■ タンクバッグの位置を若干後方に移動
管理人が運用中のバイクで共通して運用できるように努力中のSWモテック製タンクバッグ(ツアー)
これまでヤマハXT660ZテネレとMTT850トレーサー900には共通の燃料タンク給油口にアタッチメントを取り付けて、ワンタッチで脱着できるようにしていた。
ただ、燃料給油口とメインキーシリンダーの位置が非常に近いため、一般的な機種とは使い勝手が異なるXT660Zテネレの場合、タンクバッグを燃料タンク上に取り付けると、キーシリンダーの操作がほぼできなくなってしまう。
ワンタッチでタンクバッグを脱着できるとはいえ、キーを操作する度にタンクバッグを取り外すことは避けたい。(面倒なので)
そこでタンクバッグの取り付け位置を若干車両後方側に移動させて、キー操作をより容易にしようと努力してみたのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ 取り付けアダプターの位置を変更
SWモテックのタンクバッグ(ツアー系)の場合、実際にバイクに取り付けると、
トレーサー900に取り付けた場合。
なお、以前に(最初に)各機種にタンクバッグを取り付けた際のはなしは、
ヤマハ(SWモテック)タンクバッグツアー取付(#02「キャッチ」固定) ヤマハトレーサー900「
GIVIタンクロックからSWモテックEVOタンクリング【改修】XT660Zテネレ「ねこわさび」
あたりに書かれている。
以前、XT660Zテネレ用としてGIVIの「タンクロック」シリーズを取り付けた際には、タンクバッグを取り付けた状態でもメインキーの操作ができるように、自作のアダプターを介してタンクバッグを取り付けていたのだが、SWモテック製のタンクバッグツアーを導入した際に、タンクバッグが大型化したことから、強度的な余裕を考えて自作アダプターを介さずにタンクバッグを装着するようにしている。
ただ、こうなるとタンクバッグを装着した際のメインキーシリンダーの操作が困難になってしまう。
タンクバッグと燃料タンクキャップとを繋ぐアタッチメント部分の取り付け位置を変更すれば、なんとかキー操作ができるようになるのではないか?
と考えたのだが・・・
タンクバッグ本体とアタッチメント(ロック機構がある部分)を分離して、アタッチメント部分だけを取り付けてみたところ、この状態でもすでにキー操作が困難である。
ちなみに、改修前の状態で、
キー操作の問題だけでなく、シートの上方あたりの「浮き」具合(=隙間)も問題になっている。
(ここの隙間には小型の工具箱とクッション材を挟み込んで運用している。)
更に、
ハンドルを目一杯に切った際にも、ハンドルバーの上のクッションと、タンクバッグが若干干渉する。
軟らかな物体同士なので対して問題ではないが。
キー操作の問題は解決しそうもないが、その他の微妙な問題を解決しようということで、
タンクバッグツアーの底部分、アタッチメントを取り外した凹み部分。
アタッチメントを固定するボルト4本が見えているのだが、このボルトの取り付け位置を可能な限りタンクバッグ前方に移動させることにした。
タンクバッグに付属していたガイド板(冶具)を目一杯タンクバッグ前方側に取り付けて、
電動ドリルで穴をあける。
以前の穴(2箇所見えている)と新しく開けた穴の距離分だけ、タンクバッグの取り付け位置が車体後方側に移動することになる。
冶具を外したタンクバッグの底部分。
穴の数が無駄に増えてしまった。
新しく開けた4箇所の穴にボルトを通し、アタッチメントを固定した。
新しいアタッチメント位置で、燃料タンク上にタンクバッグを取り付けてみた。
XT660Zテネレの場合、タンクバッグ後方の「浮き具合」が一層際立つ結果となった。
これは本格的な工具箱を載せることもできそうなくらい広大な空間が誕生してしまった。
タンクバッグを取り付けた状態で、メインキーシリンダーのキーを操作することは困難だが、無理やりやれば出来ない程でもない。(キーを抜くことはできないが、回すくらいの操作ならできる。)
ちなみに、
トレーサー900にタンクバッグを取り付けた場合は、
以前よりもタンクバッグが車体の後方に移動して、ハンドルバーまわりとの隙間に余裕ができた。
こちらはもともとハンドルバーと干渉するようなことは無かったのだが、以前よりもハンドルバーとの間の隙間に余裕ができた。。