ベンチマーク | 1丁目住人のブログ

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将来の目標として、何人か、ベンチマークというものを考えている。
その一人が、京都でDari Kというチョコレート屋さんをやっている吉野慶一さんである。

吉野さん

ここはもともと前職で京都出張のときに通っていた二条駅近くのお店なのだが、僕はここのチョコが、今まで食べたどこのチョコよりもうまいと思っていて、海外の高級ブランド品なんかと比べても全く負けることがない。なので、チョコが好きで大事な人には、このチョコを取り寄せて差し上げている。1個300円くらいとヒジョーに高価なのだが、一度食べるとその濃厚さとさわやかな甘さに病み付きになるので、満足感がハンパではなく、今のところ評判も非常に良い。

特徴は、世界第三位のカカオの産出国であるインドネシア、スラウェシ島産のカカオを使っており、直接店舗で店長の吉野さん自らが焙煎してペースト化しているという点。カカオ産出国はコートジボワールやガーナが有名だが、日本の一番近くでは実はインドネシアなのであるが誰もしらない。なぜならインドネシアからの輸入は1%にも満たないからなのだ。

インドネシアのカカオは品質は他国に劣らないものの、そのほとんどが収穫後の工程=発酵工程を経ずに出荷しているため、他国の輸入品に負けていたのである。そこに目をつけた吉野氏は、海外での外資金融アナリストを辞め、起業したのである。現在では、国内外色んな方面から高い評価を受けるに至っている。

まず等身大の自分の好きなビジネスをやっていて好感が持てる。全部自分で考えてまずやってみる。日本を含めた先進国のニーズと後進国のリソースと成長ベクトルをうまく繋げて、国際的なビジネスにしている。スモールサイズからはじめて、地道に着実に大きくしていっている。
そして、金融アナリストから脱サラというバックグラウンドも非常に似ているのだ。

Dari K

チョコ好きの皆さんは、もうすぐバレンタインなので、ぜひ、ご一考を。