さて、よい子の皆様は不良な私と違って、ちゃんと劇場に足を運んで 『 ドクター・ストレンジ 』 を観覧された事と思いますし、私同様不良な輩は、劇場公開が終了してしまってから慌てて DVDを購入されてそれぞれのご自宅で観賞されているであろう 《 マーベル・シネマティック・ユニバース 》 シリーズの 『 ドクター・ストレンジ 』 でありますが、このほど、いくつかの媒体にまたがって発表されていたらしいコミック版が単行本として刊行されました。

ドクターストレンジ・コミック版
春壱 著『 ドクター・ストレンジMARVEL DOCTOR STRANGE ) 』
( 講談社 / 2017 年 6 月 / 密林参考価格は ¥ 463― " 定価は外貼りシールに表示してあります "、ということですがそれは書店のレジで破棄されてしまったようで、複数の商品を同時に購入して自宅に戻ってしまった今となっては、一体いくらで購入したかは不明になってしまっています )


 マンガボックスという電子アプリ雑誌で連載されていたらしい映画の後日譚的な別物語 ( 人物の設定はオリジナルのキャラを追加した上で若干変更されているようですが? ) をメインとしつつ、それに 『 週刊少年マガジン 』 に掲載された映画のストーリーの前日譚となる 『 ドクター・ストレンジ エピソード ゼロ 』 と、さらには映画公開直前に公式ツイッター上で公開されていたという四コマ漫画を付録的に掲載して一書に纏めたもののようであります。

 メイン・ストーリーについて一言すると、ちょっとラブ・コメ臭がくどく、マニアの方には不評なようで、私もその辺りはもうちょっと抑えた感じにしても良いような気はしなくもなかったのですが、初心者向けとしては十分に許容範囲内にあるようにも思います。

 ストーリーより何よりも、アメ・コミ的な画風が苦手な私には、日本の漫画的な画風が何より助かりますので、できればラブ・コメ臭はもう少し抑え気味にしながらの、今後の続編を期待したいところであります。

 えっ はてなマーク

 劇場へ足をはこんでいないどころか、 『 ドクター・ストレンジ 』 なんて DVD も観てないですって はてなマーク

 なんて罰当たりな 叫び

 政清おばさんにひっぱ叩かれますよ。

 まずは、 『 ドクター・ストレンジ 』 からで構いませんので、あなたもこれからすぐに 《 マーベル・シネマティック・ユニバース 》 シリーズのお勉強をしなければなりませんね。