アナリスト試験の一次試験の結果が戻ってきた。
無事三科目一発合格ができていた。
お世話になっている方々の顔に泥をぬれないので、これでひと安心である。
先輩から美味しいものをおごってもらう約束をしてもらった。
およそ40%の合格者のほとんどは、二回から四回に分けて合格しており、計算すると、一発合格は受験者の数パーセントであり、なかなかの難易度となる。それも試験前4ヶ月間だけの準備期間なので、それなりの成果とすることができた。
二次試験まで時間がかなりあるので、別のことに集中して成果を出したいと思う。
また先日の上海では、大切な知り合いと、とても有意義な情報共有をした。中国はこれからがとても面白い。経済成長が止まり、物質的な豊さへの階段が外されたときからが面白いのだろうと改めて思った。
なぜなら、平たく言うと、そのように、「幸せとは何だろうか?」「非物質的な豊かさとはどんなものなのか?」「精神的に豊かになるにはどうすれば良いのか?」と問いを立て始めて人々が覚醒したときこそが、その国の真価が問われる時なのだから。
自分たちのアイデンティティである、中国の文化や歴史が否応無しに見返され、現在の日本のようなマインドに近づくものだと考えられる。最初は不器用に自分自身のアイデンティティを模索するだろう、日本が通った道筋のように。しかし、いずれ気づくはずだ。風水や八卦や五行や古武術などの、気や霊性など、目に見えないものを扱う文化は、実は中国が一番持っている国なのだ。この巨大なポテンシャルは間違いなく、世界一だ。
このシナリオが描き出す未来に、僕は心底、ワクワクしている。