■ 古い陸橋が消える前に訪れてみた

 以前、 日本最初の歩道橋が撤去 でも訪れていた、愛知県清須市西枇杷島町あたりの古い陸橋(跨線橋)が架け替えらるという話なので、それが消えて無くなってしまう前に訪れておくのだった。

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。

各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。

こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。

万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ 洪水対策で消える橋達

 この辺り、地名からして「枇杷島」というくらいなので、もともと川の中にある島的な土地を中心とした低い土地のようで、実際に過去に大きな水害に見舞われている。
 枇杷島陸橋の近くには「枇杷島橋」が庄内川に架かっているのだが、この橋は桁下が低く、付近が庄内川の狭窄部であることもあって洪水を流下させるのに支障となっているため、枇杷島橋を架け替えることになり、既にその工事は始まっている。
 そして枇杷島橋の架け替えにあわせて枇杷島陸橋も架け替え工事が始まっていて、古い枇杷島陸橋が無くなってしまう前に、一度訪れてみることにした。
 
 この枇杷島陸橋、今回調べてみたところ、昭和10年の完成で、それから80年以上が経過している。
 当然老朽化しているのと、片側一車線で「原付通行禁止」になるほど狭い道幅の為か渋滞が慢性化していたので、大きな水害が無かったとしても、そのうち架け替えが必要だっただろう。
 
(参考)
 最近の水害や、周囲の橋とあわせて架け替えを行う経緯等については、 愛知県の枇杷島陸橋改築工事について
 工事の詳細については、他のページに詳しかったので先に紹介しておくと、枇杷島橋架け替え工事見物
 あたりに詳しく書かれている。
 

■ 枇杷島橋から枇杷島陸橋

 特に何かした訳でもないのだが、
 名古屋側から西枇杷島側に向けて枇杷島橋で庄内川を渡る。
 
 枇杷島橋の上。
 清須市に入る。
 
 前方にも工事現場が続いていて、
 
 枇杷島陸橋と、工事中の陸橋が見えてくる。
 
 陸橋の左側に工事中の陸橋。
 古い陸橋と、その右側に側道。
 側道には名鉄名古屋本線を渡る踏切がある。
 その右側には以前いろいろな建物が並んでいたのだが、既に立ち退いて建物が撤去されている。
 (既に撤去された建物の中には「ぐっち」という二輪用品を売っている店があり、管理人も何度か訪れたことがあった。)
 
 ちなみに、工事中の陸橋の下にも側道があり、こちらにも踏切があった。
 以前通行した際には、原付は陸橋部分が通行禁止だったので、上り下りの両側で踏切を通過する必要があった。
 
 陸橋部分に進入。
 
 遅い原付が走っていたら、追い越し出来そうもない道幅。
 
 工事中の新しい陸橋。
 愛知県のページを確認したら仮橋だった。
 
 仮橋が巨大に見える。
 80年前ならこの道幅でも十分だったのだろうが、今ではずいぶん狭い道になってしまった。
 
 陸橋の頂上付近。
 仮橋が無ければ、左下方向には名鉄名古屋本線西枇杷島駅が見えるはず。
 2000年の東海豪雨の際には、水没した西枇杷島駅をここから撮影したな。(たしかCRM250AR「ねこまつしぐら」で)
 
 陸橋を降りる。
 
 前方には横断歩道橋が見えてくる。
 
 この歩道橋、以前に 日本最初の歩道橋が撤去 で紹介した、古い歩道橋があった場所に建て替えられた新しい歩道橋である。
 
 周囲の景色はだいぶ変わってしまっていた。
 この歩道橋の話は、 「知れば知るほどおもしろい 日本の道路がわかる事典」が出版されたりした にも書かれていたりする。
 
 今回、CX-8で訪れたこともあって、(車を停める適当な場所もなかったので)ただ通過するだけで終わってしまった。
 付近を歩き回ることができたなら、古い陸橋自体を観察することもできたはず。
 そのうち、また訪れてみるつもり。
 
 
 
 

SDカードエラー発生【毎月】 2023年01月