■ ゴム部品関連の軽整備
走行距離16万キロメートルを越えて、いまだに酷使されている気の毒なヤマハXTZ125「ねこちやづけ」
昨年の10月頃に行ったお手入れ内容について、完全に忘れ去る前にメモを残しておいたりするのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ GIVIモノキーベースのクッションゴム更新
XTZ125のトップケース用ベース。
遥か昔、小型のモノキー系ケースが売られていた時代に入手してから、運用を継続しているアルミ系ダイカストのベース。
普段は小型のトップケースを装着し、ツーリング時には大型のケースを装着可能だという点で、極めて便利に活用している。
(が、最近はモノキーベースに装着可能な小型ケースは販売されていない。GIVIとしては小型ケースをメインとしたモノロック系と棲み分けしているつもりだろうが、モノキーケースを運用しているツアラー系バイクでも、普段は小型ケースの方が都合が良い場合も多い。 GIVIはモノキーベースに取り付け可能な小型ケースを早急に発売すべきだと管理人は考えてしまう。 なお、モノロックと共用できるものでも良い。 この問題が解決できる他メーカー・他ブランドの製品があるなら乗り換えも検討してしまう。)
そんな長期に渡って使い続けている本品。
ベースの四隅に取り付けられたゴムのクッションが摩耗と圧縮によるためかへたり気味。
取り付けたトップケースがカタカタ振動したりすることも発生したりする。
画像中央付近の円形突起部分がゴム製のクッション。
抜き取るとこんな形状のゴム部品が穴に嵌められている。
重量物を積んだり、長期の使用によってへたることは避けられないクッション部品。
幸いなことに、GIVIではこれらクッション部品等の消耗品が補修部品として用意・販売されているので、
ゴムのクッション部品を購入して、新しいものに交換しておいた。
これでゴム部品の摩耗や圧縮によるヘタリについては解消することができた。
現在運用している希少な小型のモノキーケース。 まだまだ運用しなければならないのだろうか。
■ リアフェンダーを留めるグロメットが崩壊したので交換
導入から19年近くが経過している本車。
ゴム部品が劣化している部分も多々あり、それぞれお手入れや交換が必要になっている。
そのリアフェンダーは、シート後端下あたりでボルト2本でフレームに固定するほか、
リアフェンダーの先端(後端)付近で、フレームの凸部にリアフェンダー側の凹部を引っかけて固定するようになっている。
(凹部)
その凸部と凹部の間には、本来ゴム製のグロメットが装着されていた。
そのゴムグロメットが劣化して崩壊した今では、フレームの凸部とリアフェンダーの凹部の間に隙間ができて、場合によっては両者が接触してカタカタ音が出たりする可能性がある。
もちろん、リアフェンダーを固定する(脱落させない)機能としてはボルト2本と凸部凹部だけで実現していて、ここのグロメットが崩壊してもそれほど重大な問題が発生することはないのだろうが、気分的にあまり嬉しくないということで、ここは純正部品を取り寄せて補修しておくことにした。
リアフェンダー側の凹部に、この突起を差し込んでからボルト2本で固定している。
取り寄せたヤマハ純正部品。
部品番号 5RM-F1719-00
フレーム側の凸部に被せて使うようなちいさなゴム部品。
別に純正部品に拘らなければ、凸部にゴムを巻くとか、ビニールテープを巻く程度でも目的を果たせるのだろうが、もともとそれほど高い部品でもないし、他の部品を発注する際に合わせて発注しておいた。
凸部にグロメットを被せて、
ここにリアフェンダー側の凹部を差し込んでひっかける。
リアフェンダーを取り外したついでに、樹脂に油分を補給とか。
リアフェンダーとフレームとの間にゴムのグロメットが装着された。
これでリアフェンダーが振動でカタカタ音を立てることもなかろう。
(もともと気づくような音はなかったが。)
ひとまず満足したので、ちょっと軽くお出かけ(柿の買い出しとか)に続くつもり。