■ ウインカーボディの損傷個所を補修

 最近、復活を果たした管理人のXTZ125「ねこちやづけ」

 そのウインカーの光源には、新たに高輝度LEDを装備することになったのだが、

(参考)高輝度LED化 再度ICウインカーリレー装着【復活】ヤマハ XTZ125「ねこちやづけ」

 その光源を入れ替えする際には、ウインカーレンズを脱着する必要があり、ウインカーボディの過去に受けた損傷部分が崩壊するなど、若干の問題が発覚したりしたので、とりあえず補修だけ軽く実施しておいたりしたのだった。

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。

各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。

こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。

万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ 無塗装樹脂部品に接着剤

 過去にメンテナンススタンドの上から転落したり、その他障害物等との接触した際に損傷してきた本車のウインカーボディ。

 その内部に設けられた光源(電球やLED)を脱着する際には、ウインカーレンズを脱着する必要があるのだが、本車のウインカーレンズはボルトやネジで本体に固定されているのではなく、爪と凹部分が噛み合って固定されている。

 そのため、脱着のたびにレンズとボディ本体が変形・撓む必要があり、これが原因で爪や凹部分が損傷する場合がある。

 

 そんな損傷の例。

 

 本車の場合は、過去に凹部分・爪部分がほぼ断裂する状況になっていたところを、(半田ごてを用いて部分的にプラスチックを溶かして)プラスチックの溶接を行い、補助的にテープを用いてレンズの脱落防止を行っていた。

 

 その脱落部分を確認。

 レンズの方には特に破損個所は見当たらず。

 

 ウインカーボディの方は、車体中央側の爪部分が脱落している。

 

 一部が欠けてしまったウインカーボディ。

 

 過去に半田ごてを用いた溶接で補修をしていたのだが、劣化が進んでいよいよ脱落してしまった。

 

 ここで本来なら、補修用に純正部品を取り寄せて部品を交換するのが正しいのだろうが、本車のウインカーボディ(ブラジル生産仕様で、あまり一般的な形状ではない。その他の生産国仕様の場合、ウインカーボディの形状からして異なっている。)は、新品部品を取り寄せる(純正部品の検索ページで検索する)としても、結構な価格になりそう。

 ちなみに、管理人は過去に予備部品として「XTZ125用リアフェンダー(後ウインカー付き)」を入手しており、最悪その予備部品からウインカーボディを取り外して、破損した部品と交換してしまえばよいのだが、今後のことも考えて、今回は破損した部品を補修して再利用する。

 

 ここで、破損した部分の補修は、接着剤を用いて行う。

 管理人が最近多用している多用途接着剤、「スーパーX」のさらに進化版、その黒色仕様を利用している。

 接合する面の両側に薄く接着剤を塗布。

 しばらく乾燥させてから両者を接着。

 

 接着力が安定するまで結束バンドでレンズの脱落防止をしておく。

 

 という訳で、応急処置というか仮補修を行っておいた。

 

 その後、林道等を走行しているが、レンズの脱落等は発生していない。

 

 

交直両用【毎月】 2023年06月