできない。個人をベンチャー化しないと、やっていけない。