■ 日頃のお手入れとか
管理人が主にツーリング用として運用中のヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」
導入から年月が経過し、各部に劣化したり傷んでいるところがあったりしたので、部品を取り寄せて交換しておいたりするのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ エンジン固定用フランジナット交換
以前、エンジンガードの入換を行った際、ヤマハ純正のフランジナットの「角がなめてしまう」という事態が発生していた。
そんな純正ナットを使い続ける訳に行かず、その代わりにツラーテックのエンジガード(箱型)ラージのステーを留めるために使っていたナイロンナットをそのまま利用している。
ここだけ銀色で周囲とは異なる仕上げに違和感を感じたりするのだが、普通の人は言われなければ気づかないだろうな。
残念ながら状況と原因を把握してしまっている管理人。
たまに気になったりするので、ヤマハの純正部品でフランジナットを取り寄せて交換することにした。
取り寄せた純正部品のフランジナット。
セルフロック機能あり。
部品番号が95607-10200
これまで代用していたツラーテック製のナイロンナットとの比較。
今回はナットを取り外して、新たなナットを取り付けるだけ。
エンジンが脱落するような心配もなく、作業は完了している。
■ アイドラーホイール(下段)の更新とか。
本車のアイドラーホイール、
上段と下段の2種類がある
上側のアイドラーホイールは健在。
下側のアイドラーホイールは、
劣化して崩壊が始まっている。
このアイドラーホイール、車体に留めているボルトは、純正オプション品のメインスタンドを格納するためのスプリングを引っかける部分になっている。
スプリングを引っかけるフック部分があるとボルトが抜きにくいので、フック部分を取り外しておく。
上の画像は外したスプリングとか。
フックがない状態。
ボルトを抜いて取り外したアイドラーホイール(下段)
ずいぶん劣化が進んだな。
崩壊しかけのアイドラーホイール(の周囲の樹脂)。
劣化した樹脂から、再利用する本体を確認。
取り外してみた。
アイドラーホイールを留めるボルトを抜いた状態。
今後、他車からの流用等を検討する際の資料とするべく、各部の計測を行っておいた。
新しい部品を引っ張り出してきた。
柔らかい、飴色の樹脂。
また劣化しそうな気がしないでもない。
こちらは適当な樹脂ホイールに換装できないかと検討中。
代用品を探す(作成する)際の参考として、各部のサイズを計測しておく。
最後に、ホイールをシャフト(本体)に被せ、
新アイドラーホイール。
ボルトで車体側に取り付ける。
グリスを塗り、
フレームに、
アイドラーホイールのボルトを通し、(メインスタンド用)スプリングを引っかけるフックを取り付けた。
アイドラーホイールとフックは取付完了。
これにスプリングを取り付ける。
取付の際にはスプリングフックを利用。
チェーンの弛みを確認。
メインスタンドを格納した状態のスプリングも確認。
とくに異状な無いようなので、今回の作業は完了としておいた。