さて、本日 ( 2017 年 6 月 30 日 ) は、奇跡の異能力者エスパー・小林さんがお勧めする最強のパワー・スポットの一つとしても知られている小野照崎神社境内に造営されている富士塚の、年に一度の山開きが行われる吉祥な日でありました。そこで私も、年に一度のこの日に、小野照崎神社境内の富士塚を登拝し、少しでもその開運パワーのおこぼれに預かろうと、事前に綿密な計画を立てて虎視眈々とこの日の来るのを待ち構えていたわけなのでありますが、朝、ベッドから離れて窓を開けると外は存外の雨。開運パワーのシャワーはまた来年までお預けとしたところであります。
世間を見渡すと、どこやらのスピ・グループの面々が、やはり小野照崎神社の富士塚登拝をもくろんでいたらしく、雨の中を傘を片手に富士塚登拝する様子などがネット上にアップされていたりもしたようですが、これはやはり計画変更して正解だったようであります。
そんな小野照崎神社は都内某所の台東区は下谷 ( ネット上の地図には、かなり拡大しないと名称が表示されないものもあるようです ) 、最寄り駅を地下鉄日比谷線の入谷駅かJR山手線の鶯谷駅とし、言問通りが金杉通りと交わる 《 根岸一 》 交差点から金杉通りに入って最初の 《 根岸 3 丁目 》 交差点のやや奥まった一角に鎮座されています ( 下の写真は、以前に同社を参拝した際に撮影したものです ) 。
文学とともに法学にもに明るく、地獄の閻魔大王とはマブダチで、夜ごと京都東山の六道珍皇寺にある井戸を入口とし、京都嵯峨の福生寺にある井戸を出口としながら異次元にある地獄へと舞い降りては、法学の知識を活かして地獄の法廷で閻魔大王の補佐をしていたと伝えらる
下谷坂本富士という通称でも知られているというこの富士塚は、通常は鉄柵で囲繞されていて中に入る事は出来ないのですが、年に一度の山開きの行事が行われる毎年六月三十日と七月一日の二日間だけは、一般の参拝者に対してもこの富士塚に対する登拝が許可されている、という事で、かのエスパー・小林さんも、ここ数年は毎年のように参拝していると著書の中で述べられていました。
上の写真は以前、山開きされていない通常日に小野照崎神社を参拝した折りに撮影させていただいたものなのですが、普段はこのように、奇跡のパワーを秘めた富士塚とそこに勧請された浅間神社は、鉄の門で固く結界されて世俗の波動から守護されています。
フーテンの寅さんとして知られる俳優の故・渥美清さんが、この神社でかつて断ち物として禁煙を誓って願掛けをする事によって寅さんシリーズの寅さん役を手にする事ができ、それによって国民的な俳優としての成功を手中にした、というエピソードは広く人口に膾炙していますが、このエピソードはおそらく、末社の浅間神社の方ではなく、小野篁命がお祀りされている小野照崎神社本体の方に関わるものであろうかと思われ、その意味からは、富士塚が結界に守られている通常日にお参りしても、小野照崎神社の開運作用の効果は十分に期待でき、富士塚への登拝はかなわぬまでも、近いうちに小野照様をまた参拝しようかと思案している夕暮れでもあります。
渥美清さんほどの成功は必要ではなく、それよりはもう少し控え目で構いませんので、ノン・スモーカーの私でも禁煙を断ち物として願掛けをすれば、せめて悪くもないのにクソな連中にペコペコしながら日銭を稼いで口を糊するような生活から椅子を蹴り倒してオサラバできる程度の Big Money を手中にする事は可能でしょうか?
もし可能であったならば、今すぐにでも禁煙 ( 但し受動喫煙は除きます ) を断ち物として願掛けしに行くのですが……。
まぁ、さすがにノン・スモーカーが禁煙を断ち物として誓ってもご利益がいただけるかどうか定かではないので、それはまだ試していませんが、来年には、通常の小野照様の参拝とはとくに別して、年に一度の山開きに際しての富士塚登拝をぜひとも実行し、その事による多少の運気底上げ効果を期待したいところではあります。
もちろん、いくら最強のパワー・スポットとはいえ、ちょっとお参りした程度で、空から突然三億円が降ってくるような奇跡は期待できないであろうという事は渋々承認……、ではなく重々承知してはおります。
そもそも、仏教的な見地から言えば、パワー・スポットを訪ねるというのは 《 縁 》 に相当するものなのではないかと思われ、それのみで即座に 《 果 》 を期待するには少し弱いような気がしなくもありません。
まぁ、いずれにせよ、それはまた別の機会にでも考えてみる事に致しましょう。