■ テネレ用エンジンガード2種、共存への道
管理人が主にツーリングで使用中のヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」
そのエンジンまわりには、GIVI製のパイプ型エンジンガード(TN2105)を装備している。
そして、エンジン下部を岩等との接触から保護するため、ツラーテックのエンジンガード(箱型)も併せて装備しているのだが、同じGIVI製のエンジンガード(箱型)RP2105とは異なり、ツラーテックのエンジンガード(箱型)とGIVIのTN2105の同時装着ができるように配慮されているわけでは無い。(通常の取付方法では、両者のステーが同じ空間に重複するため、同時装着は物理的に不可能)
そこで、何とか両者を共存させようと努力したのが前回。
今回は若干の改良を加えて、強度アップと現実味を増したりしたのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ 取り付け方法の簡素化
■ 取付方法「樹脂板を介しての取り付け」→「ステンレスバンドとボルト」
今回、取り付け方法として選んだのは、
ゴムクッションをもつステンレスバンド。
一般的にはホースやパイプをクランプするためのものらしい。
今回は、このクランプする対象のパイプとして、GIVIのパイプ式エンジンガードTN2105を想定している。
これまでの装着状況。
GIVIのパイプ式エンジンガードTN2105とツラーテックのエンジンガード箱型を樹脂版を介してボルトで留めている。
そして、樹脂板が劣化して崩壊するなどすると、走行中にエンジンガードが開く(=前半分が下方向に落下して地盤面に引っかかる→エンジンガード箱型が地面に引っかかる→エンジンガード先端を支点として車体が吹き飛ぶ)と非常に危険な状態になってしまう。
たまたま他の目的で購入したステンレスバンド(サイズが大きいので、パイプ式エンジンガードに対して斜め方向に取り付けてある)
パイプとステンレス製ホース・パイプクランプ
斜めかけの状態
斜めのバンドはイマイチ美しくないので取り外し、
一旦エンジンガードを開いて、樹脂製のプレートを取り外した。
小型のステンレスバンドに取り換え。
ちょうど良いサイズだったので、パイプエンジンガードと箱型エンジンガードを繋ぐちょうど良い位置関係。
なかなか良い。(幸運)
ステンレススクリュ(ビス)でとりあえず取り付けておいた。
そして、それまで「斜め掛け」で使っていたステンレスバンドも、モッタイナイので使っておこうと検討した結果、
もともとのエンジンガード固定用の穴(径が大きい方)とパイプエンジンガードを繋ぐとちょうど良い位置関係だった。
せっかくなので左右ともに大きなバンドも取り付け。
計4本のバンドでエンジンガード間を接続した。
意地でもエンジンガード(箱型)を落とさない(開かせない)鉄壁の固定方法。
という訳で、この状態で運用している。
鉄壁といっても、下側(箱型エンジンガード)の前側固定は、上側(パイプエンジンガード)に依存しているので、上側(パイプエンジンガード)が脱落したら下側も脱落するのだが、上側が破損すること時点で無事では済んでいないだろうということで、運用上の問題にはならないはず。