■ 定例の維持管理
走行距離16万キロメートルを越えて、いまだに酷使されている管理人のヤマハXTZ125「ねこちやづけ」
昨年の夏に行った作業が「お手つき」になっていたので、今更ながらまとめてアップしておいたりするのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ ブレーキキャリパーもみだし
ずいぶん長いこと使い続けている感じがする本車のブレーキキャリパー。
取り外したり、洗ったりするのは何度目だろうか。
いつもの前ブレーキまわり。
外皮が劣化したスピードメーター駆動用のケーブル。
交換した方が良いのだろうが、いまだに使用し続けている。
ディスクのプロテクターを外し、
ブレーキキャリパーを留めるボルトを抜いて、
キャリパーを取り外した。
緩めておいたパッドピンを抜いて確認。
錆びている訳ではないが、粉っぽい物質が付着していたりする。
ブレーキパッドの様子。
良い子は交換しなければならない時期だろうな。
今回は軽く揉み出しだけしておこうということで、
ブレーキピストンを少しだけ出して、
清掃。
清掃し難い部分等があるので、専用工具でピストンを回しながら清掃していく。
清掃した状態。
ブレーキグリスを塗ってピストンを指で押し戻す。
ブレーキレバーを操作したら、ピストンの動きが軽くなって二つのピストンがほぼ同時に出てくるようになる。
そういえば、同時に前タイヤを交換する作業も行っていた。
⇒ 手動式タイヤチェンジャーで前タイヤ交換IRC GP-210 ヤマハ XTZ125「ねこちやづけ」
動きが軽くなったブレーキキャリパーを、
フロントフォークに取り付け。
キャリパーの位置を落ち着かせて仮留め。
ブレーキレバーを何度か操作してキャリパーのブレーキピストンを押し出し、ブレーキの利きを確認。
異状が無いようなので、ブレーキキャリパーを固定してディスクのプロテクターを取り付け。
試走に出かけても異状が無かったので、作業は完了としておいた。
■ エンジンガードを大から小(純正オプション:TT‐R125用)に変更
すっかく暖かくなっていた時期、厳冬期に空冷エンジンが「過冷却」されて走行困難になることを防ぐ目的で取り付けたポリタンク改造の大型エンジンプロテクター。
これからエンジンが冷え過ぎで困ることは無いはず。
エンジンガード。
廃品を用いて適当に作った割には長期間の運用に耐えている。
外れた厳冬期用エンジンガード。
しばらく保管しておくつもり。
エンジンの下面。
TT‐R125用のエンジンガードと同一の小型エンジンガードを取り付けた。
■ キャブレターの清掃とか調整とか
普段、粗悪燃料等を入れられたりする機会もあったりする気の毒な本車。
ただでさえ消耗した部品に汚れが溜まったりするので、たまには清掃しておいたりする。
ついでに、しばらく前に混合気を濃くして様子を見た際に移動させておいたニードルのクリップ(下段)。
クリップの取り付け位置を標準(中段)に戻しておいた。
標準状態。
その他、
ピストンバルブの内部にも汚れが溜まっているので、
キャブクリーナー等を用いて、
洗浄しておいた。
洗浄後。
ニードルを戻して、Ω型のクリップで固定。
スロットルケーブルを、
キャブレターのトップ・スプリング等を通して取り付け、
キャブレターの中に収めておいた。
その後、快調に走っているので、特に問題はないのだと思う。
昨年の8月に実施したXTZ125関連の作業で積み残したのはこれくらいだったはず。